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592. 二つのコーディングマニュアルの作成


ここ最近は、他の仕事を優先的に取り上げていたため、自分の研究から少し手を離していた。ここまでの進捗は、とても順調なものであり、毎回のクネン先生とのミーティングのおかげで、確実に研究を前に進めることができている。

今日のミーティングでは、教師と学習者間の行動分類を行うための、私が作成したコーディングマニュアルについて最初に取り上げた。先生からの修正事項もほとんどなく、このコーディングマニュアルの出来には満足している。

今後、一つだけ改善するのであれば、教師がクラス内で行う行動の中で、機能的に同一に思えるある二つの行動が別々の分類になっていたため、それを一つにまとめてもいいだろう、というフィードバックを受けた。

実は、この点については私も気になっていたのだ。正直なところ、分類表の見た目の美しさを考慮して——教師と学習者の行動分類が対称を成すように——、それらの行動を二つの概念に分類していたと言える。

しかし、クネン先生の指摘のように、分類表の対称性を確保する必要性はさほどなく、意味のある分類を行うことが何よりも重要なのである。この分類に関しては、また修正を加えていきたい。

とりあえず、現段階でのコーディングマニュアルをもとに、統計分析を行ってみることにした。教師の行動を七つの概念カテゴリーに分類し、学習者の行動を八つの概念カテゴリーに分類することができた。

実際のデータを見ながら、教師のどのような行動が、学習者のどのような行動を引き出しているのかを、この7×8のマトリクスを埋めることによって分析していくことが最初のステップである。五回にわたる各クラスと全体のクラスに対して、合計六つのマトリクスをまず作成しようと思う。

このマトリクスを作成する段階から、統計解析用のプログラミング言語Rを活用していこうと思う。Rを数ヶ月間触っていなかったので、プログラミングコードを書く感覚を取り戻さなければならないが、Rを用いることによって、データ解析が効率良く進むと期待している。

この作業に取りかかる前に、Rを活用することができるように、データ内の概念カテゴリーの名前などを加工しておく必要がある。こうした加工作業に並行して、概念カテゴリーの分析が適切なのかをもう一度確認しておこうと思う。このデータに対して、まずは教師の行動と生徒の行動がどのような関係にあるのかを分析するため、カイ二乗検定を行う予定である。 その次にクネン先生と話し合ったのは、カート・フィッシャーの発達モデルを用いたコーディングマニュアルの作成である。マサチューセッツ州のレクティカに在籍していた時に、フィッシャーのスキル尺度を用いたプロジェクトに従事していたが、今回のデータに対して、自分でコーディングマニュアルを作成していくのは、なかなか厄介な作業である。

測定者間信頼性を確かなものにするために、正確かつ明瞭な分析基準を作っていく必要がある。この作業が難航すると思われるのと同時に、そのコーディングマニュアルを用いて、クラス内でのすべての発話をフィッシャーのスキル尺度で測定していくことも骨の折れる作業だろう。

合計で500個近い会話を分析する大変さは目に見えているが、このプロセスを経ることによって、フィッシャーのスキル尺度に対する理解が格段に深まると思っている。

今週中に、上記のマトリクスの完成に向けて研究を進めたい。また、来週の木曜日に行われる研究プロジェクトのプレゼンに向けて、これから発表資料を作成していこうと思う。

このプレゼンが終われば、早いもので、冬休みに入る。2016/12/5

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