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10225-10230: ローマからの便り 2023年4月21日(金)



No.4678 ローマの歴史_The History of Rome


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本日の3曲


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タイトル一覧

10225.【ローマ滞在記】本日の観光計画

10226.【ローマ滞在記】予定を少し変更して

10227.【ローマ滞在記】今朝方の夢

10228.【ローマ滞在記】順調に進む単語学習

10229.【ローマ滞在記】本日の観光を振り返って

10230.【ローマ滞在記】GREの戦略確立期と戦略洗練期


10225.【ローマ滞在記】本日の観光計画


ローマた滞在3日目が始まった。時刻は午前5時半を迎えたが、辺りはまだ暗い。ローマはフローニンゲンに比べて随分と暖かいが、日が昇り始めるのはフローニンゲンの方が早い。どちらの差もお互いの地理的な条件が生み出している。


さて、昨日はバチカン市国を訪れたが、結局バチカン美術館には長蛇の列で入ることができなかった。ホテルから歩いていくと遠いし、混雑した地下鉄に乗るのは嫌なので、今回はもうバチカン美術館とは縁がなかったとして見送ろうと思う。その代わりに今日は、4つほどの美術館に足を運ぶ予定だ。昨日は結局ダ·ヴィンチ博物館だけを訪れて、あとは古代遺跡の観光に出かけていた。翻って今日は、美術館や博物館に焦点を当てて観光を楽しむ。


昨日ローマの町を自分の足で随分と歩いてみたことによって、土地勘が養われてきた。また、ローマの町の雰囲気も随分と身体感覚として掴めるようになってきている。今日もゆっくりと朝食を摂ったら少し休憩をして、まずはキーツ記念館に訪れたい。ここは開館時間が変則的で、午前10時から午後1時まで、そして午後は2時から6時まで開いている。キーツ記念館のすぐ近くにはキリコ美術館があり、ここも変則的な開館時間で、午前10時半から12時半、そして午後は2時半から4時半まで開館している。まずはこの2つの場所に訪れようと思う。順番としてはキーツ記念館に開館と同時に入り、その次にキリコ美術館に行く。キーツ記念館までは歩いて20分ほどなので、9時半過ぎにホテルを出発すればいいだろう。キリコ美術館の方を調べると、どうやらここはハウスミュージアムのため、事前予約が必要なようだ。明日は他にも事前予約が必要なボルゲーゼ美術館にも足を運ぼうと思っている。どちらの美術館も後ほど予約をしておこう。その他には今日は昨日はまた違うダ·ヴィンチ博物館に訪れる予定で、そこからさらにホテルの近くの現代美術館にも足を運ぼうと思っている。それらの所要時間を大体把握した上で、余力があれば今日は国立古典絵画館にも足を運んでみたいと思う。明日はオンラインゼミナールが正午まであるので、観光は必然的に午後からになる。それも踏まえて、本日はできるだけ多く美術館に足を運び、明日は2つほど美術館を訪れることにとどめたい。そのような計画を練っている。ローマ:2023/4/21(金)05:57


10226.【ローマ滞在記】予定を少し変更して


時刻は午前6時を迎えた。つい先ほどチケットの事前予約が必要なキリコ美術館とボルゲーゼ美術館のウェブサイトを訪れたところ、前者に関しては予約ができたが、後者に関しては予約ができなかった。というのもボルゲーゼ美術館もバチカン美術館と同じぐらい人気があるようで、明日のチケットはすでに完売であり、それどこから来週の水曜日ぐらいまでチケットが完売の状態が続いているという事態であった。残念ながら今回はバチカン美術館と同様に、ボルゲーゼ美術館にも縁がなかったとしよう。興味深いことに、どちらも中世あたりの傑作が多く所蔵されていることから、今の自分はその時代区分の作品とあまり縁がないのかもしれない。確かに、もちろんその時代の偉大な作品は一目見ておきたいと思うが、自分の中の関心度合いはそれほど高くないというのは事実である。むしろ現代に近い時代の抽象的な作品を好む自分にとってはキリコ美術館に行けることはとても嬉しく、明日が楽しみである。本当は今日足を運ぼうと思っていたが、明日以降しか予約ができなかったので、明日の午後3時半の時間帯の予約をした。予約は氏名とメールアドレスを入力するだけで、チケットの代金は現地で支払うのだと思う。ボルゲーゼ美術館に行けなくなかったことに伴い、明日にキリコ美術館以外にどこに足を運ぶのかを考えておきたいと思う。そう言えば今日は国立古典絵画館に行く予定で、こちらは事前予約が必要ないようなので安心である。ウェブサイトを確認したところ、オンラインからもチケットを購入できるが15分刻みで時間指定がなされていて、今日はどの時間帯にこの美術館に足を運べるかわからないので、予約はせずに向かう。チケットはいずれも全く完売になっていないことからも、バチカン美術館やボルゲーゼ美術館のような人気はないと推測される。


その他にどこか足を運んでみたい美術館や博物館がないか調べたところ、あまりなさそうだったので、今日最初に行く予定だったキーツ記念館を明日に回し、明日はキーツ記念館とキリコ美術館だけを訪れてその他の時間はゆっくりしたいと思った。今日4つの場所を巡るのは大変かと思ったし、1つ1つを丁寧に見たいと思ったので、今日はダ·ヴィンチ博物館、現代美術館、国立古典絵画館の3つに絞って観光する。ホテルを午前10時ぐらいに出発して、30分ぐらい散歩を楽しんでまずはダ·ヴィンチ博物館に向かう。ローマ:2023/4/21(金)06:24


10227.【ローマ滞在記】今朝方の夢


時刻は間も無く午前8時を迎える。この日記を書き終えたら1階のレストランに行って朝食をいただこうと思う。昨日は筋力トレーニングをしたので、朝食ではタンパク質をしっかり補給したいと思う。今日は昨日ほどではないが、それでもローマ市内を歩いて散策するので、朝食をしっかり摂って栄養補給をしておこう。


今朝方は断片的な夢を見ていた。まず覚えているのは、見知らぬ外国人とどこかの国の町で話をしていたことである。その人物は男性で、年は自分よりも少し上ぐらいであった。彼と話をしていた言語は確か英語だったように思えるが、途中で日本語も交えて話をしていたような気もする。話の内容は全く覚えておらず、感覚として中立的な内容だったように思う。


それ以外には、何かクイズのような問題に英語で答えている自分がいたことを覚えている。その場面では、間違いなく自分は英語を話していた。そのクイズの難易度はなかなか難しかったが、よく考えると意外と解ける問題が多く、問題を解く楽しさを感じていた。クイズの条件設定は意外と厳しく、問題が解けないとその場から離れられないというものだった。そうした条件設定に怯えることもなく、自分は楽しみながら淡々と問題を解いていっていた。さらに覚えていることとしては、悪魔が出没する道に気をつけながら見知らぬ町を散策していたことである。その町には悪魔が出ることで有名なある通りがあり、その通りがどこなのかは私にはわからず、自分の直感を信じてそこを通らないようにすることが求められていた。しかしながら、少しばかり悪魔と話をしてみたいという気持ちもあり、仮に悪魔の通る道を通ってしまったとしても、それはそれで面白いかもしれないと思った。とは言え、悪魔の誘いに乗らず、悪魔に魅惑されないように注意することが必要だと思ったし、そもそも話し合えるような悪魔ではなかった場合には命が危険に晒されることもあるかと思ったので注意深くいる必要があるかと思った。今朝方はそのような夢を見ていた。昨日はローマの歴史的建造物をいくつも見たので、何かその影響が夢に現れるかと思ったが、特にその影響はなかったようである。さて今日の観光を通じて得られた感覚的な刺激が今夜の夢に影響を与えるのかどうかをまた楽しみにして、朝食後少し休憩したら観光に出かけて行こう。ローマ:2023/4/21(金)07:59


10228.【ローマ滞在記】順調に進む単語学習


先ほど朝食を摂り終え、コーヒーを1杯もらって来て、自室でそれを飲みながら寛いだ気持ちで単語学習を進めていた。GREの対策もIELTSの対策の時と同様に極めて順調に進んでいる。単語学習をどのように進めたらいいかのノウハウはもう自分の中に十分にあるようで、単語学習が順調に進んでいる。重要なことは文脈の中で単語を覚えていくこと、とりわけそのセンテンスがGREのパッセージと同様の質感のものであればあるだけ望ましく、センテンスの中で単語を覚えていく際に、さらに自分ならその単語をどのような場面でどのように使うのかの具体例をその場で考えるとなお効果的である。そしてその単語が使われている情景をビジュアル的に想像し、身体感覚を通じて単語の意味を掴んでいくとなお効果的である。さらに重要なのは、とにかく繰り返し単語に触れて、その単語が重要だということを脳に教えることである。逆に言えば、何度もある単語に触れることによって脳がそれが重要だと錯覚してくれるメカニズムを活用するのである。そのようなことを意識して学習を進めていると、1冊目の単語集の3周目が先ほど完了し、4周目も一気に行って、5周目は穴埋め問題を解いていこうと思う。幸いにも、これまで地道に学術書を読む中で単語を調べながら語彙力を少しずつ付けていたこともあって、単語集を通じて一から新しく学ぶものはそれほど多くない。それゆえに、1冊目の単語集にはGREレベルの単語が1400以上掲載されているが、1日で1周できてしまう状態にすでになっていることは喜ばしい。ローマ滞在中はこの1冊に集中し、明後日のフィレンツェの移動の時から2冊目の単語集の2周目に入りたい。


ホテルの窓を開けると、通りでアコーディオンを弾いている音が聞こえてくる。金曜日の朝の雰囲気がローマの町に満ちている。その雰囲気はフローニンゲンとは少し異なる。フローニンゲンの朝は静寂と落ち着きに包まれているが、ローマの朝は活気に満ちている。さすがこの町が世界でも有数の観光地だけある。もちろん自分は静かな環境を好むが、こうして旅行にやって来たときには、人々が作り出す活力を感じることは悪くない。むしろそれを通じて自分の中の何かが刺激され、静寂さのエネルギーとは違った力強いエネルギーを得ているような気がする。それでは今から歯磨きをして、先ほど改めて地図を確認して偶然見つけたローマ国立近代美術館にゆっくりと散歩がてら向かいたい。緑が多いボルゲーゼ公園を途中に横切っていくことが楽しみであり、そこで公園から肯定的なエネルギーを分け与えてもらおう。ローマ:2023/4/21(金)09:53


10229.【ローマ滞在記】本日の観光を振り返って


時刻は午後3時半を迎えた。先ほど観光から帰って来て、少し仮眠を取った。今日もローマはすこぶる天気が良く、夏のようであった。半袖で十分に過ごすことができ、少し早いが夏を感じていた。今日は合計で4カ所ほどの美術館に足を運んだ。中でも印象に残っているのは、ローマ市民の憩いのボルゲーゼ公園とすぐ近くにあるローマ国立近代美術館をである。ここは今朝方偶然発見したのだが、改めて地図で美術館を探してみて本当に良かったと思う。この美術館は、1800年代から現代にいたるまでの絵画や彫刻作品を数多く所蔵している。やはり今の自分は古代·中世の宗教画よりも、現代に近い時代の絵画、しかも抽象画に惹かれる。この美術館でも良き作品との出会いがあり、それらの作品の前でしばらく足を止めて作品に見入っていた。この美術館に何気なく置かれていた透明なガラスの作品に記載されていた哲学者のヴィトゲンシュタインの言葉に目が止まった。そこには「あなたが贈り物だと思っているものは、あなたが解決するべき課題なのである」という言葉が記載されていた。なるほど、自らに与えられた贈り物としての機会や才能、それらを含めて実はその背後には自分が向き合うべき課題が潜んでいて、そうした課題もまた贈り物なのである。そのようなことを思った。


その後に訪れたダ·ヴィンチ博物館も大変見所が多かった。昨日のものよりも見るものが多く、ダ·ヴィンチの多才さに改めて舌を巻き、精密な調査·研究·考察の跡が見える手書きのノートには釘付けになった。帰りにミュージアムショップに立ち寄ったとき、フロイトが精神分析学の観点からダ·ヴィンチの個性について解説している書籍を立ち読みし、ダ·ヴィンチの有名な解剖学図が表紙になっている白紙のノートを作曲実践用に購入した。


本日最後に訪れた国立古典絵画館も見事であった。ここでの最大の見ものは各展示室の天井にある天井画だった。特に2つほど釘付けになってしばらく天井を仰ぎ見ていた作品があり、それらについては記念に写真撮影をした。それ以外にも、400年ほど前の黄金のハープも写真に収め、後ほどゼミナールの学習システム上に音声解説を加えて写真を共有したいと思う。カラヴァッジョの作品を含めて、その他にも見所のある作品がいくつもあり、この美術館は何よりも佇まいが見事であった。何やら、ここは元バルベリーニ家の宮殿で、それが政府に譲られて美術館になった歴史があるようだ。ローマ:2023/4/21(金)15:46


10230.【ローマ滞在記】GREの戦略確立期と戦略洗練期


時刻は午後8時半を迎えようとしている。ローマ滞在の3日目も大変充実していた。観光を通じて創造性と霊性に滋養強壮がもたらされており、それらが今後より一層育まれていく力を授けてもらっているような気がする。観光のみならず、朝の時間や夕方にホテルに戻って来てからのGREの対策も順調に進んでいる。基本的に今は単語学習に力を入れており、読解問題を解いていくための基礎体力を養っている。同時に、アメリカ人のGREの一流のチューターたちの動画を夕食を摂りながら視聴したり、GREのポッドキャストを聴くことによって、随分とノウハウが蓄積されている。旅から帰って来たら、実際にそのノウハウを問題演習を通して自分が使える技術に昇華していくことが重要だ。


本日ローマの町を歩きながら、これからの1ヶ月間はGREにおける戦略の確立期として位置付けた。とりわけverbalセクションにおけるreading comprehensionの問題に関して言えば、1日に最大10問までしか解かないようにする。とにかく1問1問時間をかけて丁寧に問題を解いていく。その際には、パッセージにおける著者の目的や文章の展開の仕方に注目をしていき、1文ごとにその機能と役割を特定していき、手元の裏紙にメモとして書き出すことをしていく。これは地道な作業だが、それを継続していくと、メモに落とし込まなくても頭の中で自然とそれぞれのセンテンスの機能と役割を瞬時に特定できるだろう。だがそれはあくまでも修練を積んだ後の話であり、最初はとにかく意識化させるために書き出していくことが何より重要だ。ジークンドーの稽古も箏の稽古もそのようにして進めて来た。とにかく言語化をして、1つ1つの動きの精度を上げていくことをジークンドーでも箏でもやって来たように、GREにおいても全く同様に問題解法の精度を言語化を通じて洗練させていく。reading comprehensionの具体的な対策を旅から帰ってから始めるにあたっては、問題のパターンもきちんと分類し、それぞれのパターンごとの自分なりの解法も確立させていく。それを1ヶ月ぐらいかけて行なったら、そこから試験本番までの1ヶ月間は戦略の洗練期とする。そこで確立した戦略を様々な問題を解くことを通じてブラッシュアップさせていき、対応力と応用力を高めていくことを意識する。そして試験直前期には、本番と全く同じ環境設定で、ETSの公式サイトからオンライン上で模擬試験を2つほど解くことを行う。verbalセクリョンにおいてはreading comprehensionに以外にも、sentence equivalenceとtext completionの2つの問題形式があるが、それらもまた戦略確立期と戦略洗練期の2つに分ける。ライティングに関しては、模範解答をひたすら音読して高得点の解答に感覚を合わせていく感覚洗練期と、実際に自分でゼロから解答を書いていく実践期に分ける。このような形でこの2ヶ月間を過ごしていけば、過去最高の成績を取得することができるのではないかと思うし、GREの学習を通じてアカデミック英語の力がより一段と高まるに違いない。ローマ:2023/4/21(金)20:36


本日の自由詩(free verse)

No.2890, Roman Tenderness

My soul resonates with Roman tenderness.

Rome nourishes my soul very much.

It starts to vibrate with vigor and creativity.

Rome; 07:49, 4/21/2023


No.2891, Archeological Magic

My soul is enchanted by archeological magic.

I’m curious about how my soul will transform after this phenomenon.

Rome; 08:45, 4/21/2023


No.2892, Activation

My artistic and spiritual neurons are activated by a series of great artworks.

I’m much beholden to it.

National Gallery of Modern and Contemporary Art, Rome; 11:29, 4/21/2023


No.2893, Roman Elysium

My soul is restful in the Roman Elysium.

The total relaxation would bring another state of the empyrean.

Rome; 21:25, 4/21/2023

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