top of page

11226-11233: ボストンからの便り 2023年11月3日(金)



その他のカリンバ即興演奏曲はこちらからご視聴いただけます。

8617個のピアノ曲・箏曲の全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。


下記のアートギャラリー(Instagram)より、本日のアート作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。


成人発達理論とインテグラル理論を楽しく学んでいただける「成人発達コラボラジオ」を2023年7月14日より始めました。

タイトル一覧

11226. 【ボストン滞在記】体調が回復して

11227. 【ボストン滞在記】ハーバード神学大学院でのサイケデリクス研究の魅力

11228. 【ボストン滞在記】ハーバード神学大学院に設置されていた浄水器より

11229. 【ボストン滞在記】サイケデリクスとブロックチェーン技術に関する今朝方の夢

11230. 【ボストン滞在記】ここだという感覚/神秘主義思想とサイケデリクス

11231. 【ボストン滞在記】命の固有の輝きの現れとしてのサイケデリクス体験

11232. 【ボストン滞在記】イーロン・マスク氏がハーバード大学のサイケデリック研究を後押しする寄付をしたニュースを受けて

11233. 【ボストン滞在記】ハーバード神学大学院に提出予定の志望動機書の加筆修正を終えて


11226. 【ボストン滞在記】体調が回復して


時刻は午前5時を迎えた。先ほど目覚めの熱いシャワーを浴びて、さっぱりして今に至る。4時半頃に起床した時に嬉しいことに気づいた。微熱感がもうほとんどなくなっていて、鼻水の量も激減したのである。昨夜は午後8時に就寝したのだが、就寝前には頭が朦朧としていた。それくらいに体調が優れなかった。午後8時から午前4時半にかけて十分に睡眠を取ったことが功を奏した形になる。振り返ってみると、ボストンにやって来た初日の体調はいつもとさほど変わらなかった。しかし小雨が降りしきる中、ホテルまでの道のりで少し道に迷ってしまい、寒さに長く晒されたことによって体調が反転してしまったのかもしれない。そもそもフローニンゲンとボストンとでは人口が違い、ボストンの大都市の感じがまた自分を疲弊させたように思う。それは人酔いのような感じのものである。翌日の体調はそれほど悪くなかったが、翌日から寒さがグッと厳しくなったので、そのせいで次の日から鼻水が随分と出るようになってしまった。風邪の初期症状のようなものがその日から3日間ほど続いていて、その期間は辛さがあった。薬などには一切頼らず、鼻水が出るようというのは体内から毒素や菌を外に出すことだと思われたので、その状態を受け入れ、この3日間は早めに就寝していた。本来であれば、3日間はホテルの自室で安静にしておくべきだったのだろうが、そうもいかなかった。その間に重要なイベントとしてオープンキャンパスイベントがあったし、美術館や書店巡りをしたかった。そうした代償と引き換えにして3日間は動けるだけ動き、そのおかげで実りあるものを得ることができた。


そのようなことを考えながら、今後はできるだけ長距離フライトを使わないようにしたいと思った。正直なところ、長距離フライトは寿命を縮めるのではないかと思うぐらいに体に負担がかかる。ビジネスクラスであれば少しマシかもしれないが、それでも体にかかる負担は大きく、どこかの年齢に到達したらもう長距離フライトは乗らないようにしたいと以前から思っていたぐらいであり、今回のフライトは7時間ほどだったが、この中距離でもそうしたことを感じた次第だ。仮にボストンでの生活が始まり、その期間に一時帰国することがあれば、ボストンから成田までの14時間のフライトに耐えなければならない。その際には間違いなくビジネスクラスにし、フライト中によく睡眠を取ってしっかり休息することが求められそうだ。ボストン:2023/11/3(金)05:20


11227. 【ボストン滞在記】ハーバード神学大学院でのサイケデリクス研究の魅力


体調こそ優れなかったが、5年ぶりのボストン訪問は本当に充実していた。自分の中で、永住するのは欧州のどこかの国と決めているが、学術研究に心底打ち込むのはやはりアメリカが最適だと考えている。とりわけ学術都市ボストンの雰囲気は素晴らしく、数多くの多様な研究者や学生が集まり、学術研究上のイノベーションが起こりやすい環境のこの地が気に入っている。今年はHDSに必ず出願し、その結果を待ちたい。結果がどうであろうとそれを受け入れ、また新しい道を歩きたいと思う。HDSとご縁があれば幸いだが、仮にそうでなかった場合にはオタワ大学のサイケデリクスプログラムに出願しようと思っている。このプログラムは体系的にサイケデリクスについて学べる世界唯一のもので、大変魅力的に映る。ではなぜ今年はオタワ大学に出願せずHDSに出願するかというと、その理由には様々なものがあるが、サイケデリクスそのものを学ぶことは自分で相当に進めることができるという確信がこの数ヶ月の研究生活の中であり、HDSであればサイケデリクスを取り巻く思想的な事柄や宗教的な事柄、さらには社会的な事柄など間接領域の探究ができることが魅力的に映ったのである。いやもっと正確に述べると、やはり自分は宗教とサイケデリクスの直接的なつながりを探究したいのだと思う。先日のオープンキャンパスイベントで、ダイアン·モアー教授も述べていたが、宗教的なディスコースを理解することなしにサイケデリクスを健全に普及させることなどできず、サイケデリクスを取り巻くディスコースの背後に宗教的な思想があることを見抜けない場合には、社会実装の弊害になるだろ。HDSではとにかく宗教とサイケデリクスの間に存在する溝を埋めていきたいのだ。


研究上もHDSはとても魅力的な環境を用意してくれている。HDSに併設されている「世界の宗教研究センター」にはサイケデリクスの読書会があるし、この研究センター主導でサイケデリクスによる超越体験を宗教の観点から研究していくプロジェクトがある。サイケデリクスそのものに関する学びは日頃の自主的な読書と読書会への参加を通じて行い、サイケデリクスに関する具体的な研究をこの研究センターの支援のもとに行いたい。


自分は改めて神道神秘思想家の川面凡児の仕事に注目し、彼の魂の発達モデルをサイケデリクス体験の説明に適用してみるという試みをまず行いたい。そして意識状態と意識の段階の詳細な見取り図を提供してくれる仏教思想の観点からもサイケデリクス体験を紐解いていく。


読書会の主催者のポールが述べていたこととして印象的だったのは、読書会には引退した教授が参加していたり、生物学科の大学院生が参加していたりと、参加者が多様なバックグラウンドを持つことだ。中でも生物学科の大学院生はアヤワスカに注目し、その成分の分析に強い情熱を示しており、その研究に没頭しているらしい。ハーバードの魅力はこうした世界中から多様な人材が集まってくることであり、そうした多様な人材たちとサイケデリクスに関して侃々諤々の議論をしたいのである。そうしたことからHDSが今の自分には一番魅力的な場所なのだ。ボストン:2023/11/3(金)05:35


11228. 【ボストン滞在記】ハーバード神学大学院に設置されていた浄水器より


フローニンゲンに比べてボストンは本当に天気が良い。寒さはほぼ同じぐらいだが、晴れ間が見えるのと見えないのとでは精神衛生上の違いは凄まじいものがあるだろう。それを考えてみると、この8年間自分は晴れの少ないフローニンゲンでよく過ごして来たなと自分を労いたくなる。


今のボストンの気温は4度だが、日中は13度まで気温が上がる。今日は基本的に外出はせず、ホテルでゆっくりする。ここからまた疲れを溜めてしまって体調を崩しては元も子もない。明日の夜のフライトでオランダに戻るので、7時間のフライトに備えて今日はホテルでゆっくりし、今日もまた遅くとも午後9時には就寝したい。


今日はホテルの自室で今回のボストンの滞在を振り返る音声·動画ファイルをゼミナールの皆さん向けに作成していこうと思う。これまでは旅行中には毎日音声·動画ファイルを作成していたのだが、いかんせん今回は体調を崩していたので話ができるような状況ではなかった。しかし今日は幸いにも体調が戻ったので、この6日間の振り返りをしたいと思う。日毎にファイルを分けていき、さらにトピックごとに細分化していこうと思う。話したいことが山ほどあるが、その中からゼミナールの皆さんにとって有益そうなものを選定して話をしたい。必要であればオランダに帰ってからも振り返りの音声·動画ファイルを作成したい。それくらいの今回のボストン滞在は充実していたし、ここでの体験を定着させるべく、様々な角度から何度も話をすることは自分にとって有益かと思う。


細かなことであるが、ハーバード神学大学院で驚いたこととしては、建物の内の随所に立派な浄水器があったことである。学生たちは空のボトルを持参して、水をそこで補給していた。浄水器の説明をするのは難しいが、質の良い水が出るような外装がハイテク感のある浄水器である。そこに表示されていたのは、その浄水器によってこれまで何本のペットボトルが削減されたかという数字である。現在地球環境の問題の1つにペットボトルによる環境汚染がある。HDSの浄水器の設置はその問題への取り組みの1つの形のように思えた。実はHDSのみならず、ハーバード美術館にも外見は違うが立派な浄水器がトイレの前にあり、おそらくHDS以外の他のスクールもそれぞれ浄水器を導入しているのではないかと思った。今宿泊しているホテルのフィットネスセンターにも立派な浄水器があり、そこで水を汲んできてそれをコーヒーやお茶を淹れるのに活用している。旅行中は必要に迫られてペットボトルの水を購入する必要がある時もあるだろうが、できるだけペットボトルを削減する試みに自分も従事したいと思う。HDSに何気なく置かれていた浄水器からそのようなことを考えていた。ボストン:2023/11/3(金)06:01


11229. 【ボストン滞在記】サイケデリクスとブロックチェーン技術に関する今朝方の夢


時刻は午前6時半を迎えようとしている。まだ夜明け前だが、ボストン市内を走るたくさんの車の姿を見かける。


体調が戻って本当に良かった。もちろんまだ100%の体調ではないが、微熱感が消え、鼻水も随分と治まったことが本当に嬉しい。「体は資本」とよく言われるが、本当にそうである。存在の入れ子の基盤にあるボディの状態は、上部構造の全てを規定する。普段からボディのケアを意識していても今回のようなことは起きてしまうのである。今回の体験の反省としては、マフラーや手袋を持参するなどもう少し温かい格好をしていれば良かったのではないかということと、中距離·長距離フライトの翌日は外に出かけず、ホテルでゆっくりして体調を整えるのが一番なのではないかということだ。また仮に最寄り空港からホテルまでのアクセスが悪く、電車やバスで何度も乗り換えをして体力を奪われるぐらいなら、タクシーを活用することを検討したい。それは別に自分を甘やかしているわけではなく、体力を奪われないための手段として、そして早期の体力回復のための手段として今後の旅では検討しよう。


そう言えばまだ今朝方の夢について振り返っていなかった。今朝方も随分と断片的な夢をいくつも見ていた。それらのうちの大半はもう覚えていないのだが、1つとても印象に残る夢を覚えている。


夢の中で私は、サイケデリクスの品質保証について考えていた。とりわけLSDやMDMAのような合成系のサイケデリクスは、実際にはそれとは全く違う物質として販売されていたり、危険な物質が混入していることがよくある。そうした状況を考えてみたときに、そもそもそれらの物質が依然として違法であるがゆえにストリートで危険な紛い物が出回るのであり、早期の合法化、少なくとも脱犯罪化が求められると思った。そこから、ブロックチェーン技術を活用したトレイサビリティの確保がサイケデリクス業界を大きく変えると閃いたのである。ここから法規制が整い、政府からお墨付きを与えられた販売者がサイケデリクスを販売する流れが生まれることが一番望ましく、その際に、そのサイケデリクスが誰によってどこで製造されたのか、そしてどのような流通プロセスで消費者の元に届けられたのかが追跡できるようにしていくことが重要だと思ったのである。それを可能にするのがブロックチェーン技術である。さらには、ある消費者が何をどれだけ活用したのかについての履歴もブロックチェーン上に記録しておくことによって、万が一何かあったときの対処も速やかになるだろう。


サイケデリクスそのものが創造性を刺激して先端的なテクノロジーを生み出すことに一役買っているだけではなく、テクノロジーの側からもサイケデリクスへの貢献ができると思ったのである。両者には双方向的な互恵関係がある。とりわけ玉石混交な合成系のサイケデリクスに関しては、その危害を低減させる意味で、トレイサビリティを確保するためのブロックチェーン技術の活用は真剣に検討されるべきだと思った。今朝方の一番印象に残っている夢はそのような内容だった。ボストン:2023/11/3(金)06:41


11230. 【ボストン滞在記】ここだという感覚/神秘主義思想とサイケデリクス


時刻は午前7時を迎え、赤紫色の見事な朝焼けが見える。肉眼のみならず心眼が吸い込まれるようにその朝焼けに釘付けになっている。ボストンという大都会にあってこうした自然の美しさに触れられるとホッとする。魂の寛ぎがもたらされる。


先日のハーバード神学大学院(HDS)のオープンキャンパスイベントについてまだ振り返っている自分がいる。それほど忘れない素晴らしい体験をさせてもらったのだ。HDSのアットホームさと知的刺激の充満には心底惹かれるものがあった。ハーバードだからといってスノビッシュなところは微塵もなく、むしろHDSというコミュニティーに所属する全ての人に謙虚さと親切心を見た。そこにはお互いの学問的研究や実践に関する助け合いの精神を見たのである。「ここだ」という強烈な実感。「ここしかない」という強烈な実感。この感覚はJFK大学のオープンキャンパスイベントに参加して以来のことかもしれない。HDSに対してもここだという明確な確信があった。ここで学びと実践をしたいという切なる思いが現れてきただけではなく、自分が身を置くべき場所はここなのだという実感があった。自分もまたこのアットホームで知的刺激に満ち溢れたコミュニティーの一員として、このコミュニティーをさらに実りあるものにするための貢献を惜しまない。その一環として、サイケデリクスに関する読書会での主導的な役割がある。人にはそれぞれ固有の役割がある。あまりにたくさんの役割をこなすことは難しく、自分はそれができるほど器用な人間ではない。ゆえに、少なくともサイケデリクスに関することであれば、このコミュニティー内で最大の貢献を何も惜しむことなくやっていきたいと思ったのである。「ここだ」というJFK以来の懐かしい感覚をもたらしてくれたHDSには感謝したい。ご縁があってもなくても、こうした場所に訪れることができたことに今はただただ感謝している。


神道におけるカミの概念を探究すること。カミの種類と性質を探究すること。そして神道の神秘主義思想の研究をサイケデリクスの文脈で行っていくこと。HDSでのご縁を得たらまずそれに本格的に着手する。神道の神秘主義思想と他の宗教の神秘主義思想との比較研究にも着手したい。まずは馴染みのある仏教の神秘主義思想に注目したい。それはとりわけ密教の中に見える。神秘主義の思想はそもそもサイケデリクス体験と相性が良いので、本腰を入れて研究していくに値する。ボストン:2023/11/3(金)07:28


11231. 【ボストン滞在記】命の固有の輝きの現れとしてのサイケデリクス体験


自らの固有の体験に卑屈になり、自らの言葉を紡ぎ出すことに対する恐れを持つ人たちに対して憤怒の念を持つのは、その人たちが自分に与えられた固有の命を粗末に扱っているように思えることから生じているのかもしれない。そうした人たちを否定するわけではなく、彼らがそうなってしまう現代の風土や仕組みに対して憤怒の念を持っていると述べた方が正確だろうか。そこには命への敬意と尊重が欠けているのである。個人に固有の体験はどこからやってくるのか。簡単である。その人の固有の命からもたらされるのだ。その人に固有の言葉はどこから育まれるのか。簡単である。その人の固有の命から育まれるのである。現代社会の中で、自分の固有の体験を大切にしなかったり、その体験を元に自らの言葉で語ることへ抵抗感を示す人が多いことに対する憤りの念は、1人1人が天から授かった命への感謝の念の欠落が現代人に跋扈していることにあるのだろう。かくいう自分もまたそんな大多数の現代人の1人だった。自らの固有の体験を信じられず、その体験の価値が何かに気づかなかった1人である。そして、自分の言葉で体験を語ることにも臆病だった自分が確かにいたのである。それは明らかに自分の命への敬意を欠いた行動かつ在り方だったと思う。今の自分はもうそのようなことは決していない。今の自分は、自らの固有の体験を尊重し、そこから自分の言葉を紡ぎ出すことに他には代えられない価値と意義を見出している。この一連の日記はまさにその具体的な行動の現れである。


今、自分はようやく天から授かったこの命に感謝しているのだと思う。その感謝の念を単に心の世界に留めるのではなく、それを実社会での具体的な活動として体現させている。文章を書くこと、話し言葉で語ること。それらは全て自分が授かった命への感謝の念を具現化させた行為なのだ。これからもより一層この取り組みを継続させていこう。サイケデリクス研究において個人の固有の体験を自分が重視するのは、サイケデリクスが開示してくれる体験はその体験者の固有の命の現れだと思うからである。命の固有の輝きの現れとしてのサイケデリクス体験。自分が大切にしたく、そして探究を深めたいのはまさにそれである。ボストンの昼前の穏やかな太陽光をホテルの自室で浴びながらそのようなことを考えていた。ボストン:2023/11/3(金)10:55


11232. 【ボストン滞在記】イーロン・マスク氏がハーバード大学のサイケデリック研究を後押しする寄付をしたニュースを受けて


時刻は午後12時半を迎えた。先ほど仮眠から目覚め、明日に予定していたHDSへの出願に向けた志望動機書(SOP)の加筆修正にこれから取り掛かり、午後3時を迎えたら、散歩がてらホールフーズマーケットに行って、今夜の夕食を購入してこようと思う。明日の朝食兼昼食の果物とナッツ類はすでにあり、明日は早めに空港のラウンジで寛ごうと思うので、明日の夕食は機内食よりも先にラウンジで済ませようと思う。おそらくヘルシーさで言えば機内食よりもラウンジの食事の方に軍配が上がるのではないかと思う。5年前にボストンを訪れた際にも、きっとボストン·ローガン国際空港のラウンジを使っていたと思うのだが、あまり記憶に残っていない。5年前もアムステルダムとボストンの往復で、その時にボストンのラウンジがどのようなものだったのかの記憶が曖昧なので、今回は記憶に焼き付けてくるような形で色々とラウンジを観察したいと思う。


今日は午前中に、早田航さんとの「インテグラル·サイケデリックラジオ」の第37回目の収録を行なった。昨日よりも随分マシになったと言え、体調が万全ではない中での収録となった。仮に体調が万全でなくても、ボストン滞在中に見たこと·感じたことを現地からリスナーの皆さんに伝えたいという思いが勝り、決して万全ではない体調を押しての習得となった。端的には、そのような形で収録をして本当に良かったと思う。それだけ実りのある時間となったと個人的には感じる。とりわけ航さんに本編と振り返りの間の時間に共有してもらったニュースには驚いた。


そのニュースは、革新的な起業家のイーロン·マスク氏が約20億円をハーバード大学のサイケデリック研究に寄付するという内容だった。このニュースは2週間前に公表されたものらしく、自分はこのニュースを追い切れていなかった。ハーバードを訪れて、ボストンの地でこのニュースを知ったということにも何かの縁を感じる。マスク氏がハーバードに注目したのはやはり先見の明があると思ったし、サイケデリクスの誤解を払拭し、サイケデリクスが健全に社会実装されていくための研究と実践を担うのは、確かにハーバード大学以外には考えられないように思った。もちろん世界にも数多くの名門大学があるが、ハーバードの格と影響力は他を抜きん出ている。そうしたことからもマスク氏の隠れた意図を汲み取ることができるし、ハーバードを選んだことがマスク氏のサイケデリクスに対する本気度の現れでもあると思った。


マスク氏が出資したお金は“Study of Psychedelics in Society and Culture”という学際的なプログラムの創出に充てられるそうだ。これは研究プロジェクトなのか修士·博士レベルのプログラムなのかは定かではなく、ひょっとしたらその両方かもしれず、そうであれば尚更嬉しい知らせである。そのような大学院プログラムが創始されれば、オタワ大学の出願よりも先にこちらのプログラムに出願したいと思わせてくれるほどに魅力的だ。ハーバードにはまさにプロフェッショナルスクールがあり、それこそ神学大学院だけではなく、ロースクールには“Project on Psychedelics Law and Regulation (POPLAR)”というサイケデリクスに関する法規制の研究プロジェクトがあるし、メディカルスクールでもサイケデリクスの医療研究が進められている。学際的な学びをする上でこれ以上の大学を世界で他に見つけることが難しいと言えるほどのハーバード大学でサイケデリクスに関して学問横断的に学べるプログラムが創出されることになれば、それ以上魅力的なプログラムは今の自分にとってないと思う。引き続きこの話がどのように進展していくのかを追っていこうと思う。ボストン:2023/11/3(金)12:47


11233. 【ボストン滞在記】ハーバード神学大学院に提出予定の志望動機書の

加筆修正を終えて


時刻は午後2時半を迎えた。今日は早朝からここまでのところ、ずっとホテルの自室にいるのだが、とても充実した時間を過ごしていた。早朝には早田航さんとのラジオの収録があり、実は今夜にもまた収録がある。日本とボストンの程よい時差のおかげで、朝と夜に2回ラジオの収録ができるという機会に恵まれた。ラジオの収録以外にも、昼過ぎに仮眠から目覚めた後に、HDSに出願する際に一番重要だと言っても過言ではない志望動機書の加筆·修正を行なったことである。字数制限はわずか1000字なので、本当に重要なことに絞って執筆していく必要があり、自分のこれまでの学術活動やHDSでどのような勉強がしたいのか、そしてHDSコミュニティーに対してどのような貢献ができるのかを端的にまとめていった。前回のドラフトから大いに手直しを加え、集中して執筆を続けていると今回のドラフトがあれよという間に完成した。やはり今回実際にHDSのキャンパスを訪れ、オープンキャンパスイベントにも参加し、研究者や学生と対面で話をする機会に恵まれたことから、その熱量がそのまま文章に発揮された形となった。今回のドラフトは制限字数を少し超えて1034字になったので、ここからドラフトを寝かせて、余計な表現を削る形で字数調整をしたいと思う。


それでは今から近所のホールフーズマーケットに行って夕食を買って来ようと思う。今日もまた本当に天気に恵まれ、昨日よりも気温も高いので、寒さに震えることなく散歩を楽しめるかと思う。散歩から帰ってきたら、SOPを加筆修正した勢いで、夕食前にレジュメの加筆修正も行ってしまおうと思う。HDSに提出するもう1つ重要な書類のライティングサンプルについては、こちらは学術書や学術論文の正確な引用が求められるので、執筆はオランダの自宅に戻ってからにしようと思う。ただしライティングサンプルの間については今日と明日にも常に考えを巡らせておいて、何か閃くものがあればその都度メモしておきたいと思う。ボストンの最終日も充実した形で過ごすことができて本当に感謝である。ボストン:2023/11/3(金)14:44

Comments


過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page