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780. 知識の体系


ここのところ毎日就寝前に、自分の内側に知識の体系が着実に構築されていくことを確認するようなことを行っている。これは意識的に取り組もうと思ったのではなく、寝室に入った途端に、無意識的にそのような確認を促すような何かが発動するのである。

それはまるで、就寝前の祈りにも似た儀式のようである。自分の内側に知識の体系が着実に構築されることを祈るというのも、少しばかり滑稽に映るかもしれない。

だが、今の私にとって、確固とした知識の体系がなければ、研究や仕事にならないのだ。ここで述べている知識の体系とは、単なる情報の集積体では全くない。

哲学や思想と同様に、何らかの探究項目を教養的な知識として学ぶことは、ほとんど意味がないと思う。そのようにして獲得された知識は、内側の眼を曇らせ、内側の感覚を濁らせるような余分な贅肉である。

とにかく、自分が対象とする探究領域の知識を、自分の内側をくぐらせる形で掴み取っていく必要があるのだ。知識を血肉化させることを超えて、もはやそれが存在の一部になるまで、知識というものを自分の内側に浸透させていかなければならない。

そうしたプロセスを経て初めて、知識の体系は、研究や仕事という実用に足るものになるだろう。特に昨夜は、自分がどのような領域に関する知識体系を構築していきたいと思っているのか、またその必要があるのかを頭の中で確認していた。

すると、文字通り、頭の中に探究領域ごとの知識の体系が建築物のように浮かび上がってきた。それらの建築物を見ると、どれもが高さと強度のないものであり、それらの度合いも建築物によってまばらであった。

しかし、自分の中で、どの探究領域をどのように開拓していくかは、もはや明確になっている。最終的にどのような建築物が出来上がるのかは完全に未知であるが、手作業で一つ一つ建築物をさらに高度なものにしていこうという気概がある。

今日も午前中から、その実現に向けた仕事に取り掛かりたいと思う。ダイナミックシステム理論に関する学びを深めること、古典的な発達心理学の専門書を読み進めていくこと、非線形ダイナミクスの手法の背後にある数学理論を学んでいくこと、当面はそれらが主たる探究項目になるだろう。2017/2/26

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