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659. 睡眠の質とこれから


フローニンゲンに戻ってきてから、就寝に向かう準備を始める時間を30分ほど早くすることにした。実際に、夜の九時半あたりから就寝に向かう準備をし始め、10時を迎える頃には完全に就寝した状態にしておくと、朝の目覚めが非常に良いことに気づく。

私はこれまでも非常に早寝であり、十時から就寝に向かう準備をし始めるのが常であったが、たった30分さらに時間を早めるだけで、随分と睡眠の質に差があることに驚いている。脳と身体の回復と、その日に獲得した情報の整理に対して、夜の九時半に就寝することは、自分にとってとても良い効果をもたらしてるように思う。

夜の十時から深夜の二時にかけて、その時間帯が睡眠の「ゴールデンタイム」と呼ばれている理由が体感的にわかる気がする。この習慣を是非とも継続させていきたい。

今朝すっきりとした目覚めと共に、書斎の窓から景色を眺めた。真っ暗闇の中に雪が降り積もっているのがわかる。まさに、白と黒のコントラストで織り成された世界が目の前に広がっていたのだ。

このコントラストは非常に明瞭であり、白黒がはっきりしている目の前の世界と、白黒がはっきりしない現実世界とを対比させている自分がいた。

今日は午前八時を過ぎたあたりに夜が明けた。いつもより幾分早い時間に太陽が昇り始めたことが不思議であった。

早朝の仕事がひと段落したところで再び空を眺めると、空の一部が薄桃色になっていることに気づいた。その色はとても優しく、幻想的であったため、一目散に窓に駆け寄ってじっくりと眺めた。

幻想的な空模様の下には、非常に張り詰めた冬らしい空気が漂っている。ピンと張りつめた糸のように、とても緊張感のある空気が辺りを包んでいる。

こうした空気は、精神を弛緩させるのではなく、精神を鍛錬するのに適しているように思えた。自然環境の厳しい場所には、精神を研ぎ澄ませるような空気が存在しているに違いない。そのようなことを思わずにはいられなかった。

午前中の大半は、論文を読むことと専門書を読むことに費やした。具体的には、非線形ダイナミクスに関する三本の論文と、クネン先生が執筆したダイナミックシステムアプローチに関する専門書の幾つかの章を読んでいた。

文献と向き合うことがひと段落したところで、昨日考えていた今後の進路について再度思いを巡らせていた。やはり今年の探究テーマは、人間の発達をシステム科学とネットワーク科学の観点から捉えていくことにあると思った。

この二つの領域を通じて人間の発達を探究していくことによって、また新しい境地が開けるような気がしている。2017/1/15

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