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成人発達理論とインテグラル理論を楽しく学んでいただける「成人発達コラボラジオ」を2023年7月14日より始めました。
タイトル一覧
10805. 今朝方の夢/翻訳書のレビュー
10806. グラハム·ハンコックとの再会に驚いて/縄文時代の「きのこ形土製品」
10807. サイコ·スピリチャル·テクノロジーとしてのサイケデリクス/祈りと瞑想の起源
10808. 成人発達コラボラジオのゲスト回を終えて
10805. 今朝方の夢/翻訳書のレビュー
時刻は午前6時半を迎えた。今、ゆっくりと辺りが明るくなっている。完全に明るくなるまでもうしばらく時間がかかりそうだ。今、小鳥が清澄な鳴き声を上げていて、辺りが美しい声で満ちている。そうした状況に身を置いていると、至福さに満ちてくるかのようだ。小鳥たちの鳴き声は至福さの源泉らしい。
さて、今日からはまた一層寒くなった。昨日のこの時間は9度ほどで、それと比べて今は12度と気温が少し高いのだが、体感としては昨日よりも寒く感じられる。何より今日は最高気温が16度までしか上がらないようなので、それは昨日に比べて低い。明後日からはまた20度ぐらいまで気温が上がるようで、それくらいの気温が一番過ごしやすいので、そうした気温の日々が長く続いてくれればと思う。
今朝方は断片的な夢を見ていた。夢の中で私は、見知らぬ日本人の女性とアパートの一室で話をしていた。そのアパートは結構広く、いくつもの部屋が連なっていて、別の部屋にはまた違う女性が住んでいるようだった。不思議とそこには男性の姿は見えず、そこにいる男性は今のところ自分だけのようだった。話し相手の女性はどこかで見たことのある顔をしていて、そう言えばある知人の女性に似ているなと思った。何の話をしていたのかは覚えていないが、その場の雰囲気はどこか優しげであった。
今朝方はその他にも何か夢を見ていたように思うがなかなか思い出せない。今から呼吸法とアニマルフローをする中で何か思い出すことがあるかもしれない。そうでれば書き留めておこう。軽い運動を終えたら、今日もまた翻訳原稿のレビューを進めていく。今日は42章からのレビューだ。昨日は成人発達コラボラジオの収録が午後にあったので午後以降はレビューを進めることができなかった。今日は午前中に、翻訳書に関するテーマのオンラインミーティングがあり、それまでに原稿のレビューを完成させることができるかもしれない。このようにして着実に自分の取り組みを前に進めていこう。フローニンゲン:2023/8/30(水)06:54
10806. グラハム·ハンコックとの再会に驚いて/縄文時代の「きのこ形土製品」
時計の針は午前7時半を回った。ここから朝の取り組みを本格的に始めていこう。すでに朝の日課であるカリンバの即興演奏作曲実践を通じて5つほどの曲を作り、デジタル絵画を2枚ほど描いた。その間に呼吸法とアニマルフローを通じて心身を整えたので、ここからの朝の知的活動に向けた準備は万端である。
昨日、イギリスの著述家のグラハム·ハンコックの仕事について成人発達コラボラジオの中で触れていた。ラジオの収録後、手持ちの書籍の日本語翻訳書のタイトルについて調べてみた時に驚くことがあった。1995年に出版された『神々の指紋』は世界で600万部を超えるベストセラーになったものなのだが、この書籍が父の本棚にあって、幼少の頃にパラパラと中を眺めていた記憶がありありと蘇ってきたのである。当時の自分には到底理解できるような内容ではなかったが、何か惹きつけられるものがあって、しばらくページをパラパラとめくって不思議な気持ちに浸っていたのを覚えている。そんなグラハム·ハンコックの書籍と、今年の8月には再びサイケデリクス研究の観点で再会があった。8月に購入して初読を終えた本として大変しさ深かったのは、“Supernatural: Meetings with the Ancient Teachers of Mankind (2005)”という書籍である。この書籍を読みながら、サイケデリクス研究を考古学的な観点から進めていくことが可能であると思わされた。例えば、世界の古代遺跡の中に見られるキノコを模した石柱などを調べていくのはその一例であるし、日本にも存在していたキノコを形作った石のオブジェなどを調査するのもその一例である。世界を旅したり、日本を旅したりする中でそうした考古学的な研究ができるというのは自分の性に合っている。「サイケデリック考古学(psychedelic archeology)」とでも名付けられる分野の確立に向けても何か貢献できたらと思う。
今、日本に存在しているキノコ関係の遺跡や出土品を調べていて、今度一時帰国する際には、そうした遺跡や出土品が所蔵されている博物館に足を運びたいと思っている。とりわけキノコに関する出土品の歴史は古く、縄文時代まで遡る。専門的には「きのこ形土製品」と呼ばれるらしいが、特に縄文時代の中心地であった北海道や東北地方で出土品が見つかっているらしい。前回の一時帰国では、青森の三内丸山遺跡を訪れたのだが、その時にはキノコ研究についての関心がなかったので、仮にそこに出土品が所蔵されていても見逃していた可能性がある。また調査をしてみて、今度はそうした出土品をじっくり目で見てきたいと思うし、そこから日本土着のシャーマニズムの儀式に何かしらのサイケデリクスが活用されていなかったかを民族学·文化人類学的な観点で探究したい。民族学的には日本のシャーマニズムを深堀していき、文化人類学的には世界のシャーマニズムとの比較の観点を取り入れたいと思う。フローニンゲン:2023/8/30(水)07:50
10807. サイコ·スピリチャル·テクノロジーとしてのサイケデリクス/祈りと瞑想の起源
時刻は午後12時半を迎えようとしている。あと30分したら、昨日と同様に、今日もまた成人発達コラボラジオの収録がある。今日の午前中には、トランスヒューマニズムに関する対談会に参加していて、その中でもテクノロジーとの関係性からサイケデリクスについて言及していた。サイケデリクスというのは人類の歴史が始まってから、「サイコ·スピリチャル·テクノロジー」と形容できるような形で存在しており、それが人類の進化を促すような存在であり続けていた。しかしながら現代においては、社会化された、あるいは調教されたマインドによって厳しく規制されているような状態であり、本来持っているサイコ·スピリチャル·テクノロジーとしてのサイケデリクスの力が抑圧されているような状況である。
そもそも世界の5大宗教の設立背景にはサイケデリクスがあったということが数々の研究によって明らかになっていて、それぞれの宗教が持つ儀式というのはサイケデリクス体験を弱めた形で擬似体験させる型として機能していたのではないかと思われる。祈りや瞑想というのも同じである。祈りや瞑想というのもサイコ·スピリチャルな技術であり、それが最初にあったのではなく、おそらくはサイケデリクス体験が先にあって、そうした直接体験をもとにして生み出されたのは祈りや瞑想といった技法なのではないかと思われる。祈りに関してはひょっとしたら純粋に何かを祈願する形で生まれた可能性はあるが、何も直接体験がないところで黙って座るという瞑想が生まれたとは考えづらく、少なくとも瞑想に関しては、サイケデリクス体験をもとにして、それと同様の体験を得るために編み出されたものなのではないかと思う。サイケデリクスはその物質がないと変性意識状態に入っていけないため、それと同様の意識状態にいつでもどこでも入るための技術として瞑想が考案されたのではないだろうか。そのようなことを考えていた。
今日は午前中に、翻訳原稿のレビューを無事に終える。レビューを終えた原稿を編集者の方に送ったので、今後の翻訳プロジェクトの進展についてまた話を伺いたい。フローニンゲン:2023/8/30(水)12:43
10808. 成人発達コラボラジオのゲスト回を終えて
時刻は午後4時を迎えようとしている。天気予報の通り、数時間前から小雨が降り始めた。途中激しい雨も降っていていたが、今は雨脚が弱まっている。小雨の降る世界の中で、小鳥たちが美しい鳴き声を上げている。
先ほど、成人発達コラボラジオの第21回目の収録を終えた。今回は、知人でもある理学療法士の大石義秀さんをゲストにお招きし、3人でトークをさせていただいた。改めて大石さんのインテグラル理論との出会いの話を聞きながら、自分のインテグラル理論との出会いの話を思い出したり、自分が知らない理学療法士の世界についてお話を伺えたことがとても印象に残っている。後者に関して言えば、お互いがそれぞれの持ち場で社会に関与していて、そうした持ち場の1つ1つがまさに宇宙であり、多様な宇宙を垣間見せてもらえるような時間であった。
その他に印象に残っているのは、振り返りのセッションで、理学療法士の観点からアニマルフローについてお話を伺えたことである。理学療法士の観点から見てもアニマルフローはユニークな価値を持っているということを知れて嬉しく思えたし、何よりもその実践が身体が自らを思い出すことを促してくれることにつながるという点が印象に残っている。頭で何かを思い出そうとするのではなく、身体が身体自身を思い出していく過程で治癒や変容が起こるという力をアニマルフローは持っている。そのことに気づかせてくれたのは、今後のアニマルフローの実践の大きな励みになった。10月中旬のロッテルダムでのアニマルフローのトレーニングプログラムを終えた段階で、再び大石さんをゲストにお招きすることになった。その時にまたどんな話になるのかとても楽しみである。フローニンゲン:2023/8/30(水)16:05
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