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805. 知人の送別会へ向けて:ワインとチーズについて

March 26, 2017

午前中の仕事を終え、フローニンゲンの街の中心部に買い物に出かけた。明日は、京都大学から交換留学で来た友人の送別会を開催することになっており、飲み物と食材の買い出しに出かけた。

 

私は普段アルコールを一切飲まないのだが、一年間に特別な日だけはお酒を少々飲むようにしている。明日はそのような日にしたいと思っていたため、街の中心部にあるワイン専門店でワインを購入した。

 

カリフォルニアで暮らしていた頃は、週末のどちらか一日にワインを飲むような生活を送っていたことをふと思い出した。その時には、ワインの奥深さに触れ、真剣にワインについて学びたいと思い、ソムリエの資格の取得に向けて勉強をしたいと思っていた。

 

そうしたこともあり、最低限のブドウ品種については知識があったのだが、今日はこれまで気に止めたことのないブドウ品種を発見した。これまでイタリア産のワインに縁がなかったため、イタリアを代表するブドウ品種である「キャンティ」という存在を今日初めて知ることになった。

 

初めて私の意識に上がったブドウ品種であるため、とても興味深く思い、これをまず購入することに決めた。そして、もう一本は、店に入る前から購入を決めていた「シラーズ」というブドウ品種のワインにした。

 

シラーズというブドウ品種は、カリフォルニア時代の私のお気に入りのものであり、とてもスパイシーで力強さがある。店内でどのシラーズにしようかと悩んでいたところ、店に置かれているものをよくよく眺めてみると、「シラーズ(Shiraz)」ではなく、「シラー(Syrah)」という表記のものが多かった。

 

親切に声をかけてくれた店員に両者の違いについて聞いてみると、どうやら両者は同じブドウ品種なのだが、原産国が異なるようである。フランスやカリフォルニアで栽培されたものが「シラー」と呼ばれ、オーストラリアで栽培されたものが「シラーズ」と呼ばれるとのことである。

 

私がカリフォルニアにいた時によく飲んでいたのは、シラーズであったため、私は現地のカリフォルニアのものではなく、オーストラリアのものをよく飲んでいたことに今になって気付かされた。実際のところ、特にロサンゼルスで生活をし始めてからは、ワインのブドウ品種というよりもその製法にこだわっていた。

 

その初期には、オーガニックワインだけしか飲まないようにしていたり、ワインの保存料として使われる硫黄が入っていないワインだけしか飲まないような時期があった。そこからは、哲学者かつ教育学者でもあったルドルフ・シュタイナーが開発したバイオダイナミック農法で作られたワインしか飲まないようにしていた。

 

これは入手が困難であり、高価なものであったが、自然や天体との深い一体化を感じるための儀式的な意味合いを持たせて週末に少しずつ飲んでいたことが懐かしい。今日購入したワインはどちらもオーガニックワインであり、両者のラベルには「bio」の表示があるが、それらは価格的にも、バイオダイナミック農法で作られたものではなく、フランス語とイタリア語において「有機的」という意味の “biologique”と “biologico”を示すものだろう。

 

ワイン専門店を後にし、行きつけのチーズ屋で、オーガニックチーズの一年発酵ものを購入した。これも有機栽培によって作られたものであり、私のお気に入りだ。明日の送別会が今から楽しみである。2017/3/4

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