
No.4713 羽筆_A Pen of Feather
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本日の3曲
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タイトル一覧
10282. 今朝方の夢
10283. 今度の旅について/今朝方の夢の続き
10284. 今朝方の印象的な夢の続き
10285. 新たなプロジェクトに向けて
10286. 発達倫理学と発達美学に関する問い/プラハとミュンヘン旅行に向けて
10282. 今朝方の夢
ローマ·フィレンツェ旅行の際の暖かさが嘘のように、5月を迎えたフローニンゲンはまだ寒く、家の暖房が自動で入っている。午前6時半を迎えた今の気温は6度とのことであり、今日の日中の最高気温は11度である。明日からは少し気温が上がるものの、天気が崩れる日が続くようだ。
今朝方はいくつかの夢を見ていた。それはいつも以上に数が多く、少し分けて書き留めておきたい。夢の中で私は、GREの対策に関する講義と旅に関する話を混ぜたレクチャー動画を作っていた。それを見るのはどうやら不特定多数の人のようで、ゼミで共有する動画では好きなことを好きなだけ話せるが、視聴者が不特定多数になると話題も言葉も少し慎重に選ぶ必要があった。情報発信が自由にできるようになったとは言え、お互いを知っている人同士であれば発言の背後にあるものを共有しやすいが、そうでない人に向けて情報発信する場合には何かと誤解も生まれやすいので注意をする必要があると思った。世の中は便利になった分、物騒にもなっていて、ある情報発信が曲解されて命を狙われてしまうことのあるご時世だ。そのようなことを鑑みて動画を作っていたのだが、そもそもそうしたリスクを背負いながら不特定多数の人に情報発信する意味はあるのかとも考えていた。しかし私はそこにも意義を見出し、自分がこの世界に伝えるべきことは伝えるという精神で動画を作り続けていた。
次に見ていた夢はとても印象的だった。夢の中で私は、見慣れない家の中にいた。窓の外を見ると、穏やかな海が見えた。反対側の窓を眺めると、心が落ち着く森が見えた。どうやらそこは別荘のようであり、今自分がいるのは自分の部屋のようだった。部屋の扉を小さく叩く音が下の方から聞こえたので、何かと思って扉を開けると、愛犬が尻尾を振ってそこに待っていた。私は愛犬を見て、心底驚いた。というのも、愛犬は先日天国に召されたからである。晩年の愛犬はもう尻尾を振る力はなく、いつも静かに暮らしていた。そんな愛犬が、今目の前で、昔のように尻尾を振って喜んでいる様子を見て、私は心底嬉しくなったのである。その喜びを共有し、愛犬が蘇って帰って来たことを両親に伝えたかったので、まずは母を呼んだ。「お母さん、ゆずが帰って来たよ!」そのように母を呼ぶと、母はすぐには信じられなかったのか、その声に応答することはなかった。もう一度母を呼んで、次に父を呼ぼうと思ったが、その前に今目の前にいる愛犬とまずは思いっきり戯れておきたいと思った。そこで夢の場面が変わった。夢の中の愛犬は本当に若々しく、そしてとても可愛かった。自分の記憶の中には、0歳から17歳までの大抵の歳の愛犬の記憶がある。夢に現れていた愛犬は、中でも随分と若い時の姿をしていた。愛犬は尻尾を振りながら自分にじゃれついて来たのだが、何かを自分に伝えようとしているかのような仕草を見せていたのも印象的である。愛犬は自分に何を伝えようとしていたのだろうか。今は亡き愛犬は、これからも自分の記憶の中で生き続ける。これまでの夢の中でも何度か愛犬は姿を現していたが、この世を去って以降の愛犬が夢に出るときには、また違った意味を持つ存在として受け止めてみたいと思う。フローニンゲン:2023/5/3(水)06:57
10283. 今度の旅について/今朝方の夢の続き
「発達価値学」を構成する1つ目の要素である「発達倫理学」の研究に向けて、今日から昨日受け取った書籍を午後に時間を取って読み進めていきたいと思う。当面午前中は完全にGRE対策に充て、午後の早い時間帯も引き続きGRE対策を進めていくが、夕方ぐらいから夕食にかけては倫理学に関する書籍を読み進めていこうと思う。昨日も少し考えていたし、一昨日のパーソナルトレーニングの時にエリーザとも話をしていたのだが、今度の旅行は本当にプラハとミュンヘンでいいのかを考えている。今回のローマとフィレンツェは見所はたくさんあったが、都市疲労とでも呼べるようなものを感じたことは確かである。あまりにも人が多い場所は、活気と邪気の均衡が崩れやすく、自分にとってはどちらかというと落ち着かない邪気が過剰になりやすい。旅に出かけてリフレッシュするところを、旅に出かけて疲れてしまっては元も子もない。また、ハレとしての旅が、ケを持って帰ってくる形になっても意味がない。そうしたことから、次の旅の目的地は慎重に選びたいと思う。一番落ち着く場所がフローニンゲンの自宅であるし、そこでは探究も旺盛にできることから、次回の旅はいつもの2ヶ月に1度のペースではなく、もう少し伸ばしてもいいかもしれない。もし旅の方から呼ばれたらそれに応じるが、10月にはボストンに行く予定が入っているので、それまでの間の旅は少し慎重に検討しようと思う。
今朝方の夢の続きを改めて思い出している。夢の中で私は、高校時代のサッカー部の友人(HH)と話をしていた。彼と一緒に弁当を買って外で食べようということになり、ちょうど弁当屋が近くにあったのでそこに行くことにした。弁当屋に到着する目前で、彼がどういうわけか突然、自分が食べたいと思っていた弁当を手から複数出したので驚いた。それはマジックのようであり、彼のその能力に驚かされた。そして、彼はどういうわけか、その弁当を私に渡すのでもなく、目の前にあった廃墟の壁の隙間に埋め込んでいった。弁当を開けて、中身を壁に埋め込んでいくのは食材を無駄にしているようで、私は少し嫌な気持ちがした。壁の奥の方を見ると、ブロッコリーが等間隔で壁の中に埋め込まれていて、他の食材は壁の向こう側に落ちてしまったようだったが、ブロッコリーなら救出できるかもしれないと思った。彼がなんで食材を無駄にするようなことをしたのかについては特に問わず、私は黙ってブロッコリーを壁の奥から取り出そうとした。すると、彼はいつの間にかその場から消えていた。
それ以外にも、センター試験の当日を迎えている場面があった。その日は遅くとも午前9時10分には自宅を出発して試験会場に向かう必要があったが、いつの間にかその時間が迫って来ていたので焦っていた。目の前には小中学校時代の友人が2人ほどいて、彼らもセンター試験を受けるはずなのだが随分と呑気な感じだった。彼らの呑気さに引っ張られて、自分も呑気に朝の時間を過ごしていた。今私たちは合宿所にいて、荷物をまとめて試験会場に行く必要があった。私は合宿所に大きいボストンバッグを4つほど持って来ていたようで、荷物をまとめるのが大変だった。自分の記憶では、3つしか持って来ていないはずだったが、母が別の日に追加でもう1つ持って来てくれたことを思い出した。なので私は、4つの大きなボストンバッグに何をどれだけ詰めるのかを計算して詰めていくことにしたのだが、如何せん出発時間が迫って来ていたので、計算が狂いやすく、慌てずに荷物を詰めていく必要があると思った。すると突然、自分はもうセンター試験を突破していて、十分な点数を取ったのだから試験を受ける必要はないと気づいたのである。それに気づいた途端に、何か肩の荷が降りたかのように安堵の気持ちに包まれた。そこからは焦って合宿所を出発する必要はないと分かったので、ゆっくりと荷物を詰めていくことにした。朝日が燦然と輝いていて、窓から入ってくる朝日を浴びるのはとても気持ち良いとその時に気づけた。フローニンゲン:2023/5/3(水)07:16
10284. 今朝方の印象的な夢の続き
時刻はゆっくりと午前8時に近づいている。今、世界と応答する器官である脳を優しく刺激するような小鳥たちの鳴き声が聞こえてくる。
今朝方は随分と夢を見ていて、まだその全てを書き留めることができていないので、残りの夢についても今から書き留め、そこから今日のGRE対策を進めていこう。
夢の中で私は、見慣れない町のある建物の中で作業に没頭していた。手先を使う作業に没頭していると、どこからか親しみのある声が聞こえて来た。声の主は、小中学校時代の親友(HS)で、彼が私のことを呼んでいる声がした。何やら今彼は結婚式の最中で、そう言えば彼が新郎新婦に向けて送る言葉を私に頼んでいたことをハッと思い出した。結婚式会場まではさほど遠くなく、空を飛んで行けば今からでも間に合うかもしれないと思った。新郎新婦に向けて送る言葉の前に優しい音楽が流れ始め、それが終わった直後に自分が2人に言葉を送ることになっていた。私は急いでその場から立ち去って、空を飛んで会場に向かった。会場に向かっている最中にもその優しい音楽が頭の中で鳴っていて、その響きはとても心地良かったが、その曲が終わるまでに会場に辿り着かなければならないというプレッシャーがあったのも確かである。いよいよ曲があと1フレーズで終わるというところで無事に会場の上空に到着した。屋根のない吹き抜けの会場で式を挙げてくれていたのが幸いで、あとはタイミングを見計らって上空から降りていって彼らの前に姿を現そうと思った。いざ彼らの目の前に降りると、自分の格好が半袖半ズボンにサンダル姿だったので結婚式に相応しくないと思ったが、もう仕方ないと思って、格好については気にせずに、2人にお祝いの言葉を述べた。周りにいた人たちは、不審者が上空から現れたと思っているようだったが、取り押さえられることもなく、無事に2人に送る言葉を述べ、彼には優しい音楽が奏でられるオルゴールでできた小さな球を渡した。彼はそれを嬉しそうに受け取り、そこで夢の場面が変わった。
もう1つ覚えている夢としては、大学時代の同期や先輩たちを含めて、見知らぬ人たちも混ぜた形でハーフコートでサッカーの試合をしていたことである。ハーフコートとは言え、かなり強度は高く、みんな真剣にプレーをしていたので、圧のかかり具合いはさながらフットサルのようであった。最初私は先輩や同期に遠慮しながらプレーしていたが、お互いの力が完全に拮抗している状態でゲームが動いていないのを見て、そこからは自分のプレーを思う存分発揮することにした。すると、私のプレーはサッカーを長くやっている人には予想しにくいものが多かったらしく、相手チームは混乱していた。いや、味方でさえも自分のプレーは予測不能で混乱しているようで、私は自分1人で戦況を打開し、得点を重ねていった。興味深いことに、得点を入れるごとに時価数億円ほどの小さな宝石を手に入れることができたのだが、私は宝石目当てで得点を決めているのではなく、一緒にプレーしている人たちに、常識に囚われずに自己を表現するとはどういうことなのかを示したかったようであり、何よりも自分自身が既存の認識の枠組みに囚われた形でプレーするのを嫌い、その瞬間に自分にしか表現できないプレーをすることに最大の喜びを感じていた。気がつけば、4点から5点を自分1人の力で決め、結果としてこちらのチームが大差で勝利していた。私は得点の数よりも、そして勝利よりも、自分が自分として伸び伸びと自由にプレーできていたことに最大の満足感を覚えていた。フローニンゲン:2023/5/3(水)08:11
10285. 新たなプロジェクトに向けて
小鳥たちの鳴き声がこの世界に澄み渡っている。時刻は午後1時を迎えたが、まるで早朝の平穏な世界のような雰囲気が依然として辺りに満ちている。その満ち満ちた平穏さの中で自分は自らの取り組みを着実に前に進めることができている。それにただただ感謝したい。この感謝の念を持って、自分はこれからもゆっくりと着実に前に進んでいく。それはひょっとしたら前というよりも、高みや深みと呼べるものかもしれない。いずれにせよ、自分は絶え間ない変容過程を常に経験していく存在としてこの世界にある。
今日は午前中にGREの対策の大半を終えた。具体的には、verbalセクションの3つの問題タイプのそれぞれに対して十分な演習をしていった。reading comprehensionではまだ間違える問題が時々あるが、戦略が定まりつつあることと、問題文の難解さに圧倒されることなくパッセージを読解できていることは良い兆候である。この調子で対策を進めていく。ここから仮眠を取ったら、ライティングに関する対策を進めていく予定で、それが終わったら倫理学に関する書籍を読み進めていこうと思う。
午前中にはその他にも、新たなプロジェクトに関するオンラインミーティングを2人の知人の方と行っていた。インテグラル理論や成人発達理論の次なる社会的ムーブメントとして、トランスヒューマニズムやテクノロジー哲学と絡めたプロジェクトを企画している。このプロジェクトを通じて、人間発達とテクノロジーの関係性について哲学的な枠組みを通じてじっくりと内省をしたいし、倫理学や美学の観点からそのテーマについて考えたい。人間を含めた全ての存在者のウェルビーイングを実現する上で、テクノロジーの果たす役割は何であり、私たちはどのようにテクノロジーと付き合っていけばいいのかを実践的に考えていく場を作っていきたいと思う。そうした話題を考えるにあたっては、哲学的な補助線は不可欠であり、やはりテクノロジー哲学、倫理学、美学というのは非常に重要な哲学領域として浮上してくる。午後に行う倫理学の探究もそこに連なるものとしての位置付けで行いたい。今、新たな探究と実践が産声を上げ始めたことを強く実感する。フローニンゲン:2023/5/3(水)13:10
10286. 発達倫理学と発達美学に関する問い/プラハとミュンヘン旅行に向けて
明るさに包まれたフローニンゲンの夕方。それを祝福するかのように、小鳥たちが鳴き声を上げていて、猫が楽しげに庭を歩いている。
今日はGREの対策がひと段落した後に、倫理学に関する書籍を2冊ほど読み進めていた。その中で、発達するのが「良い(善い)というのはどのようなことを指すのか?「美しい」発達というのはどのようなことを指すのか?その前提条件は何であり、どうなれば美しくて良い(善い)発達が実現できるのか?という問いを考えている自分がいた。それらの問いに答えるのがまさしく「発達倫理学」と「発達美学」である。それらの問いをこれから内に温めながら、事あるごとにそれらの問いについて考えを巡らせていこうと思う。
午前中にGREの対策をしている最中に、文章問題の中でカフカが扱われていて、彼の出身場所であるプラハに関心を改めて持った。実はプラハは次の旅行の候補地であり、改めてプラハの町の見所を確認したところ、プラハにはフランツ·カフカ記念館、アントニン·ドヴォルザーグ記念館、チェコ音楽博物館、ミュシャ美術館、共産主義博物館など、自分の関心を引く場所がたくさんあることに気づいた。また、プラハと合わせて訪れようと思っていたミュンヘンについても調べてみると、ミュンヘンにも様々な興味深い美術館や博物館があることに気づいた。特に、アルテ·ピナコテーク、ノイエ·ピナコテーク、ピナコテーク·デア·モデルネ、レンバッハハウス美術館、ブランドホルスト美術館にはぜひ足を運んでみたい。プラハの美術館とミュンヘンの美術館について調べているだけで、何か自分の創造性が涵養されるような不思議な感覚があった。この感覚を頼りに、GRE試験の後にはプラハに4日ぐらい滞在し、ミュンヘンにも同様の長さで滞在しようと思う。どちらも少なくとも4日ほどの滞在日数が欲しいところである。プラハとミュンヘンへの旅行を楽しみにして、ここからまたGREの対策に楽しみながら取り組みたい。フローニンゲン:2023/5/3(水)17:36
本日の自由詩(free verse)
No.2926, A Morning Letter
I received a letter from the morning world.
I look forward to reading it.
What it tells me would inspire and encourage me very much.
Groningen; 07:48, 5/3/2023
No.2927, A Breeze Invitation
A breeze sends me an invitation to another potentiality.
It means that I can enter another new world to me.
My potential would fully flourish there.
Groningen; 11:57, 5/3/2023
No.2928, An Arrow of Hope
An arrow of hope is shot from the transcendental realm of reality.
Once it reaches the earth, it would heal and transform our world.
Groningen; 13:00, 5/3/2023
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