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成人発達理論とインテグラル理論を楽しく学んでいただける「成人発達コラボラジオ」を2023年7月14日より始めました。
タイトル一覧
11104. ロッテルダム旅行から戻って来て
11105. 相田航さんとのシロシビン・セッションに向けて
11106. シロシビン・セッションの朝に見た夢
11107. 星々の輝く夜に
11104. ロッテルダム旅行から戻って来て
時刻は午前7時を迎えた。昨日はロッテルダム旅行があったこともあり、また夜に自宅に戻って来たこともあって、普段の就寝時間よりも若干遅く、そのため今朝方の起床も少し遅くなった。昨日のアニマルフローの研修のおかげで身体を十分に動かすことができたことと、自宅での入浴のおかげもあって深い睡眠を取ることができた。こうしてフローニンゲンの自宅の2階の書斎で闇の世界の中で日記を書くことはとても心地良く、この習慣が自分を大きく育んでくれていることを実感する。
昨日自宅に帰って来たときに、自宅に自動で暖房が入っていた。ロッテルダムは一昨日から寒さのギアが変わっていたが、フローニンゲンも同様に寒さのギアが変わっていた。今日の最高気温は13度、最低気温は4度とのことなので、今日も自動で暖房が入る時間が多いだろう。早速朝から暖房が自動で入っていたので、暖房の働きぶりには感謝したい。今週末に至っては、最高気温が6度、最低気温が3度の日もあるので、それはもう冬の気温である。
昨日、ロッテルダムの中央駅からフローニンゲン北駅までやって来る間に、早田航さんとは列車の中での3時間ほどの間、英文読解の方法に関する自分の中の暗黙知を実際の学術書を使いながら紹介したり、英語の論文の引用の仕方や参考文献リストの作り方の解説を行っているとあっという間にフローニンゲンまでやって来た。航さんがオタワ大学への出願に向けて、そしてここからの研修者としての自己を育んでいくために英語の学習に本気で打ち込んでおられる姿はこちらの心を打ち、自分がこれまでも苦労や工夫を通じて見出した英文読解の方法や学術論文の執筆方法を共有できることには純粋な嬉しさがあった。3時間弱の列車の旅の中で色々と言語化することによって、自分も改めて自らの読解方法について考えさせられることがあったりした。それは今日から再び始まるサイケデリクスに関する読書において活かせるであろう。自分の読解や英文執筆はこれからますます磨かれ、発達していく。自らもまた絶えず道半ばにいるということを自覚し、道半ば性に喜びと楽しさを見出しながら毎日一歩一歩前に進んでいきたいと思う。フローニンゲン:2023/10/16(月)07:21
11105. 相田航さんとのシロシビン・セッションに向けて
時刻は間も無く午前9時を迎えようとしている。今、洗濯機が最後の回転をしていて、その音が1階から聞こえて来る。ロッテルダムの滞在を受けて丸2日ほど自宅を空けていたのだが、昨夜戻って来てからはまだ換気をしていなかったので、今2階の両側の窓を開けて換気をしている。冷たい風が部屋に流れ込み、そして小鳥たちの小さなさえずりが心地良く聞こえて来る。
どうやら今日のフローニンゲンは晴れのち曇りのようなので、あと1時間半ほどしてから外出する際には折り畳み傘は必要ないかもしれない。一応朝の時間は小雨のマークが付されているので念のために折り畳み傘を持っていくが、今は雨は降っておらず、上空の雲も雨雲のようにはどんよりしていない。
さて今日は自身にとって第18回目のシロシビン·セッションとなる。「インテグラル·サイケデリックラジオ」の方で公言してくださっているように、今日は早田航さんと一緒にシロシビン·トリュフを摂取して、お互いの治癒と変容に向けたセッションを行う。今回はセッションを提供する側に回り、体験中のガイドを務めていくことになるが、自分なりにも何か今日のセッションに向けた探究テーマを設定しておきたいと思う。何が良いかなと考えを巡らせてみたときに、今朝方視聴していたサイケデリクス哲学者のピーター·ショツテッド教授の話に触発され、ビッグバンを受けての地球誕生の影に隠れている意識の「ビッグパン(big pan-)」について考えてみようと思った。「汎心論(panpsychism)」の思想を基本的には自分も採用しており、人間だけではなく、動植物たちが心のようなもの、すなわち意識を持っていることについて何か1つでも今日のセッションで洞察が得られればと思う。セッション中はスタジオジブリの音楽リストを流し、曲の最中や曲と曲の間で聞こえて来る自宅周りの自然音が汎心論のテーマについて洞察を何かもたらしてくれそうな気がする。特に期待しているのは、小鳥たちの鳴き声が洞察をもたらしてくれるであろうことである。これまでのセッションの中でも、小鳥の鳴き声が特別な合図ないしはスイッチとなり、自己や世界に対する洞察をもたらしてくれることがたびたびあった。今日は特に小鳥の鳴き声に意識を向けることによって、その恩恵をさらに享受できるのではないかと思う。
後ほど、航さんが宿泊しておられるホテルまで迎えに行き、シロシビン·トリュフがどのようなお店で販売されているのかを見学してもらうためにも一緒にお店に行く。店のオーナーのサーシャとラジェンドラのどちらが今日働いているのかわからないが、どちらであっても温かい雰囲気で私たちを迎えてくれるだろう。今日のセッションがどのような体験をもたらしてくれたかについては体験後にゆっくりと振り返りたい。フローニンゲン:2023/10/16(月)09:07
11106. シロシビン・セッションの朝に見た夢
どうやら洗濯機が止まったようだ。この日記を書き終えたら洗濯物を干し、ロッテルダム滞在中にいただいていたゼミナールの受講生の皆様からのコメントに対して返信をしたり、それに基づいて音声ファイルを作成していこうと思う。
今朝方は1つ大変印象深い夢を見ていた。それは今日の正午過ぎからシロシビン·セッションを行うことと密接に関係しているように思えるような内容だった。
夢の中で私は、外国の見慣れない町の郊外にいた。そこはどこかオランダの長閑な郊外を彷彿させるような場所で、牧場地帯が広がっていて、自然好きな自分にとっては快適な環境であった。牧場小屋の近くを歩いていると、そこに数人の日本人の男性がいた。年齢はバラバラだったのだが、そこにかつて時代を席巻していたお笑い芸人の大御所の方がいた。その方がその場にいた男性たちに色々と質問をしているようで、私も話の輪の中に加わってみると、なんとそこではサイケデリクスの話がなされていた。その芸人の方がその場にいた人たちに何かサイケデリクス体験をしたことがあるかを尋ねていたのである。その場にいたほとんどの人がサイケデリクス体験がなかったようで、その方はあるサイケデリクスの名前を読み上げるたびにその場にいた人が仮にそれを体験していたら手を上げるようになっていて、その大半を私が経験していることを知ると、その方とその場にいた人は驚いていた。その方が「LSDは日本では違法なんやけどね」と述べると、それに対して私は、「いえ、私は日本には住んでおらず、それをオランダで体験しました」と述べると、その方とその場にいた全員が自分の体験を興味深く思っているようだった。そこからはその方に色々と質問され、日本で卒業した大学がどこかを聞かれ、大学名を述べると、その場にいた自分の地元の県内随一の進学校に通う高校2年生のサッカー部の男の子が、自分が卒業した大学を志望校にしているとのことで、私に色々と質問して来た。私は彼が自分が卒業した大学を志望していることを嬉しく思ったので、そこからは志望校対策についてノウハウを教えた。
すると気がつけば私は、その郊外から少し都市部に場所を移していた。ちょうどそこには「スマートショップ」という様々なサイケデリクスが販売されているオランダの店があり、小中高時代の友人たちとその店の前で話をしていた。彼らの誰もがまだサイケデリクス体験をしたことがなく、彼ら1人1人の性格やニーズを考慮して、各人にとって最適なサイケデリクスをこちらが選び、1人ずつ店に入ってその品を購入することを手伝っていた。その中で、最も効力のある「ヴァルハラ」というシロシビン·トリュフを試したいと述べる友人がいたが、彼は最初こそそれを試す気満々でいたのだが、いざ店に入って商品を見ると尻込みしてしまい、ヴァルハラよりも随分とランクが落ちるトリュフを購入して店の外に出た。彼はヴァルハラのパッケージを眺めているときに、どういうわけか少し開封してしまったので、店員の男性が返品は残念ながら無理だと述べたので、私がヴァルハラを使うことにした。そこからも残りの友人に最適なトリュフを紹介することを続けていき、晴れて全員がトリュフを入手したところで目が覚めた。今日のシロシビン·セッションに向けて実に示唆深い暗示的な夢を見たものである。フローニンゲン:2023/10/16(月)09:31
11107. 星々の輝く夜に
時刻はゆっくりと午後9時を迎えようとしている。いつもであればこの時間帯に日記を綴ることはないが、今日は特別な日でもあったので就寝前に日記を綴ってそんな特別な日を終えることにした。そのようなことを言いながら、何か特別なことをここで書くつもりはない。特別ではないことを書くことが、今日の特別な日を象徴するにふさわしいからそうしようと思っている。
先ほど、5時間に及ぶ旅を終えられた早田航さんをホテルまで送り届けた。当初の予定では、午後5時半には全てを終了して、家の前の門でお別れをしようとしていた。体験が体験だけあったので、ホテルまで送った方がいいと思い、当初の予定を大幅に上回るセッション時間になった。航さんが何を体験したかについてはここで書くことはしない。それについては、明日の午後からのラジオで話せるだけのことを聞かせてもらえれば十分である。
今日は航さんとのセッションを通じてまた色々なことを学ばされた。細かなところで言えば、シロシビン·ティーを作るのはまだ解明できていない謎が多く、前回はうまくいったのに今回はまたしてもうまくいかなかった。航さんが述べていたように、シロシビン·トリュフは生き物で、非常にデリケートなのでそのまま食べるに越したことはないということを学ばされた。航さんはトリュフを食し、今回は色々あってお互いに2回目の挑戦で各自の旅が始まった。2回目の際にも自分はトリュフの味が好きではなかったのでドリンクにしたのだが、ドリンクを作ることの難しさと2週間前のセッションで耐性ができていたこともあって、1時間半経ったら起き上がってきて、航さんのシッター役に務めた。そのときに航さんと会話をしたのだが、まさかそこからさらに3時間半も航さんが深い旅に出かけていくとは思ってもおらず、シッター役の大切さと難しさも同時に感じた。ホテルの前まで送り届けるだけではなく、ホテルのエレベーターをうまく使えるだろうかなど色々心配し、ホテルの前で別れた後も、ホテルの前で佇み、窓越しに航さんの様子を眺めていた。受付の方とうまくコミュニケーションを取って自室に戻られたようだったので、そこでようやくホテルを離れて自宅に戻ってきた。
今夜はとても冷えていたが、夜空の星は美しかった。私たち各人が固有の星であり、全ての生きとし生けるものが輝く星であることを知っているだろうか。あの輝く星は、輝きが自分の目に送り届けられている遥か昔に死んでいるのである。星の消滅からあまたの時を経て受け取れるものがあるということ。また逆に、自分が星であれば、自らの消滅の後にその輝きを受け取ってくれる人や存在がいるということ。それだけで良しと言えないだろうか。言えるのであればそれで良し、言えないのであればまたそれで良しである。とにかく自分は自らの光を出来る限り輝かせ、その放射の輪を受け取ってくれる人が1人でもいれば十分であり、そこからまた光の輪を広げていってくれる人が多くいればいるだけ嬉しいことはない。フローニンゲン:2023/10/16(月)20:57
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