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10382-10386: フローニンゲンからの便り 2023年5月23日(火)



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タイトル一覧

10382. 今朝方の夢

10383. 今朝方の夢の続き

10384. 本日のGRE対策を振り返って

10385. 空とフリースタイルラップ

10386. GREの単語学習を絡めたフリースタイルラップの実践


10382. 今朝方の夢


時刻は午前7時を迎えようとしている。今、空はうっすらとした雲に覆われていて、風が少しある。小鳥の鳴き声も晴れの日とは少し響きが違う。それは音の伝わり方に関してだけではなく、実際に彼らの鳴き方も違うようだ。天候によって彼らはどのような意図で鳴き声を使い分けているのだろうか。それについては未知であるが、いずれにせよ、環境に応じて自らの行動を変えるという適応性を彼らに見出すことができる。


今の気温は12度で、今日は気温がここからまず1度ほど下がり、そして再び日中にもう1度上がるという平坦な気温の動きを見せる。今日の最高気温は12度ほどなので、日中はとても涼しさを感じるだろう。明日からもしばらく似たような気温が続き、今週末にまた15度を超え、18度ぐらいの最高気温の日が続くようだ。こうした涼しさをこれからもキープしてもらえればと思う。


昨日はジムでのトレーニングもあり、昨夜はぐっすりと睡眠を取ることができた。そんな中で見ていた夢について振り返っておきたい。夢の中で私は、見慣れない学校の教室にいた。どうやら卒業のタイミングが間近に迫っているらしく、しかし単位をきちんと取得した者しか卒業できないようになっていたので、教室の中には来年以降に卒業する人もいるだろうと思った。私は数日前に残りの単位数が1つということで、今履修している授業の単位を取得すれば卒業できるようになっていた。卒業のタイミングはもう間も無くだったが、この時期に単位数が残り1つというのは優秀らしく、数日前に先生に言われた時には私しかいないようだった。ところが、今目の前で先生が改めて教室で卒業候補者を発表した時には、自分の名前はなく、その代わりにかつてお世話になっていた中年の男性だけが卒業候補者と発表された。私はこの間先生が言っていたことと違うと少し不満に思ったが、自分の単位数も残りあと1つであることには変わりないので、別に今発表されなくてもいいかと思った。


さて、その残り1単位として発表された知人の男性は頭脳明晰で、それでいてユーモアもあって面白い方だった。先生がその方に挨拶をするように促したところ、その方は持ち前の知性とユーモアと面白い挨拶をした。しかし、話が幾分長くなってくると、教室も少し白けたムードになって来た。それを見て私は、その方に声を掛け、残りの話は後からゆっくりしましょうと伝えた。するとその方は教室の左端の一番前に座っていた私のところにやって来て、すぐさま話の続きをし始めた。私の後ろには見知らぬ若い女性が座っていて、彼女を含めて3人で話の続きをしていた。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/5/23(火)07:04


10383. 今朝方の夢の続き


小鳥たちがいつもの清澄な鳴き声を上げ始めた。先ほどまでは、曇り空の影響と風の影響で鳴き方がいつもと少し違うなと思っていたが、またいつものようなメロディーの美しい鳴き声が聞こえ始めて嬉しく思う。今日もまた、小鳥たちの鳴き声を聞きながらGRE対策を前に進めていこう。試験まで30日を切った形になるので、ここからより密度濃い学習をしていこうと思う。そのためには日々の細かな振り返りが重要になり、振り返りの都度、自分の行動を見つめ直してより良いアクションを実行していくことが重要になる。日々の振り返りを継続して、絶えず今の自分に求められている最良のアクションを考えてそれを実行していけば、1ヶ月後の本番では良い結果を収めることができるのではないかと思う。


先ほど、今朝方の夢について振り返っていたが、夢にはまだ続きがあることを思い出した。そちらの夢についても振り返っておきたい。夢の中で私は、実際に通っていた中学校の教室にいた。教室の中で、小中高時代の親友(NK)と話をしていると、私たちが座っているところに別の親友(SI)がやって来た。彼の手元を見ると、何やら透明なビニール袋に水を入れたものを持っていた。私はそれはなんだと彼に尋ねると、彼は笑みを浮かべて、私の尿が入ったビニール袋だと述べた。私はなぜそんなものを嬉しそうに彼が持っているのか理解できなかったし、そもそもビニール袋の中の液体を見ると、無色透明で尿には思えなかった。しかし、彼はそれは私の尿だと言い張るので、ビニール袋から尿が漏れないように注意して欲しいと思った。彼は私の隣に座っていた親友にそのビニール袋を渡すと、彼がビニール袋を受け取った瞬間に、手で持っていた部分から尿が漏れて彼の手に付着し、彼は慌てて取り乱した。それを見て、私は思わず笑ってしまった。そこから改めて、そのビニール袋の中身が本当に自分の尿なのかについて話をしてみようと思ったが、今はもうそれはどうでもよく、単なる水でもよかった。そのような場面があった。この夢について振り返ってみると、そう言えば数日前にも尿に関する夢を見ていたように思う。それは確か、美術館になったフレディさんの家での出来事を描いた夢だったように思う。尿というのは果たして何を象徴しているのだろうか。そう思ったので早速ドリームディクショナリーを調べてみたところ、尿を放出している場面であれば、それは否定的な感情をや抑圧した感情を浄化することを示唆しているとのことであった。夢のコンテクストに寄りけりのようだが、尿は何らかのコントロールできないものが自分の内側にあることも象徴しているとのことだ。また、公共の場で尿を放出する場合には、公共空間と私的空間の境界線を引こうとするアクションとしての意味を持っている可能性もあるとのことだ。こうした解説を受けて、また改めて直近の夢を含めて振り返りをしてみようと思う。フローニンゲン:2023/5/23(火)07:27


10384. 本日のGRE対策を振り返って


時刻は午前10時半を迎えた。この段階で、今日のGREのverbalセクションと数学セクションの学習を終えた。振り返ってみると、verbalセクションにおいては、ゆっくりとだが着実に安定的なパフォーマンスが発揮されるようになって来ている。今日は与えられたパッセージの理解が速やかで、それは睡眠の時間と質が影響しているようにも思えた。普段から質の高い睡眠を取るように心掛けているが、これは本番の前日のみならず、日々より意識したいことである。やはり十分な質の睡眠が取れていないと、読解力に影響を与えることは明らかなので、毎日質の高い睡眠を取ることで脳を回復させることを意識したいと改めて思った。


今日はいつものように、本番を意識して、まずはsentence equivalenceの問題から取り掛かった。6問ほど解いて間違いは1問だけであり、text completionは8問解いて1問の間違いであった。本番もこれくらいの正答率であれば御の字である。reading comprehensionも同じぐらいの正答率で、徐々に正答率が安定していることを実感できて嬉しく思う。ただし、依然として苦手としている問題形式があることが明らかになって来ているので、ここからは特にそれらの問題形式に力を入れていきたい。具体的には、パッセージの主張を弱めたり、強めたりするタイプの問題と、パッセージに書かれていることから推論させる問題である。前者はどうしてもパッセージの内容理解と選択肢の内容理解に時間を要するため、時間がかかりそうだと判断したら飛ばして後から解答するようにしたい。飛ばす時には一応の暫定的な選択肢を選んでおく必要がある。後者の問題に関して言えば、推論の射程を設定するのが未だに難しく、パッセージに書かれている内容から大きく飛躍してしまうものは間違いなので、そのあたりの匙加減をの精度を習得していく必要がある。


数学のセクションの対策は順調だったが、とは言え、1問ほどケアレスミスをしてしまう問題があったので、そうしたミスをどうやったら防げるかを今後も引き続き考えていく。どのような形で自分がケアレスミスをしてしまうのかのパターンが見え始めているので、そうしたパターンに合致する場合には、過去のケアレスミスを思い出して、ミスを犯さないように意識していくことを心掛けよう。計算ミスなのか、それとも文章の意味を取り違えているのかなど、ミスにはいくつかのパターンがあり、それらについての対処法をそれぞれ考えていく。フローニンゲン:2023/5/23(火)10:38


10385. 空とフリースタイルラップ


時刻はゆっくりと午後4時に近づいている。今日は昨日よりも最高気温が10度ほど低く、肌寒い1日だったが、太陽の光は心地良く、親友かつかかりつけの美容師のメルヴィンの店まで歩いていくのはとても清々しかった。中央市場に向かういつもの散歩コースを歩いてメルヴィンの店に到着すると、メルヴィンが店の前の椅子に腰掛けてギターを演奏していた。これは晴れた日にメルヴィンの店に行くといつも見られる光景である。挨拶をして、いつものようにダブルエスプレッソをもらって、そこから毎回の習慣である雑談を少し楽しんだ。その中で話はフリースタイルラップの話となり、メルヴィンの話を聞いていると、メルヴィンが間(ま)の重要性について語り、その洞察が仏教の空と似ていたので、“sunyata(空)”について解説すると、メルヴィンは何か重要なことを悟ったかのように大きな笑みを浮かべた。フリースタイルラップにおける間は無であるのと同時に、そこから如何なるものも生み出せる無限の可能性がそこに内包されているという指摘をすると、メルヴィンは空の概念に興味を持ったようで、そこからも引き続き空とフリースタイルラップを絡めて話をしていった。最後に、せっかくなので空の漢字をメルヴィンに紹介し、その漢字をメルヴィンのスケッチブックに書き留めると、メルヴィンはとても嬉しそうにしていた。


ソファでダブルエスプレッソをすすりながら談笑をしばらくした後に髪を切ってもらった。そこからも話はフリースタイルラップの話が主になり、それを起点にして人間の創造性や社会問題について話を進めていった。今日のメルヴィンとの対話を通じて、自分でも哲学的·霊的な主題をもとにしたフリースタイルラップを英語で行ってみたいという考えが芽生えた。以前からメルヴィンの話を聞くたびに英語でフリースタイルラップをするのは面白そうだと思っていたが、なかなかそこに挑戦できなかった。しかし、話題を自分の関心事項である哲学的なものや霊的なものに設定してみると、楽しんでフリースタイルラップを練習できるのではないかと思ったのだ。自分の英語の語彙はやはり日常語よりも学術語に寄っているので、尚更そうしたテーマの方がフリースタイルラップがしやすいと思ったのである。メルヴィンにフリースタイルラップを始めるにあたっての基本的な練習方法をいくつか教えてもらったので、帰り道から早速それを頭の中で行ったり、呟いたりしていた。フリースタイルラップはこのように、いつでもどこかでも、時間も場所も選ばずに練習できるのがとても良い。それでいて自分の創造性を涵養することができるし、もし人にそれを聞かせることができたら人を楽しませることもできるのだ。ここからしばらくフリースタイルラップも自分の創造活動の1つとして練習を楽しんで行いたい。フローニンゲン:2023/5/23(火)16:04


10386. GREの単語学習を絡めたフリースタイルラップの実践


メルヴィンと空とフリースタイルラップの話をしながら、創造性を発揮している時には誰しも空を体感している状態なのだろうと考えていた。今こうして徒然なるままに日記を執筆している最中も、自分の意識は空の状態に触れている。あるいはそれ自体がもう空である。空の状態から自分の言葉が生まれ、空の状態を通じて言葉が発展していく。そんな形で日記が形作られていく。


オランダ人のメルヴィンもオランダ語では一切フリースタイルラップをしておらず、英語でフリースタイルラップをしているのだが、その効能はとても大きいとメルヴィンは述べていた。元々メルヴィンの英語は流暢だが、フリースタイルラップを始めたことにより、彼の英語のスピーキング能力はさらに高度なものになっている。学術機関にいる場合、どうしてもリーディングやライティングが主となり、確かにスピーキングやリスニングの力も求められるのだが、それは学術的な仕事の根幹をなすものではあまりない。特に文献を読んで論文を書くというタスクを遂行する場合、求められるのはやはりリーディングやライティングの力なのだ。そうしたことから、自分の英語力も未だに偏りがある。IELTSのスピーキングセクションのスコアは比較的高かったが、自分のその他の技能と比較した場合、一番改善の余地があるのはスピーキングかと思う。英語で楽しみながらフリースタイルラップの練習を毎日行うことは、自然と自分のスピーキング能力をさらに高みに引き上げてくれるように思う。また、フリースタイルラップが脳に与える面白い研究もいくつかあって、フリースタイルラップを始めることによって、自分の脳がさらに左右共に活性化され、脳がさらに育まれていくことが期待される。それは語彙のネットワークの強化や発話能力の向上に加え、創造力と想像力の向上にもつながるだろう。


とにかくなんでもそうだが、自分が楽しんで行えることが一番で、少しマニアックだが、早速今から、GREの単語集を用いて、覚えていない単語に対してその場で即興的にフリースタイルラップを実践してみようと思う。その単語の韻を踏み、その単語を用いて、情景が思い浮かべられるセンテンスを即興的に作り、1つセンテンスを作ったら2つ目を作ってもいいし、その次の単語に移って再びそこで即興的にフリースタイルラップ的にセンテンスを作っていくという遊びをやってみようと思う。これは創造的な遊びでありながら単語学習でもあるし、単語学習でありながら創造的な遊びでもある。遊びと創造性を結びつけると、自分の中の無限の可能性が花開いていくかのようである。今日もまたメルヴィンから重要な示唆と洞察をもらえたことに感謝したい。フローニンゲン:2023/5/23(火)16:13


本日の自由詩(free verse)

No.2986, A Nerve of Morning Light

A nerve of morning light is palpable.

It is stimulating my creativity and vivacity.

Groningen; 08:02, 5/23/2023


No.2987, The Moment of a Breeze

I enjoy the moment of a breeze.

It is ephemeral, but eternal, too.

Groningen; 11:24, 5/23/2023


No.2988, Omnipresent Magic

Magic is omnipresent in this world.

Because the world is always magical.

Our being is inclined to resonate with magic.

Groningen; 12:46, 5/23/2023

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