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426. 内なる原形


今から一ヶ月か二ヶ月前に経験したような爆発が自分の内側で再び起こりそうな気配を感じている。今の自分には特定領域の探究に自己を向かわせる差し迫る何かが確かにあり、それは脅迫的なものではなく衝迫的な探究衝動である。

現在直面している壁を乗り越えるには、ここでもう一度、自分の内側で爆発が起こる必要があるのだと切に思う。当初の予想以上に、システム科学と複雑性科学の射程は広く、その深度は実に深い。私はこれらの領域を探究しているというよりも、それらの領域に狩猟されているのではないかと思うことすらある。

あるいは、それらの世界には今の私では足を踏み入れることのできない領域が広大に広がっており、私はその領域へ入るための門前で旋回しているような感覚なのだ。この城門を突破するためには、内側での爆発が必要となるようなのだ。

これは知識領域に限らず、どんな技術領域にも当てはまることだが、その領域の次なる深みに到達するには、精神的にも肉体的にも乗り越えていかなければならない大きな壁が必ず立ちはだかる。こうした壁を乗り越えていくための自己の炸裂とエネルギーの噴出が起こる日は近い。

ただし、爆発を爆発として終わらせず、ある種の統一体を自分の中で保持しておくことが重要になるかもしれないと思う。つまり、灼熱の塊を内側に保持した新たな統一体を自分の中で形成し、その統一体を通じて仕事を進めていくのである。

幼少期の頃、得体の知れない熱に浮かれて夢中で日記を書いていたことや、特定の事物に強い関心を持ってただひたすらにそれを探究していたあの頃の状態は、ここで言う統一体の原形を成すものなのかもしれない。そうした原形は、紛れもなく幼少期の頃にすでに形成されていたものであることに気づく。その原形は失われることなく私の中枢に核として存在しており、内面の成熟に合わせてその原形も独自の発達過程を見せる。

今日も朝から仕事が順調に進んだ。論文用のデータの翻訳作業は量的に多いが、自分が設定したペースで着実に作業を進めていくことができている。また、クネン教授から課題として提出された「定性的研究手法における理論構築プロセス」に関する探究も少しずつだが着実に進んでいる。このように私の仕事を着実に推し進めてくれる媒体が、まさに自分の核にある原形なのだと思う。

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