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701. トレンド除去変動解析とフラクタル解析


昨日は、夕方から就寝前にかけて、「複雑性と人間発達」で取り上げた実習内容を再度もう一度自分の手で行っていた。実習の中で取り上げられた、ダイナミックシステムアプローチや非線形ダイナミクスの手法のうち、いつくかはエクセルで行えてしまうものもある。

また、実際のクラスではMATLABという数値解析用のプログラミング言語を用いて分析作業をすることもあった。ただし、私はMATLABという言語に慣れていないため、文字通り、新しい言語を学ぶ感覚でそれと接していた。

昨日、再度自分の手で実習内容を振り返るためにMATLABを開いてみたが、やはり分析がなかなかうまくいかなった。そのため、クラスで取り上げた分析手法のほとんど全てがプログラミング言語のRで行えるということを聞いていたこともあり、Rで分析を行うことにした。

もちろん、Rという言語に関してもそれほど習熟しているわけではなく、依然として初心者の域を出ないが、MATLABを用いるよりも、自分にとっては分析を進めやすい。昨日、特に私が力を入れて取り組んでいた解析手法は、「トレンド除去変動解析(Detrended Fluctuation Analysis)」と「フラクタル解析」と呼ばれるものである。

どちらも共に、非線形な動きを示すデータに対して適用可能なものであり、データに潜むフクラクタル尺度を分析することに有益である。特に前者に関して、参考になるコードをネット上で検索し、それを元に、あれこれ自分で数字やコードを変えてみることに熱中していた。

本日も引き続き、昨日の分析作業の中でうまくいかなかった箇所に再度取り組んでいきたいと思う。また、今日は「交差再帰定量化解析(Cross Recurrence Quantification Analysis)」という、二つの非線形時系列データの依存度合い、つまり、シンクロナイゼーションの度合いを分析できる興味深い手法について実習を行おうと思う。

そして、最後のクラスで取り上げた「モンテカルロ解析」についても、再度自分の手を動かしながら、分析の手順とその意味を丁寧に確認していきたい。こちらは、エクセル上で分析ができてしまうので、比較的楽に作業を行うことができる。

いずれにせよ、今回のコースで学習した数々の分析手法は、どれも今後の自分の研究や実務に不可欠のものであるため、何よりも自分の手を動かしながら、分析の手順と意味を身体に染み込ませていくことが必要である。

実際に自分の手を動かしながら、繰り返しこれらの手法に触れることによって、徐々に分析作業もスムーズになり、さらには、それらの手法に関する理解が少しずつ深まっていくのがわかる。そうした理解の深まりと共に、徐々に周辺知識が拡張していく様子も同時に見て取ることができる。

やはり、学習の髄には、熱中の最中で自分の手と頭を動かすことが重要であり、探究心に包まれた中で周辺項目について自主的に調べていくことが重要なのだろう。2017/1/30

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