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10801-10804: フローニンゲンからの便り 2023年8月29日(火)



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成人発達理論とインテグラル理論を楽しく学んでいただける「成人発達コラボラジオ」を2023年7月14日より始めました。

タイトル一覧

10801. 今朝方の夢

10802. 今朝方の夢の続き

10803. 共有という探究上の加速器

10804. 成人発達コラボラジオを通じた着実な変化・変容/思い描く未来


10801. 今朝方の夢


時刻は午前7時を迎えた。早朝に起床して2階の書斎に上がってきたときに、2階が随分と冷えているなと思った。どうやら外気は10度を下回り、9度まで落ち込んでいたようで、今もずっとその気温なので寒さを感じさせているようだった。今日はここから少しずつ気温が上がっていき、日中は19度まで気温が上がる。まだ8月なのだが、8月の終わりになるともう秋の様相を感じる。


昨夜から翻訳出版予定の書籍の原稿のレビューを始めた。55章のうちの3章までをレビューし、今日から4章のレビューから取り掛かる。その都合上、本日はサイケデリクス研究はお休みとなる。今日中にひょっとしたら全ての章に対してレビューをすることができるかもしれない。焦ってレビューをする必要は全くないので、自分のペースでレビューを進めていき、レビューが終わり次第編集者の方に原稿を渡そうと思う。


今朝方の夢を振り返っている。夢の中で私は、外国で開催されたサッカーのW杯のメンバーとして大会に出場していた。日本代表はグループリーグの初戦を勝ち、次の試合に勝てばグループリーグの突破ができる状況だった。初戦こそ出番はなかったが、自分はスーパサブとしての役割を期待されていて、後半から投入されてそこで活躍することが求められていた。第2戦の前半は0対0で折り返し、後半から自分が出場する予感があった。なので私は休憩中に念入りにアップをしていた。すると、アップの中で自分が右サイドをドリブルで突破し、中を確認すると味方が誰もおらず、そのまま突破を続けて相手のゴールの左隅に向かって対角線上に低いグラウンダーのシュートを蹴り込みゴールを奪うイメージがパッと湧いた。きっとそのイメージは現実化されるぞと思ってアップを終え、控え室に向かった。後半がいよいよ開始となる頃に、元日本代表の選手と出会った。その方は日本代表を応援に来ていて、控室で選手たちに声をかけていたようだった。その選手は親切にも自分に対しても声を掛けてくれ、そこで得た助言をもとに試合に望もうと思った。するとどういうわけか、自分のロッカーの鍵が閉まらず、ロッカーの鍵が故障していることに気づいた。その故障を直そうと思って格闘している最中にもその方と話を続けていて、気がつけば20分も話をしていた。もうとっくに後半が開始していて、監督も怒っているだろうなと思いながら、結局ロッカーの故障は直らないままピッチに向かった。すると、前半と同様にどちらのチームもまだ無得点の状態だった。ベンチの前に立っている監督は怒った様子はなく、私がようやく姿を現したことを喜んでいるようだった。監督が「今から行けるか?」と尋ねてきたので、「今すぐにでも行けます」と伝えると、私はピッチに投入された。そこからすぐに、まさに先ほどアップ中にイメージした通りの状況となり、先ほどのイメージの通りのプレーをしたら、うまい具合にゴールを決めることができた。W杯でのゴールは格別で、均衡状態を破るゴールはスタジアムを熱狂させ、ピッチにいた仲間が歓喜に包まれて私のところにやってきた。そこから私はさらにもう1ゴール奪って、日本代表のグループリーグ突破に貢献することになった。フローニンゲン:2023/8/29(火)07:27


10802. 今朝方の夢の続き


起床時に引き続き、2階の書斎は随分と寒い。これ以上朝に寒くなるようだったら、いよいよ二重に窓を閉める必要がありそうだ。今はまだ窓の手前にある扉を開けていて、少し風が通るようにしているが、これ以上冷えるようだったらいよいよ窓を完全に閉めて部屋の温度を上げるように工夫する必要がある。気がつけばもうそのような季節になっていたのだと実感する。これから日々の探究に没頭する中で、季節は目に見えないところで着実に進んでいくだろう。新たな季節がやって来て、その季節が終わり、また新たな季節がやって来る。そうしたサイクルの中で自分の人生はゆっくりと進むべきところに向かって進んでいく。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、夢にはまだ続きがあるのでそれについても振り返っておきたい。夢の中で私は、外国の街中を走る車の中にいた。その車は父が運転する真っ赤なフェラーリで、私は助手席に座っていた。父は楽しそうにフェラーリを飛ばしていて、後ろを見ると、背後には真っ黒で無人運転のランボルギーニがぴったりと私たちの車をつけていた。父はその無人運転のランボルギーニに追い越されないように運転することを心底楽しんでいるようだった。潜在的な速度としてはどうやらランボルギーニの方が早いようだったが、父には運転テクニックがあり、また今走っている街中の道路の作りから、ランボルギーニは追い越しにくい状況にあった。父はあえて自分の車を抜くにはどうしたらいいかを無人のランボルギーニに教えるかのように、車線を左右にはみ出して運転する技術を見せた。父はあえてそれを見せることによって、この追い越し競争をもっと張り合いのある楽しいものにしたいようだった。しばらく硬直状態が続く中、信号機を右折する箇所があり、右折をすると、そこに一件のお洒落なカフェがあった。カフェからはコーヒーの香ばしい香りが漂っていて、車の中にいるのにその香りが感じられた。私たちはまだ朝食を摂っておらず、固形物はいらないとしても、コーヒーが飲みたい気分だったので、父がコーヒーを買って来てくれることになった。父が手に3つのコーヒーを持ってすぐに車に戻って来たときに、なぜ3つなのだろうかと不思議に思ったら、いつの間にか後ろの席に母がいて、母が嬉しそうに父からコーヒーを受け取った。コーヒーをすすっていざ出発となった時に、そういえば後ろにいたランボルギーニはどこに行ったのだろうかと思った。そこで夢から覚めた。フローニンゲン:2023/8/29(火)07:42


10803. 共有という探究上の加速器


時刻は午後12時半を迎えた。あと30分後からは、いつも楽しみにしている「成人発達コラボラジオ」の第20回目の収録がある。今日もまたどのような話がその場で繰り広げられるのかとても楽しみである。


午前中は翻訳書のレビューが順調に進み、第4章から始めたレビューも無事に41章までのレビューが終わり、全55章のレビューも今夜中に終わるのではないかと思う。レビューが終わり次第速やかに編集者の方に原稿を渡そうと思う。


この翻訳書はトランスヒューマニズムに関するものなのだが、レビューを進めながら改めて、不老不死に関する先端的な研究について知りたいという思いが増して来た。この分野に関する学術書も今日と明日の時間をかけて調査をしてみて、いくつか購入したい。不老不死の研究とサイケデリクス研究は繋がる部分もあるであろうから、両者の探究を貪欲に進めていこう。自分の関心はサイケデリクスとテクノロジーにあることが改めてレビューの中で明らかになり、不老不死研究はそれらとつながるものであることが見えて来ている。それらの分野を分離させることなく、1本の柱として先端的な学術知識を継続して追いかけたいと思う。その探究で得られた事柄はゼミの中やラジオの中で逐一共有していきたいという思いがある。自分が何かを共有すればするほどに、それは探究を強く後押ししてくれるエネルギーとなり、自らの探究を大きく加速させてくれていると実感する。共有するという現象は、探究上の加速器の役割を果たすのだ。そのような思いを胸に、今日のコラボラジオに臨みたい。フローニンゲン:2023/8/29(火)12:40


10804. 成人発達コラボラジオを通じた着実な変化・変容/思い描く未来


時刻は午後5時半を迎えた。今日は午後からコラボラジオの収録があり、収録を終えた後に近所のコピー屋に書籍を受け取りに行った。そこから一旦書籍を自宅に運び、その後に中央市場に買い物に出かけた。昨日はジムで筋力トレーニングに励んだので、コピー屋にいく際の軽いジョギングや中央市場に行く際のウォーキングは良いアクティブレストになったのではないかと思う。毎回ジムの翌日は中央市場に散歩がてら買い物に出かけることは習慣になっており、それはこれから寒くなっても続けていきたいと思う。


さて、今日のコラボラジオでは前々回あたりから取り上げているサイケデリクスの話題で持ち切りであった。ラジオパートナーの早田航さんがどんどん変化・変容していくことに合わせて、自分もますます変化・変容していることをラジオを始めてからのこのわずか1ヶ月半で感じている。自分の肩書もこれまでの知性発達学者だけではなく、以前から関心のあったテクノロジー哲学への関心と合わせてテクノロジー哲学者という肩書も今後正式に加わってくるだろうし、何よりもサイケデリック学者という肩書も加わってくるだろう。それはもう見えている未来として今ここにある。なのでそれはもう未来のことではないのかもしれない。今この瞬間に起こっていることなのだ。


航さんがサイケデリクス研究に乗り出してくれれば、自分が辿って来た道とは違うユニークな道をこれまで歩んでこられたことから、きっとサイケデリクス研究と実践に関してユニークな貢献をしてくださるに違いなく、今後はラジオのパートナーとしてだけではなく、研究や実践のパートナーにもなっていただけるのではないかという期待がある。お互いの関心から今年に出願する大学院は異なるだろうが、同じ研究対象を違った角度から研究し、違った角度から実践していくことによって、お互いの創発·相乗効果が高まるだろう。仮に同じタイミングでアメリカの異なる大学院でサイケデリクス研究ができたら本望である。また、それが実現されれば、海外のどこかで開催されるサイケデリック研究に関する学会やシンポジウムに一緒に参加し、お互いの研究をそこで発表することなどもあり得るかもしれない。そうしたワクワクする未来を思い描いている。フローニンゲン:2023/8/29(火)17:41

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