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685. 査読付き論文の執筆へ向けて


今朝自宅を出発しようとした時に、玄関に一通の封筒が届いていた。送り主を確認してみると、その封筒は、四月にザルツブルグで開催される非線形ダイナミクスに関する学術会議を主宰する学会から送られてきたものであった。

ちょうど先日も、この学会から2017年の最新のジャーナルが私の住所宛に届けられていた。現在、手元には目を通しておきたいと思う論文が書斎の机の上に山積みになっている。

そのため、まだこのジャーナルを真剣に読んでいないのだが、ざっと中身を確認してみたところ、やはり掲載されている論文がどれも面白い。この学会はそもそも、非線形ダイナミクスの知見を心理学のみならず、多様な学術領域に適用することを意図しているため、ジャーナルに掲載されている領域も多岐にわたる。

そのため、領域それ自体は私の関心と全く関係のないものもあるが、非線形ダイナミクスの手法を活用するという大きな共通項があるため、どの論文を読んでも得ることが多いのだ。本日届けられた封筒を開けてみると、その中には、2016年に刊行されたニュースレターが小冊子の形式で三冊ほど入っていた。

そこには2016年に開催された会議の情報が記載されており、私も数年以内にこの学会で何らかの発表を行いたいと思う。振り返ってみると、国際会議で自分の研究を発表したのは、2016年に横浜で開催された国際心理学会議のみであり、それ以降は特に何も発表をしてこなかった。

自分の研究を深めるためにも、そして、それを形として表現するためにも、今後はより積極的に国際会議の場で発表をしていく必要があるだろう。しかし、そうした場で発表するにふさわしい知見が、自分の中で依然として圧倒的に欠落しているのも知っている。

焦ることなく、確実に日々の仕事を通じて、知識の体系を構築し、それを形にしていくことを継続させたいと思う。 第二弾の書籍に関して、完成した原稿を出版社に送ったため、そちらの仕事もひと段落したと言える。そのため、ここからは研究活動に本腰を入れていきたいと思う。

まずは、現在執筆中の修士論文を早めに完成させることだろう。この論文の提出期限は、六月末であるが、遅くとも三月中にはほぼ完成形に持っていきたいと思っている。実際には、七日もあれば全て必要な項目を書き切ることができるという確信を先日得たのであるが、提出にふさわしい形にするのは、三月半ばをめどに設定しておこうと思う。

このように修士論文の完成を早めようとしているのは、そもそもこの論文を起点にし、査読付き論文を執筆していくという意図と大いに関係している。つまり、私はフローニンゲン大学に到着する前から、この論文のテーマを決め、データをすでに取得し、最初からこの論文を査読付き論文に展開していくための原材料にしようと考えていたのである。

幸いにも、論文アドバイザーのクネン先生から、仮に査読付き論文を執筆するのであれば、セカンドオーサーになっていただけるという話をしていただいたので、是非ともこの修士論文を早めに書き上げ、そこから査読付き論文を今年中に少なくても一、二本執筆したいと思う。

また、非線形ダイナミクスの手法に造詣の深いラルフ・コックス先生にも先日メールを送り、非線形ダイナミクスの手法を活用する際に相談に乗っていただけることになった。コックス先生にもセカンドオーサーになっていただきながら、可能であれば今回参加する学会のジャーナルにも論文を寄稿したいと思う。 今年は、書くことの実践と修練をより強く自らに課す年にしたい。書くことの衝動が抑えられず、それでいてまだその衝動を解放させることができていないもどかしさがあるが、そうしたもどかしさを抱える時期というのも必要なのだろう。2017/1/25

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