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10154-10158: フローニンゲンからの便り 2023年4月7日(金)



No.4626 朝の至福さ(その2)_Morning Bliss (Part 2)


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本日の3曲


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タイトル一覧

10154. 実用的な単語学習

10155. 今朝方の夢

10156. スピーキングの際に意識するべきこと

10157. 箏の稽古(69):3番の指の奥深さ

10158. 中央市場の行き帰りの振り返り


10154. 実用的な単語学習


時刻は午前6時を迎えた。この時間帯はまだ暗く、夜明けを迎えるのはもう少し先である。今朝方は5時半前に起床したのだが、その時にはもう小鳥たちが鳴き声を上げていた。今も、真っ暗な世界の中で小鳥たちの清澄な鳴き声がこだましている。今の気温は7度であり、これくらいの気温ではまだまだ湯たんぽが必要なので、湯たんぽにお世話になっている。今日は13度まで気温が上がるので、午後に中央市場に行くときにはマフラーは必要ないだろう。


いよいよ来週の木曜日にIELTSの試験がある。試験対策は順調で、今は最終調整の段階に来ている。今日もまたスピーキングに関しては模擬試験を1セット解き、ライティングについては今日は文章を書くのではなく、過去に書いてきた文章の見直しや、模範解答の表現から使えそうなものを再度確認する作業に時間を充てたい。リーディング演習も昨日に行ったので今日はそれを行わず、その代わりにリスニングに関しては、模擬試験の第8回目の問題を新たに解きたいと思う。それにて公式ガイドブックの全ての模擬試験の問題を解いたことになる。


IELTSの対策の息抜きとして、GREの対策を少しずつ進めている。今日はその時間を少し増やそう。一昨日から使い始めた単語集はGREに特化したものではないが、GREでもよく出てくる単語が語源の解説や文章例付きで紹介されている。文章例そのものがGREのtext completionの問題で出てきそうなもののため、紹介されている単語の箇所が空欄になっていると想定して読んでみるとその形式の問題の対策になるだろう。単語の意味や文章例を自分でも調べてみることを行っていて、文章例からさらに自分がその単語を使う場面を想定して文章を作ることをしている。それを単語集に書き込んで、実践的な単語学習をしている。単語学習はとにかく実用的なものにしたい。試験のための単語としてそれを覚えることをせず、実際に自分がどこかのタイミングで使うことを想定して単語を覚えていく。GREの単語の場合、使うコンテクストはアカデミックの場になることが多いだろうが、むしろそうしたコンテクストが明確なため、逆に覚えやすいし使いやすい。実際にGREの問題を解き始めるのはまだ後にし、今は新たに購入した2冊の単語集を早々と1周させることに焦点を当てる。単語学習はとにかく回転させることが重要であり、復習のタイミングも大事になる。単語学習は基本的に夕食までの時間に行、夕食後に新しい単語を詰め込むことはせず、夕食後はその日に学習した単語の復習に時間を充てる。そうすると記憶への定着としてとても効果的であることがこれまでの学習の経験からわかっている。IELTSの対策も非常に楽しいものだったが、GREも多分にゲーム的な要素が含まれていて、今はそれに気づいているので、これまでにはない形でその対策を楽しめるような気がしている。フローニンゲン:2023/4/7(金)06:17


10155. 今朝方の夢


小鳥たちの鳴き声がすこぶる美しい。今日は数種類の異なる小鳥たちが鳴き声を上げていて、夜明け前の朝の世界に合唱を奏でてくれている。辺りがとても静かなため、聞こえてくるのは小鳥たちの鳴き声だけである。今、彼らの鳴き声が作り出すコンサートを聞いているかのような感覚だ。朝の世界全体がコンサートホールと化し、そこに見事な歌声が反響している。


小鳥たちの合唱を聞きながら、今朝方の夢について振り返っている。夢の中で私は、中学校に宿泊する合宿に旧友たちと一緒に参加していた。それには学年全ての生徒が参加していて、今から体育館で夕食を食べることになっていた。すると、どうにも数人の友人たちがやって来ず、どうしたものかと思った。夕食が配られ、その場にいた生徒たちはもうご飯に手をつけようとしていた。すると、体育館の入り口から数人の生徒がやってきた。そしてそこには元サッカー日本代表の右サイドバックの選手がいて、彼は何やらニヤついていた。どうやらある男性の友達と女性の友達がその元代表選手にそそのかされて犯罪を犯してしまったようだった。彼ら以外にも、もう2人の親友もその犯罪に加担し、先生たちが相当に怒っていた。前者の男女の友人は、どこかの店から何かを盗んだらしく、後者の2人の親友は運び屋となってそれをどこかに運んだようだった。私は彼ら4人を擁護する考えがあったが、あまり口出しをしない方がいいかと思って、食事もそこそこに体育館を離れて教室に向かい、早々と就寝しようと思った。その時に、他の生徒たちと一緒に寝るのがどこか気が引けたので、放送委員長の特権を活かして、放送室の鍵を開け、自分だけそこに寝泊りしようと思った。そこで夢の場面が変わった。


次の夢の場面では、1つ前の夢に出てきた親友(NK)と一緒にフットサルの練習をしているものだった。まずは2人で別々に準備運動がてら練習をし、ちょうど近くにモニター画面があり、フットサルの動画をそこに映して練習しようと思った。すると、小中学校時代の小柄な友人(KS)が姿を現し、一緒にフットサルがしたいと述べた。正直なところ、彼は運動神経があまり良くなく、自分たちの練習について来れるか心配だったが、邪険に扱わず、彼も練習に加えた。まずは私が彼にボールの取り方を教えるために、1対1の練習をすることにした。特に間合いの取り方と足の出し方が重要であると伝え、それを身を持って教えた。しばらく練習していると、高校時代のサッカー部の後輩たちが3人ほどやって来て、今から試合をしようと述べて来た。すると、先ほどまで隣にいた小柄な友人は姿を消し、親友だけがそこにいた。なので、後輩たちとは2対3で試合をすることにしたのだが、それでもこちらの方が強いように思えた。実際に試合が始まってみると、やはり2人しかいないこちらの方が優勢で、どんどんと点差を広げていく形になった。すると、後輩の1人が悪態をつき始め、最初は多めに見ていたが、それ以上態度が悪くなったら、自分の方から注意しようと思った。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/4/7(金)06:35

10156. スピーキングの際に意識するべきこと


時刻は午前10時半に近づいている。今朝は少し曇っていて朝日を拝むことはできないが、小鳥たちの鳴き声が引き続き辺りに響き渡っている。彼らの声を聞きながら、午前中はIELTSとGREの対策をしていた。GREの語彙の勉強をしばらくした後に、IELTSのスピーキングの模擬試験を1セット解いた。模擬試験の問題が豊富に用意されている有益なウェブサイトを見つけたので、午後にもさらに1セット問題を解き、ここから本番に向けて毎日午前と午後に1セットずつ問題を解きたい。スピーキングの自分の解答を録音して聞いてみたところ、自分が思っている以上にゆっくりとはっきり発音するように喋るようにしたいと思った。自分はあまり緊張する方ではないが、本番では多少なりの緊張感があるだろうから、尚更早口になりがちだと思うので、意識的にゆっくりとはっきり発音して話すようにしたい。これについてはここから本番に向けて意識的に練習していこうと思う。


公式問題集に掲載されているリスニングの最後の模擬試験の問題を解いたところ、いくつか誤答があって、結局8.0に落ち着いた。あろうことか、最初のパートで日付を聞き間違えてしまうことがあったり、最後のパートで2つの解答を逆に記載してしまったりと、それだけで3問間違えてしまった。「たられば」は禁物だが、もし仮にそれらの問題が合っていたら、8.5のスコアを取得できていた。本番ではとにかく気を抜かず、解答根拠になる箇所はとにかく集中して聴きたいと思う。


最後に、今日は午後にライティングの対策として、改めて表現の細かな点を確認しようと思う。自分がよく使う単語のスペルの確認や正しい文法表現の確認をしたい。コンマの置き方を含めて、まだまだ文章作法で改善の余地や知識の抜け漏れがあることに気づくことができたのもIELTSのおかげであった。それと今日からIELTSではなくGREのポッドキャストを聴き始めた。ノウハウの吸収と純粋にゲームの攻略法の解説を楽しむためにポッドキャストをこれから毎日本番まで継続して聴いていきたい。このポッドキャストのコンテンツを全て聴き終えたら、GREの語彙に関するポッドキャストを活用して、耳からも単語を学んでいくことをしたいと思う。フローニンゲン:2023/4/7(金)10:30


10157. 箏の稽古(69):3番の指の奥深さ


時刻は午後2時半を迎えようとしている。空に少し明るさがあり、幸いにも小雨は降らないようなので、もう少ししたら中央市場に行ってこようと思う。何やら今日はフラワーマーケットが開催されているとのことで、市場の野菜屋の人から午前中に来ることを勧めてもらったが、せっかくだしどのような様子なのかを混雑を含めてみておきたいと思った。また、午前中には箏のオンラインレッスンもあったので、いずれにせよ午後に市場に行くことになっていたのである。


今日の箏のレッスンはまた発見をもたらしてもらえるものだった。今日から新しく、『もののけ姫』と『いつも何度でも』を練習することになり、新たに2曲が加わったことは、日々の稽古に新鮮な風を吹き込んでくれることになるだろう。今夜からの稽古では、この2曲に力を入れて練習をしていきたいと思う。


前半で『君をのせて』を練習している際に、3番の指の使い方でとても参考になることを先生から教えていただいた。これまではあまり意識せずに3番の指の指定のところも1番の指を使っていたりしたのだが、1番で演奏をするとそれが親指のためどうしても大きな音になる。一方、3番の指を使うと1番の指とは力の入りぐらいが違うので、音色が異なって響く。とりわけ3番の指を連続的に使ってこちら側に流して演奏する箇所の場合、1番の指を使ってしまうと全然響きが異なる。この点に注意すると、また演奏の表現の幅が広がるかと思う。幸いにも『もののけ姫』と『いつも何度でも』では、3番の指を使う箇所が多く、3番の指を寝かせた形で連続的に演奏するものだけではなく、弾くようにして演奏する箇所も多いので、3番の指の使い方により習熟していくことができるだろうし、異なる指を使うことによって異なる音色を出せるようになる練習にもなるだろう。今後も、楽譜上の指示の意味を自分で考えながら、表現上の工夫を色々としたいと思う。今日のレッスンもまた実りが多く、やはり先生からフィードバックをもらうことは思わぬことに気付かせてくれるし、協働して新たな発見をすることにも繋がっている。まさに二人三脚で進むという言葉があるように、学術研究、芸術、武術にしても、他者と共に学習や実践に励むことの大きな意義と価値を感じる。フローニンゲン:2023/4/7(金)14:31


10158. 中央市場の行き帰りの振り返り


つい今し方中央市場から帰って来た。今日はフラワーマーケットが開催されていたため、確かに市場は賑わっていた。だが買い物で並ぶほどではなかった。まず最初に魚屋に到着したら、同じジムに通っているダミアンがいたので話しかけた。するとダミアンが笑顔で拳を突き出したので、ハイタッチの代わりにお互いの拳を重ねた。今日もいつもと同じようにマグロの刺身を100gとサーモンの刺身を購入したところ、ダミアンがマグロを150gほど切ったのだが、それを100gの価格で提供してくれた。「これは内緒だよ」と笑みを浮かべながらダミアンは述べ、その親切心にとても感謝した。ダミアンは次回日曜日か月曜日にジムに来るとのことなので、月曜日に仮に時間が重なったら、一緒にトレーニングに励みたいと思う。


昨日トレーニングをして代謝が上がっており、また行き道に少しジョギングをしていたこともあって、市場から帰ってくる頃には上着はもう必要なくなっていた。それに加えて、夕方の日差しも出ていたので、それが暖かさを感じさせてくれていた。帰り道にふと、IELTSのスピーキングは、親友のメルヴィンが日々行っているフリースタイルラップのように即興性と創造性が発揮できるので対策をしていても面白いなと思っていた。毎日、初めて考えるトピックに対して即興的に自分の考えを表現していくことは、脳への良い刺激になっている。今日はこれからもう1セットスピーキングの問題を解こうと思う。その時には、まさにフリースタイルラップを楽しむかのように、即興的にアイデアを出す喜びを感じて問題に解答していく。早口にならないように、正確に発音することを心掛けることをここから本番までにとにかく定着させていく。スピーキングの問題を解き終えたら、ライティングの表現をブラッシュアップしていこうと思う。ここからは毎日1セットライティングの問題に解答していくのではなく、1日置きに問題を解いていくので十分かと思う。


5年前にGREを受けた時は、9年前にGREを受けた時よりもverbalの点数が低かった。5年前には隣の席の人がコンピュータートラブルを起こし、試験官とその人のやり取りの声が文章を読む集中力を奪っていた。9年前の段階ですでにverbalのスコアが158点に到達していたことからも、今回はやはり160点を超えるように対策を楽しんで行いたいと思う。フローニンゲン:2023/4/7(金)16:43


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2348, A Shapeless Morning

A shapeless morning manifests now.

It can be anything for me.

Be shapeless, and you can be anything.

Groningen; 07:13, 4/7/2023


No.2349, Following a Wind Flow

My soul just follows a wind flow.

It can go wherever it wants to go.

Groningen; 09:01, 4/7/2023


No.2350, An Afternoon Campaign

The afternoon launches a campaign.

It is nutritional for all sentient beings.

Groningen; 13:33, 4/7/2023

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