top of page

10144-10148: フローニンゲンからの便り 2023年4月5日(水)



No.4616 神秘的な眼_Enigmatic Eyes


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

10144. 翻訳プロジェクトに向けて

10145. 今朝方の夢

10146. 今朝方の夢の続き

10147. コンピューター上でIELTSの模擬試験を解き終えて

10148. トランスヒューマニズムの翻訳出版に向けて


10144. 翻訳プロジェクトに向けて


時刻は午前7時を迎えた。今の気温はマイナス2度と低く、暖房が自動で入っている。空は今朝も見事で、うっすらとした朝焼けが見える。早朝に起床した時にはまだ辺りが薄暗かったが、小鳥の鳴き声が美しくこだましていたのを覚えている。


さて、今日もまたIELTSの対策に力を入れていき、来週の木曜日の本番に向けての最終調整をしていきたい。今日は公式ウェブサイトから、本番と同じくコンピューター上で全てのセクションの問題を解いてみようと思う。スピーキングに関しては別途セクションを分けて取り組むことになるが、まとまった形で本番と同じ順番で問題を解いていくのは今回が初めてだ。最初にリスニング、次にリーディング、最後にライティングの順番になる。午前中の段階でおそらく全てのセクションの問題を解くことができるだろう。スピーキングに関してはもしかしたら午後に取り組むことになるかもしれないが、それは問題ではない。一度コンピューター上で問題を解けば勝手が分かるだろうが、本番前にもう一度同じ問題を数日前に解いて感覚を最終調整しようと思う。


今日は午後に、新たに立ち上げた翻訳プロジェクトに関して知人の編集者の方と打ち合わせをすることになっている。新書の発売はもう間も無くだが、自分の活動は絶えず前に進んでいて、今度はトランスヒューマニズムに関する翻訳書を出版できたらと思っている。前回の打ち合わせの後からいくつかアイデアが閃いているので、今日はそれを編集者の方にシェアすることにしたい。ゾルタン·イストヴァンの書籍に絞って翻訳するのがいいのか、それともトランスヒューマニズムの全貌を伝える意味で、学術的にも踏み込んだ解説をしているナターシャ·ヴィタ·モアの書籍と合わせて翻訳するといいのかなどを考えている。どちらの書籍も翻訳自体は大変ではないので、読者にとって一番良い形式を採用したい。版権の取得などを経て、いつ頃から翻訳を開始することができるのかも今日かそれ以降のミーティングで確かめておきたいところである。6月の半ばにGREの試験を受けようと思っているので、それまでは試験勉強に時間を充てることになるだろうが、もちろん一日中試験対策をするわけではないので、その前から翻訳を始めることもできる。一応今後のスケジュール感を明確にしておきたいと思う。午後のそのミーティングを終えたら、近所のショッピングモールに行って、先日購入したGREの対策問題集を受け取ってきたい。単語集と合わせると合計で5冊ほど注文したのだが、そのうちの2冊ほどを今日受け取る予定だ。IELTSの試験後は、GREの対策を楽しみながら行い、アカデミック英語の力をさらにブラッシュアップしていこうと思う。楽しみながら前に進んでいくこと。それはどんな学習·実戦においても大切なことである。それが自然と体現されている今の自分の在り方はとても良い。フローニンゲン:2023/4/5(水)07:38


10145. 今朝方の夢


時刻は午前7時半を迎えた。以前として暖房が稼働しており、家全体を温めてくれている。朝焼けが引き続き美しく、今日もまたすこぶる天気が良いようだ。梅の木に止まっている小鳥の鳴き声はあっぱれであり、その鳴き声は自分の意識と感覚を研ぎ澄ませてくれる。


今朝方はいくつかの夢を見ていたので、覚えているものをまず書き留めておきたい。短く断片的に覚えているものとしては、母と一緒に国外旅行に出かけようとしていて、巨大な空港にいたことである。母と私はカートを引いて、カートにはお土産や荷物などを積んでいた。最初母がカートを引いていたのだが、何か申し訳ないように思えたし、周りでカートを引いているのは大抵男性だったので格好がつかないと思い、母に代わってカートを引き始めた。私たちは搭乗口に向かっていて、その空港では航空会社ごとに大きなゲートがあり、1つ1つ他の航空会社のゲートを潜って目的の搭乗口に向かった。驚いたのは、自分の会社の客ではない人たちにそれぞれの航空会社のCAの方々が挨拶をしていたことである。彼女たちの挨拶はとても清々しく、挨拶によってこちらの気分がどんどんと晴れていくかのようだった。目的の搭乗口までやって来ると、そこで日本人の若いCAの方に挨拶をしてもらい、カートから荷物を下ろして飛行機に乗り組もうとしたところで場面が変わった。


その他にも、外国の街中で外国人の指名手配犯を相手にドッジボールをしている夢があった。日本人の知人とチームを組み、私たちは外国人指名手配犯をどんどんと追い詰めていき、立て続けにボールを当てていった。ところが残り2人がなかなか逃げ足が早く、私たちのボールをかわす能力が高かったので苦戦した。しかし、2人のうちの1人はインチキをして素早い動きをしていることが判明し、そのペナルティーとしてアウトになった。残り1人の指名手配犯をどのようにして仕留めるかを考えながらパス回しをしていたところで場面が変わった。


もう1つ覚えているのは、海沿いに建っている2つの神社が舞台となった夢である。2つの神社は橋で繋がっていて、海を跨ぐ形で両者を行き来することができるようになっていた。片方の神社の中に入って行ったところ、神職の方がやって来て、私に話しかけてきた。その方はとても優しそうだったが、長く話をすることをせず、私は橋がある場所へ向かった。その時に、ほふく前進をして潜って行かないと橋には辿り着けず、ほふく前身で潜り抜ける穴がとても狭く、多くの人はそこを通り抜けることができないのではないかと思った。幸いにも自分は痩せ形だったので問題はなかったが、仮に自分でも満腹に何かを食べていたら、お腹をつっかえてそこを潜り抜けることができなかったのではないかと思うほどだった。いざその穴を抜けて橋の前に立った時、何か感慨深いものがあった。目の前の橋が太陽の光を受けて輝いているように思えたし、太陽の光を反射して、海も煌めいているように思えた。橋をいざ渡っていこうとすると、後ろの方から誰かが自分を呼んでいるようだったが、それを気にせず私は前に進んでいった。フローニンゲン:2023/4/5(水)07:52


10146. 今朝方の夢の続き


時刻は午前8時半を迎えた。この日記を書き終えたら、IELTSの模擬試験をコンピューター上で受けてみようと思う。リーディングに関しては今回から初めてマーカー機能を用いることになる。また、タイトルマッチングや人名と主張のマッチング問題の際は、選択肢を選んだらそれが解答欄に移動してくれるため、残りの選択肢を吟味しやすくなるのではないかということも期待している。コンピューター上で問題を解くのはやはり勝手がいい。


今朝方の夢について改めて振り返っていると、その他にも重要なものを2つほど思い出した。夢の中で私は、小中学校時代に住んでいた社宅にいた。ちょうど父が釣りから帰ってきたところで、釣果について尋ねたところ、今日は珍しく何も釣れなかったそうだ。その代わりに父が昨日作った特製のソースを使った豚カツを作ってくれると述べた。それはとても嬉しく思えたが、私は肉を食べないので若干複雑な気持ちになった。父も私が肉を食べないことは知っているはずだったのだが、その日はそれをすっかり忘れているようだった。今日だけは豚に感謝しながら肉を頂こうかと思ったところで場面が変わった。


次の場面は、薄暗い駐車場のような場所だった。そこはデパートか何かの駐車場のようだった。駐車場を歩いていると、後ろから誰かにリンゴをぶつけられた。振り返ると、後ろで数人の若い男性たちが騒いでいて、そのとばっちりを受ける形でリンゴが私にぶつかったのである。彼らは故意で自分にリンゴをぶつけたわけではないので、特に私は怒ることもなく、気にせずにその場を立ち去ろうと思った。しかしどういうわけか、そのリンゴを使ってサッカーのリフティングを始めた。すると、私の体は宙に浮き、宙に浮いた状態で見事なリフティングをし始めたのである。後ろで騒いでいた彼らもそれに気づき、彼らは私のリフティングの巧みさに舌を巻いていた。ヒールを使ったリフティングを含め、頭以外の様々な場所を用いたリフティングをしばらく披露したら、彼らは盛大な拍手を自分に送ってくれ、リンゴをぶつけてしまったことを誤った。私は彼らに気にすることはないと述べて、静かな笑みを浮かべてその場を立ち去った。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/4/5(水)08:38


10147. コンピューター上でIELTSの模擬試験を解き終えて


時刻はゆっくりと正午に近づきつつある。早朝に引き続き、雲一つない青空が広がっている。


先ほど、British Councilの公式サイトからIELTSの模擬試験をコンピューター上で受けた。リスニングもリーディングも公式ガイドブックとは少し毛色が違って一瞬驚いたが、どちらのセクションも焦ることなく問題に解答していくことができた。そう言えば、最近はどんな時でも浮き出し立たないように自分の軸を整えることを意識している。頼りになる軸を作っていき、軸を強固でしなやかなものにする日々の心掛けをしているのが最近の自分である。瞑想実践に加えて、軸の形成と発達を促す実践を最近よく行っている。


話を先ほどの模擬試験に戻すと、総じて納得のいく解答ができたが、リスニングでは少し聴き逃してしまうところがあったことは反省である。パート2とパート4で少し聴き取りにくい箇所があったが、それを克服するためにはやはりガイダンスが読み上げられている時にいかに問題文を精査して問題を予測できるかが重要になるだろう。


リーディングのセクションは慌てずに読解をし、6分前に終了した。公式サイトの模擬試験ではマーカーが使えなかったが、本番では使えるようなのでそれを有効活用したい。自分にとってはパート1が一番難しく感じることもあるので、仮に本番でもパート1が難しく感じたとしても慌てずに読んでいく。そして重要なところは、解答できるところから順番に解答していくことだ。


ライティングに関しても制限時間内に納得のいく形で解答ができた。タスク1については見直しを含めて19分ほどで解答し、タスク2も見直し時間を含めてセクション終了の6分前に解答を終えることができた。タスク1では183字ほど、タスク2では311字ほどの文字数になったのでちょうど良いかと思う。それでは今から少し休憩をし、午後に買い物から帰ってきたら、スピーキングの模擬試験を1セット解こうと思う。フローニンゲン:2023/4/5(水)11:44


10148. トランスヒューマニズムの翻訳出版に向けて


時刻は午後4時半を迎えた。今、近くの教会から時刻を告げる鐘の音が聞こえてきて、それに加えて小鳥たちのさえずりが聞こえてくる。確かに今の外の気温は低いが、太陽が出ているおかげで寒さはほとんど感じられない。朝の時間だけ湯たんぽを使っていれば過ごせるような状況である。


先ほど、近所のショピングモールに行って書籍を受け取り、その足で買い物もしてきた。ショッピングモールには穏やかな雰囲気が漂っていて、そこで買い物している人たちの表情は一様に明るかった。世界のある国のある地域におけるあるショッピングモールという辺境な場所の中で、多様な人々の色々な人生が交じり合っていることが面白く、そして不思議に思う。


買い物に出かける前に、トランスヒューマニズムに関する翻訳出版プロジェクトに向けて、知人の編集者の方とミーティングをしていた。今日のミーティングの中でお互いにトランスヒューマニズムについて考えを共有したのだが、それだけでも実に学びの多いことだと実感した。もしこうした対話を色々な人を巻き込んで広く行っていくことができれば、トランスヒューマニズムに対する倫理的·規範的に健全な理解が自分の中で醸成されるだけではなく、多くの人の中でも同じことが起こるのではないかと期待される。トランスヒューマニズムの話題は多岐に渡り、それが突きつけてくる課題は一筋縄ではいかない。そうした問いに答えようとすることそのものが私たちの意識の拡張を促し、価値観をより広く深いものにしていくことに繋がっていくと思われる。少なくとも自分の中ではそれが起こっている。自分の認識の枠組みを押し広げ、時に過去の自分の認識の枠組みや価値観を手放しながら、それらの脱構築を通じてより良い社会の実現を希求していく一助にトランスヒューマニズムの思想運動がなればと思う。それを導いていくためにも、引き続きトランスヒューマニズムに関する学術書を読んでいき、それに加えて応用倫理学とメタ倫理学の探究を進めていく。それを両輪で進めていけば、この思想運動を誤った方向に導くことを相当に防げるはずである。もちろん現代社会の複雑性と予測不可能性ゆえに、どのような結果が待っているのかわからないし、想定していないような問題が浮上するかもしれないが、そうだとしてもそれらの結果や問題に対処できるだけの解決策の幅も深さもまた継続的な探究と実践によって必ず担保されていくはずである。それをしなければならない。


今日のミーティングを受けて、IELTSの試験を来週の木曜日に終えたら、早速その週末から書籍の翻訳に取り掛かろうと思う。家のオーナーのフレディさんに貸していたその書籍をそろそろ返してもらって、来週末から翻訳を始め、ローマ·フィレンツェ旅行中も翻訳を進めていけば、早い段階で翻訳が完了するのではないかと思う。フローニンゲン:2023/4/5(水)16:41


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2342, The Serenity of Here and Now

Here and now is always serene.

The serenity cures the world entirely.

Groningen; 08:19, 4/5/2023


No.2343, A Memory of Morning Stars

My soul tries to recollect a memory of morning stars.

The memory would deliver my soul to a sacred place.

Groningen; 11:35, 4/5/2023


No.2344, A Calm Feeling

The world is full of calmness.

My soul is saturated with serenity.

Groningen; 12:51, 4/5/2023

Коментарі


過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page