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タイトル一覧
11180. 今朝方の夢
11181. 明日からのボストン旅行に向けて
11182. 名前に込められた意味に導かれて生きること
11183. サイケデリクスの市場区分/ベーシックインカムの導入とドラッグ問題
11184. オンラインゼミナールの第53回のクラスの振り返り
11180. 今朝方の夢
時刻は間も無く午前6時を迎える。どうやら今は霧がかかっているらしいが、闇に包まれた世界の中ではその様子がわからない。いよいよ明日からボストン旅行が始まる。今日の夕食後に旅の荷造りをし、明日の朝に速やかに自宅を出発できるようにしたい。スキポール空港に早めに到着して空港のラウンジでゆっくりしようと思っているので、明日は結構早い時間に出発しようと思う。ひょっとしたら中央駅のカフェが開いていない可能性があるので、コーヒーを自宅で淹れて、それを水筒に入れていこう。とにかく明日からの5年ぶりのボストン訪問が楽しみで仕方ないが、その気持ちを今日の活動に転化していきたいと思う。
今日の活動に本格的に取り掛かる前に、その準備としての夢の振り返りをしておこう。今朝方は断片的な夢を見ていた。
夢の中で私は、天皇家のサポートをしていた。宮廷に招かれ、そこで天皇家の様々な方に対して色々と違うサポートをしていた。中には勉強を教えるものもあったり、年長者の方にはその方の悩みを聞いたりするサポートもあった。宮廷にも学術的な研究所のようなものがあるらしく、私はそこにも配属され、そこでは自由な研究ができた。そこでの研究成果をまた宮廷の人たちに紹介するようなレクチャーも行っていた。夢の中の自分は宮廷での仕事や生活を楽しんでいるようで、若干浮世離れしている感覚もあったが、それは普段の生活でも変わらないので、ここでの生活を今後も続けていけるのではないかと思っていた。
その他に覚えている夢としては、自分の研究や実践をコツコツと前に進めている自分がいたことである。その自分を俯瞰して眺めている自分がいて、自らの取り組みに肩肘の力を抜きながらも全身全霊で打ち込んでいる自分は輝いていた。その輝きを眺めている自分がまた嬉しさと喜びの感情によって輝くという輝きの二重構造がそこにあった。そして輝きに導かれる形で、取り組みに没頭している自分とそれを眺めている自分が光に導かれ、より一層成長を遂げていく姿がそこにあった。それは光の螺旋構造を通じた成長の実現であった。その光の螺旋構造は地上から天に到達し、天から無限の宇宙へと繋がっていた。それは自分自身がこの光の螺旋構造を通じてどこまでも果てしなく成長し続けていく姿を想像させた。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/10/28(土)06:07
11181. 明日からのボストン旅行に向けて
静けさと闇に包まれた土曜日の朝に佇む自己は、世界そのものを堪能している。流れぬ時の流れや空間のない空間の1つ1つを味わっている。
明日のボストン旅行に向けて今夜荷造りを行う必要があるが、今回のボストン旅行には2冊の書籍を持っていこうと思った。それらはいずれも薄い書籍なのだが、中身は濃い。誰の書籍を持っていくかというと、アラン·ワッツとオルダス·ハクスリーの書籍である。この2人の偉大な思想家もまた十分なサイケデリクス体験があり、その体験をもとにした著述は興味深く、すでにそれらの書籍の初読を終えているのだが、今回はボストン旅行中に再読をしたいと思った。書籍の厚さがさほどではないために持っていきやすいという理由だけではなく、彼らのコスモロジーに導かれる形でそれら2つの書籍を手に取ったとも言える。ケン·ウィルバーに多大な影響を与えたアラン·ワッツの書籍は“The joyous cosmology: Adventures in the chemistry of consciousness (1962)“というもので、オルダス·ハクスリーの書籍は彼の名著である“The doors of perception and heaven and hell (2004)”だ。ボストン滞在中には、5年前にボストンを訪れた時に足を運んだ3軒の書店に行ってみようと思う。2軒はハーバード大学にとても近く、もう1軒はもう少し離れたところにある書店で、その書店は超越的な世界に関する書籍の取り扱いが良く、数冊ほど書籍を購入したのを覚えている。今回のボストン訪問では特に美術館に行く予定はないが、ハーバード大学内の植物博物館だけは必ず足を運んでおきたい。そこにはゴードン·ワッソンのアーカイブ資料があり、博物館の設立者のリチャード·エヴァンス·シュルテスの資料もある。彼らはいずれもサイケデリクス研究に重要な役割を果たした歴史的な人物で、彼らの功績を資料をもとに改めて辿ってみたい。それ以外に足を運びたいと思っているのは、1962年に行われた通称「マーシュ礼拝堂の実験(聖金曜日の実験)」がなされたボストン大学のマーシュ礼拝堂である。これは、ティモシー·リアリーを指導教官にしたハーバード大学神学大学院の博士課程の学生ウォルター·パンケがシロシビンを用いて神学大学院の学生たちが神秘体験をするのかどうかを調査した実験である。今から60年以上も前にその実験が実際に行われた場所に足を運び、そこで何かを感じてきたいと思う。実験に参加したほとんど全ての被験者がシロシビンによって神秘体験をしたことを思うと、彼らの体験が1つの集合意識を形成し、時空間を超えてそこに存在し続けている可能性がある。この発想は幾分超心理学的なものかもしれないが、少なくとも何かしらの存在がそこに居続けている可能性は高いだろう。それを感じ取るために実際にその現場に足を運んでみたい。それ以外の詳細な計画については現地に行ってから立てようと思う。フローニンゲン:2023/10/28(土)07:01
11182. 名前に込められた意味に導かれて生きること
時刻は午前8時を目前にし、空がようやくダークブルーに変わり始めた。それに応じて、数話の小鳥が美しい鳴き声を上げ始めた。彼らのさえずりが明けゆく朝の静寂な世界を満たしている。
今日はあと2時間ほどしたら、第53回目のゼミナールのクラスがある。今回をもって、親友のジョハンの書籍を扱うのが最後となる。先ほど最終章を読み返し、今日のクラスに向けた準備を済ませた。ここからゼミナールの開始時間までは、サイケデリクスに関する学術書の中でこの瞬間に読みたい書籍を読んでいこうと思う。注文した300冊ほどの書籍の全ての初読が既に終わっているので、ここからは再読を通じて分厚い知識体系を構築していきたい。今の自分はサイケデリクスに関してであれば、如何様な知識でも速やかに吸収できるようなまるでスポンジのような在り方を持っている。この在り方は是非とも今後も継続して持ちたい。仮にそのあり方が硬化するようなことがあれば、速やかに柔軟化を促していきたいと思う。
昨日は、世界各国の国内におけるドラッグ戦争だけではなく、グローバル規模で展開されるドラッグ戦争について考えていた。第一次ドラッグ戦争はニクソン政権時代に勃発し、そこからある程度の収束を伴ったように見えておきながらも、実際には収束どころからその手口はより巧妙になり、戦争の範囲と被害は拡大している。皮肉なことに、第二次サイケデリクスブームと呼ばれるサイケデリクス·ルネサンスの現代において、サイケデリクスに関する学術研究の進展はめざましい一方で、依然としてドラッグの闇の側面である地球規模のドラッグ戦争は深刻化している。そこでは命を落とす人が後を断たず、幸福とは程遠い人々の数が日毎に増大している。自らの「洋平」という名前の最初の文字の「洋」は、西洋と東洋の文字にも使われているように世界をまたにかけるという意味がある。そして「平」という文字は、平和や公平さという意味がある。自らの名前の深層的な意味を実現することが真の意味での自己実現なのであれば、自分の自己実現はここからである。自分の名前には自らの使命·天命が込められている。現在地球規模で拡大を続けるドラッグ戦争を終焉させること。そして人々の人生に平穏さをもたらし、世界の平和に寄与していくこと。それは途轍もなく大きなゴールであり、1人では到底達成できないものであるが、このゴールの達成に向けて日々小さなステップを踏んでいく。毎日の小さな学習と実践の積み重ねは、いつかそのゴールの実現をもたらすだろう。仮にそのゴールがこの人生の間に完全に実現しなかったとしても、自分の取り組みを引き継いでくれる人たちがきっといるはずだ。自分はそうした橋渡しの役割をこの人生を通じて担っていく。自らの名前に込められた意味に導かれて生きること。それが究極的な自己実現の道なのではないだろうか。フローニンゲン:2023/10/28(土)08:06
11183. サイケデリクスの市場区分/ベーシックインカムの導入とドラッグ問題
かなり基本的なことだが、サイケデリクスが合法化された場合には、市場区分を明確にする必要がある。完全な自由市場としてはカフェインが入ったコーヒーをカフェで注文できたり、スーパーで買えるような形がある。一方で、アルコールやタバコのような成人を迎えなければそれらを購入できない成人市場がある。サイケデリクスもまずは成人市場での販売を念頭に置かなければならない。もちろん未成年でもアルコールやタバコに手を出す人が一定数いるのと同じように、サイケデリクスに関しても未成年が何かしらの手段でそれらを入手できるようになる問題についても先手を打っておく必要がある。幸いなことに、多くのサイケデリクスがアルコールやタバコに比べて中毒性が圧倒的に低く、心身への影響もそれらに比べれば低いことがある。だが、未成年の年齢が下がれば下がるだけ、心身への影響についてはリスクが増大する可能性があるため、その点に関する手立てを考えていく必要がある。レクリエーション目的でのサイケデリクスの合法化の前に、医療目的での合法化が先に来るというのが慎重な流れだろう。サイケデリクスが各種の精神病に効果があることはメタアナリスレベルでも明らかになっていることであり、今後さらに精神医療分野におけるサイケデリクスの研究は進むであろう。 医療目的の場合には、うつ病を患っている子供にも服用量を規定した形でのサイケデリクス·セラピーが受けられるような仕組みを整えていくことが重要だろう。現状欧米のサイケデリクス·セラピーは成人を対象にしているものばかりであり、まだ子供への提供の動きはさほど見られない。サイケデリクスが子供の脳や心、そして身体にどのような影響を与えるのかについてはまだ研究が積み上げられておらず、研究の蓄積が待たれるところだ。
昨日、マネーを水や空気のように全員がアクセスできるようにすることの大切さについて考えていた。ドラッグ戦争の背後には絶えずマネーが存在し、人々が危険なドラッグに手を出してしまうのは経済基盤の脆弱さによる精神的不安定さや教育の不十分さがあるように思える。そうなってくると、なお一層のことベーシックインカムの重要性が見えてくる。もちろんベーシックインカムもまた万能薬ではないが、少なくともカネがないことへの不安に怯える人は一気に減るだろう。それを通じて、カネがないことへの不安から生じていた各種の社会問題が解決とまでは言わなくとも、その問題の深刻さは随分と緩和されていく可能性がある。まだベーシックインカムを一国を通じて導入している国が存在していないので何とも言えないが、仮にそのような国が現れたら、その国のドラッグ中毒者の数に注目してみたいと思う。注意しなければならないのは、金銭的な基盤がもたらされたとしても、危険なドラッグに走る金持ちがいるように、危険ドラッグへのアクセスと中毒の問題は、単にカネの問題でもない。やはりその背後には、現実逃避をしたいと思う現代病的な心のありようがあるし、深い実存的な課題が横たわっている。しかし少なくとも金銭的な基盤をベーシックインカムで与えることができれば、生活に困って危険ドラッグに手を出す人は減っていくかもしれない。その因果関係についてもっと踏み込んで考えてみたいと思う。フローニンゲン:2023/10/28(土)09:09
11184. オンラインゼミナールの第53回のクラスの振り返り
時刻は午後2時を迎えようとしている。つい今し方仮眠から目覚め、この日記を書き終えたら今日のゼミナールの振り返りの音声ファイルを作成し、そこから近所のショッピングモールに行って、ボストン旅行前の最後の買い物に出かけたい。そこではヘンププロテインやサランラップなど、今夜の食事とは関係なしに必要なものを購入する予定だ。買い物から帰ってきたら、次回以降のゼミナールの告知をしておきたいと思う。ここからはシロシビンだけではなく、網羅的に多様な聖なる薬を扱っていき、より幅広い知識体系を受講生の方々と身につけていくことを当面行う。
今日のクラスの内容を振り返ってみると、今日もまたこの間のシロシビン·セッションの話で持ちきりだった。課題図書の内容にはほとんど触れていないように思えるが、逆に言えば、課題図書の内容に触れずともそこで有意義な対話が実現されていることは喜ばしい限りである。次回のシロシビン·セッションはボストン旅行から帰ってきて少ししてからにしようと思っている。ボストン旅行から帰ってきたら、HDSへの出願に向けた提出書類の最終準備に取り掛かる。出願の締め切りは1月の頭だが、12月の初旬には出願を終えておきたいと思う。旅行から戻ってきたら、シロシビン·マッシュルームを自分でも栽培してみようと思うので、かねてより関心のあった栽培キットを近所のスマートショップで購入する。キュラソー出身の店長のラジェンドラは大変親切で、いつも気さくに有益な情報を惜しみなく教えてくれる。栽培キットの説明に沿って栽培をすれば栽培は難しくないとのことなので、この間カンナビスを自ら育てることによって大きな学びがあったのと同じく、今回もまたシロシビン·マッシュルームを自らの手で育てることを通じて大いに学びを得たいと思う。
次回のシロシビン·セッションに向けて何か目的のようなものを事前に持つとするならば、2023年も終わりを迎えようとしているこの時点において、自分が見落としている人生上の課題が何かを明らかにしたいし、2024年以降の人生の歩む道に関する洞察を得られればと思う。そうした個人的な目的を持ちながらも、結局体験はいつも自分の意図を超えた大きな気づきをもたらしてくれるので、最終的には完全にシロシビンそのものと体験に自己を明け渡したいと思う。2023年はサイケデリクス研究の目覚めを遂げるという人生において最も意味のある一年だった。2024年はこの目覚めを元にした大いなる飛躍を遂げる一年になることを願ってやまない。フローニンゲン:2023/10/28(土)14:00
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