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10035-10040: フローニンゲンからの便り 2023年3月13日(月)



No.4557 思弁的光_Speculative Light


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本日の3曲


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タイトル一覧

10035. 意識的な学習と実践

10036. 今朝方の印象的な夢

10037. テクノロジーと公共性

10038. テクノロジーと公共政策

10039. 今朝方の夢の続き

10040. 学習と実践の地道な積み重ねの大切さ


10035. 意識的な学習と実践


少し小雨が降りしきっている。月曜日の朝は穏やかで、気がつけば午前9時を迎えていた。どうやらもう少し小雨が降るようで、午前中に雨が止むと、そこからは曇り時々晴れのような形で今日という1日が進んでいくそうだ。今日は最高気温が14度ほどに達するため、暖かさを感じられるだろう。とは言え今はいつものように湯たんぽにお世話になっている。これはいつもの習慣によるものだろう。いつもの習慣で、起床して活動を始めるのと同時に湯たんぽにお湯を入れることが癖になっている。この癖が抜けるのは、もっと暖かくなってからになるだろう。


今日は午後にジムに行き、パーソナルトレーニングを受ける。前回、クレアチンのローディングの効果を強く実感した。4日間にかけてクレアチンをローディングした後は、体内におけるクレアチンの維持として、1日に5gほどのクレアチンを取るということを続けていた。今日はフルにローディングされた状態ではなく、維持を心がけた状態でのトレーニングとなるため、パフォーマンスを比較したいと思う。望むべきは、前回と同じパフォーマンスを発揮できたらと思う。


神は細部に宿るということ。それを意識して今日の学習と実践に励みたい。午前中に取り掛かるIELTSの対策もまさにそうだ。細部を意識しながら、頭を働かせて対策を進めていくこと。自分なりに考えて創意工夫することがその道の技能を高めることにつながる。逆に言えば、それをしないといつまで経っても技能は高まらないのである。IELTSの試験本番までちょうど1ヶ月ほどになった。今回が初受験とあって、試験本番そのものが楽しみであり、本番に向けてできる限りの対策をしていきたいと思う。リーディングやリスニングの形式にも慣れてきたのは良いことである。後は特にリーディングにおけるタイムマネジメントを向上させる必要があり、これは模擬試験を解くことによってその感覚を養っていこうと思う。それは公式ガイドブックの2周目を終える今週末から取り掛かっていくことになる。それ以外には、引き続きスピーキングについては毎日1セット問題を解いていき、ライティングに関してはスコアが8点以上の模範解答の表現を音読を通じて徹底的に学んでいくことを続けていく。これはGREのライティングに対しても行っていた手法で、実際に自分でゼロから文章を書く練習は自分にとっては本番直前の最後の1週間で取り組めば十分である。むしろそれまでに高得点の表現を学び、高得点の解答の質感を自分にインストールした方がいい。そうでなければ、TOEFLやGREの感覚で文章を書いてしまうことになるであろう。今日もまた、ある種ゲーム感覚でIELTSの対策を楽しみながら進めていこう。フローニンゲン:2023/3/13(月)09:05


10036. 今朝方の印象的な夢


今朝は少し風が強い。小雨は意外にも早く止んだ模様だが、もう少し雨がパラつく瞬間が午前中にはあるかもしれない。


今朝方はいくつか印象に残る夢を見ていた。夢の中で私は、アメリカのある名門大学の大学院に入学することになり、意気揚々としていた。早く学期が来ることを待ち望んでいた私は、学期のスタートはとても嬉しく、早く教授や仲間たちと学問に打ち込みたい気持ちで一杯だった。学期の始まるということもあって、まずはオリエンテーションのようなものに参加することになり、同じプログラムの生徒たちと一緒にセミナールームに集まった。そこではモニターを使って、プログラムコーディネーターが1年間のカリキュラムと行事について説明してくれることになっていて、早速それが始まった。コーディネーターの女性もこの大学の同じプログラムの卒業生で、学校のことやプログラムのことはよく知っていたので、話にも説得力があったし、これからの学校生活をありありと想像させてくれる内容は面白さもあった。説明がひと段落すると、プログラム長の男性教授がモニターに移させれた。教授の挨拶はZoom越しからになった。私はその教授の授業を履修する予定で、どういうわけかすでに学期末のレポートを執筆し終えていた。教授が挨拶をしていざ話を始めたときに私は挙手をして立ち上がり、その教授にレポートを見せようと思った。もちろん画面越しであったから、レポートは後ほど教授にすぐに送る予定だったのだが、書き上げたレポートをとにかく早く教授に見てもらいたくて仕方なかったのだ。ところが教授は冷静な表情で、まだ学期が始まったばかりだし、もし1つ前の学期のレポートだったら提出はもう遅いということを述べた。もちろん私のはやる気持ちからそのような行動に出たわけだが、自分はその教授なら自分の熱意についてわかってくれるだろうと思っていただけに、その教授の対応には残念な気持ちになった。残念な気持ちのまま少し茫然自失した状態で席に着いた。そこで夢の場面が変わった。


次に見ていたのは、死の島が舞台になるものだった。これはとても不気味な夢だった。父と父方の祖父、そして母方の叔父、そこに見知らぬ小さな少年を加えた5人で私たちは死の島と呼ばれる場所に向かった。そこは自殺のメッカでもあり、過去の戦争でも戦場になっていた場所である。今は非常に数は少ないが、幾分住民もいる島である。島には車で向かい、本土とその島の間には一本の細い橋が架けられていた。車一台が通れるぐらいの橋を抜けてその島にやってきたとき、即座にその島が異様な雰囲気に包まれていることに気づいた。世界にはどうやら本当に、安易に足を踏み入れてはならない場所があるのだと実感した。これまでその島で死んだ無数の死者の怨念のようなものがそこに渦巻いているような気がした。島から帰ったら、ちゃんとお祓いをしなければならないと思ったほどである。車を止めて早速島を少し散策することにした。散策と言っても、あまりにその島が不気味なため、車を止めた海沿いを少し散歩するだけに留めていた。すると、2人の島の住人が橋の近くにやってきて、橋の修理を始めた。彼らは中年の男性で、その島には長く住んでいるとのことであり、私たちがこの島にやって来たことについてはその理由を尋ねることもなく、また嫌悪感を示すなどということも全くなかった。むしろ観光を楽しんでくれと言われたほどだった。そこから私たちは、海沿いを歩いて行ったのだが、そこには砂浜のようなものはなく、崖になっていて、崖越しに海を眺めた。驚いたことに、先ほどまでは海の水が真っ黒で何も見えなかったのだが、住民の2人の男性と話し終えた後に再び海を眺めると、とても透明で綺麗な海が見えたのである。まるでかかっていた魔法が解けたかのように思えた。崖から海面まではそれほど高さはなく、飛び込んでも危なくはなかった。すると、祖父が真っ先に海に飛び込んでいき、深く潜って海底の散策を始めた。そして私以外の3人もまた海に飛び込んでいき、祖父とは反対方向に泳いで行って散策を開始した。いくら透明な海とは言え、私は依然としてその海に不気味なものを感じていて、死体やら何やらが海の中に転がっているように思えて仕方なかった。なので私は海に飛び込むことをせず、陸の上を歩いて散策することにした。その時の自分の気持ちは、何も見つけたくないと思うのと同時に、死体を見つけたいという思いもあった。この相反する気持ちを抱えたまま散策をしていると、陸の上で鼻を突く死臭が漂っている場所があった。しかし表面上はそこには何もなく、ただ死臭だけが漂っていた。すると私の背後に先程の2人の住人が現れ、そこにはかつて死体があったのかもしれないと述べた。そこからも散策を続けたのだが、島の至る所に死体はないが鼻を突く死臭だけがある場所が随所に存在していた。フローニンゲン:2023/3/13(月)09:28


10037. テクノロジーと公共性


きびきびとした元気な春風が吹いている。起床直後に降っていた小雨はすっかり止み、空は青空に包まれている。そんな中、春風を思わせる強い風が吹いていて、小鳥たちの鳴き声と共に音を立てている。季節が着実に進行しており、日の出が早くなっただけではなく、朝の時間帯に2階の書斎に朝日が差し込むようになった。朝に太陽の光を浴びることの効能はよく知られたことであるが、ようやくそれを享受できる季節になったことを嬉しく思う。先ほどいつののように朝の動的ストレッチを2階で行っているときに、換気がてら窓を開けていると、朝日がスッと差し込んできて、温かさと共に太陽のエネルギーを受け取らせてもらったような感覚があった。ここからの季節は、朝日を2階で浴びられるという大きな楽しみが朝に待っている。


先ほどふと、ブロックチェーン技術を社会課題の解決に適用しようとする自治体へのサポートについて考えいた。そこにも公共政策の立案が絡んでくるだろう。今の自分の悩みとしては、そうしたことへの強い関心がありながら、それを実現する知識と技術がないことである。それを踏まえると、やはり公共大学院に行って学ぶという選択肢が浮上してくる。ブロックチェーン技術のみならず、先端的なテクノロジーを社会課題の解決に適用しようとしている自治体の支援ができないかと考える。もちろんそれは企業でもよく、公共マインドを持った企業の支援も活動の範囲に加えたい。大事な軸としては、テクノロジーと公共性ということになるだろうか。テクノロジーを通じて社会課題の解決に取り組む組織の支援を視野に入れ、ここからの学習により一層力を入れていき、同時に公共政策大学院への進学も真剣に検討したい。


テクノロジーに注目した場合、例えば原発から他の再生エネルギーへの切り替えなども取り組みとして非常に意義があるだろう。とりわけこの問題は、地元の原発問題に絡むテーマであるから、自分ごとして熱意を持って取り組むことができるだろう。もし仮に原発を脱して、再生エネルギーでエネルギーを賄うことができたら、それは国全体への大きな貢献になるだろうし、その手法は世界の他の国の手本にもなり得るため、世界への貢献にもなるだろう。このように、自分にとって他人事ではないテクノロジーが絡んだ社会課題を特定し、その課題の解決に向けてテクノロジーをどのように有効活用すればいいのかを考え、それを実現するための公共政策の立案に向けた学習と実践により力を入れていきたいと思う。テクノロジー哲学や倫理とも絡む原発という巨大な社会課題以外に、何か自分が強い関心を示す問題はないだろうか。当面は課題の解決に向けてというよりも、課題の発見に時間を費やすことになるだろうか。日々の生活の中で、旅の中で、課題の発見をとにかく意識してみようと思う。フローニンゲン:2023/3/13(月)10:16


10038. テクノロジーと公共政策


テクノロジーと公共政策。それらは今の自分の最大の関心事項となった。パブリックヘルスとテクノロジーというのも大きな関心テーマだ。そうしたことが今少しずつ明らかになりつつあることをまずは喜ぼう。確かにまだまだ曖昧な事柄が残っており、一気に足を踏み入れていくことができない状態にあることは確かだが、日々このように色々と考えて調べ、色々と調べて考えるということをしていくと、徐々に自分の進むべき道が見えて来ていることは確かである。先ほどパブリックヘルスとテクノロジー、公共政策とテクノロジーというキーワードで学術書を調べたところ、20冊ぐらいまずは読みたい書籍が見つかったので、IELTSの試験後にでもそれらを注文しようと思う。あるいは、先日届けられた和書をまだほとんど読めていないので、それらを読むことを終えてから、8月ぐらいに一括注文をしてもいいかもしれない。核エネルギーに関する書籍に絞って調査をしてみると、こちらも膨大な文献を見つけることができた。それらのうち、15冊ぐらいはまず読んでみようと思う。科学的な観点から分厚い考察をしているもの、哲学的な観点から分厚い考察をしているものにまずは絞って書籍を読み進めていきたい。核エネルギーに関する問題の全体観をまずは掴み、その過程の中で細部に関する知識を身につけていく。


先ほど調べた学術書を購入する前に、自分なりに公共性というものが何なのか、公共マインドというものが何なのかについて考えたい。公共にまつわる哲学的な探究をしながら、同時に具体的な公共政策を立案していく際の分析の眼やそれに伴うスキルの獲得、及び実際に公共政策を立案するために必要なスキルを身につけていきたいという思いが募る。当面は核の問題とパブリックヘルスの問題に焦点を当て、それらの社会課題の解決に向けて自分が学ぶべき事柄や身につけるべき事柄を日々内省していこうと思う。また少しずつ自分の進む道に光が灯され始めた。フローニンゲン:2023/3/13(月)10:40


10039. 今朝方の夢の続き


午後2時を迎え、依然として強風が吹いている。正直なところ、嵐のように風が強い。そんな中、この日記を書き終えたら、ジムに行って筋力トレーニングに励んでこようと思う。筋力トレーニングを終えて自宅に帰って来たら、午前中に引き続き、IELTSの対策として、ライティングのセクションのパート1とパート2の問題の模範解答をそれぞれ3つほど読み込んでいこうと思う。その他のセクションについては午前中の段階でノルマを達成している。IELTSに必要な筋力、そしてそれがもたらすアカデミック英語の実用的な筋肉をより強固なものにしていこう。


この時間帯になって、今朝方の夢の続きを思い出した。夢の中で私は、見慣れない外国の町を走る車の中にいた。運転していたのは父で、後部座席に私と母が座っていた。どういうわけか走行中に母が何かを突然閃いたようで、走行中にもかかわらずいきなり後部座席のドアを開け、外に出ようとした。厳密には、開けたドアにしがみつく形で何かをしようとしたのである。そんな危ないことを母が突然出すとは父も私も思っておらず、かなり驚いた。父も私も母を止めようとしたが、母には何か訳と意図があってそれを行っていることがわかり、母にそれについて尋ねた。しかし母はどうやら神憑りのような状態になっていて、こちらの声は聞こえていないようだった。対向車がやって来たとき、車が母にぶつかってしまうと思って心配したが、母はもうどこかに消えていた。きっと母はどこかで飛び降りて、その辺りをぶらついているのだろうと思った。なのでそこからは車を止めて、父と一緒に母を探すことにした。先ほどの通り道にインド料理があり、そこに聞き込みに行こうと思った。店に入ると、インド人の若い女性が出て来て、私たちに数リットルの水のタンクをくれた。どうやら私たちが喉が渇いていると思ったようだった。有り難く水をもらった後、私の方から事情を説明し、母の行方を尋ねた。彼女は母の行方を知らないようだったが、見当がつきそうな場所を教えてくれた。もらった水のタンクを一旦車に置いてから、父と私は母を探しに再び歩き出した。そのような場面があった。確かこの場面の最後には母を無事に見つけることができたのだが、そこでも母は依然として神憑りの状態にあったように思う。今朝方はいくつかの不思議な夢を見ていたものだと改めて思う。フローニンゲン:2023/3/13(月)14:25


10040. 学習と実践の地道な積み重ねの大切さ


時刻は午後5時半を迎えた。朝からの強風が止むことはなく、今も強い風が吹いている。その中で、優しい夕日が地上に降り注いでいて、小鳥たちが美しい鳴き声を上げている。どうやら小鳥たちは風が当たらないところに避難しているようで、それゆえに彼らも落ち着いて鳴き声を上げることができるのだと思う。彼らのその様子を眺めていると、慌ただしい環境や荒れた環境に身を置いていては、自分が落ち着いてやるべきことに取り組めないことを改めて教えてくれるかのようである。


今日はパーソナルトレーナーのエリーザと共にトレーニングを行う日だったが、正午前にエリーザから連絡があり、身内に不幸があったとのことで、トレーニングは木曜日に延期になった。彼女にはメッセージを送り、そこから1人でトレーニングをするためにジムに向かった。今日のジムでのトレーニングは、準備運動として集中して行っているジークンドーの稽古を合わせて2時間弱ほどのトレーニングをした。筋力トレーニングそのものは1時間半強ぐらいの時間をかけて行い、おそらくそれくらいの時間が今のところちょうどいいように思う。それ以上やると次回のトレーニングに支障を来たしかねないので、無理はせず、今後もしばらくは1時間半ほどのトレーニングの中で集中してトレーニングを行いたい。もちろんトレーニングは時間ではなく、質が重要なのだが、今行っているメニューをこなしていくとちょうどそれくらいの時間になる。


トレーニングを行いながら、筋力トレーニングの成果がゆっくり現れている姿を眺めながら、私たちの学習も実践も一夜にしてならず、このように学習と実践の地道な積み重ねによって発達していくことを改めて思った。英語の基礎を習い始めたのが中学校からだとすると、そこから今にかけて英語を地道に長く勉強し続けて来た。そして欧米での11年間の生活を通じて、英語の試験においてはもはや測ることのできない形で毎年着実に英語力は高まっている。自身の英語力がこのように長大な時間をかけてゆっくりと育まれて来たことを考えると、今取り組んでいる筋力トレーニングにせよ、箏やジークンドーにせよ、焦ることなく、もっと長大な視点で地道に鍛錬に励んでいくことの大切さを思った。これから夕食の時間まで、再びIELTS対策の一環としてライティングの対策に取り掛かるが、それもまた地道な鍛錬の1つである。夕食後の箏の稽古もまた、楽しみながら行う地道な鍛錬の1つである。このように、日々少しずつ学習と実践の積み重ねを行っていくことをこれからも楽しみながら継続して行っていきたい。フローニンゲン:2023/3/13(月)17:35


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2272, A Spring Wind

A spring wind is brisk.

It refreshes all sentient beings.

Groningen; 10:01, 3/13/2023

No.2273, New Energy

New energy sources are required all over the world.

I’m looking for a safe and sustainable energy source for the world.

Groningen; 13:24, 3/13/2023

No.2274, The Calm Afternoon

I’m grateful for the calm state of the afternoon.

It pacifies my mind and body.

Groningen; 13:33, 3/13/2023


No.2275, Trinity

I’ll study philosophy, science, and religion to solve social issues specifically energy problems and public health problems with the aim to attain public good.

Groningen; 16:52, 3/13/2023

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