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10024-10026: フローニンゲンからの便り 2023年3月10日(金)



No.4549 永遠の踊り_An Eternal Dance


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本日の3曲


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タイトル一覧

10024. 吹雪の中で

10025. 今朝方の夢

10026. 新たな出版企画に向けて


10024. 吹雪の中で


吹雪いている。それも想像以上に。今朝方起床した瞬間からいつもより随分と寒いなと感じていた。部屋には床下暖房があって、自動で温度調整されるので、本来は部屋の温度にさほど変化はないのだが、今朝方はいかんせん外が寒いこともあり、1階の寝室で寒さを感じたのである。3月も中旬に入ろうとしているこの時期に、まさかこのような吹雪を見るとは思ってもいなかった。昨夜の段階で、朝目覚めたら少し雪が積もっているくらいかなと思ったが、引き続き吹雪が継続しているとは思っても見なかったことである。しかしこのように改めて吹雪を眺めていると、その美しさにしばし見惚れてしまう。昨年と今年にかけて、フローニンゲンでは雪が降ることはあまりなかった。一時期マイナスの気温の日々が続くことがあったが、その時には雪はほとんど降らず、単に気温が低いだけで池や運河の水が凍るぐらいであった。ところが今日はどうやらこの雪は夜までずっと降り続けることがわかった。一日中雪が降るというのはとても珍しい。それによってどれだけ雪が積もるのか気になるところである。天気予報を見る限りだと、就寝の時間かそれ以降まで雪が降り続けるというのは本当に滅多にないことである。幸いにも昨日の段階で買い物は済ませているので、今日はずっと家にいて、この雪景色を楽しもうと思う。


筋力トレーニングから一夜が明けた今日から回復期間が始まる。筋力トレーニングの翌日は筋肉痛をあまり感じないのだが、むしろその翌日に身体を冷静に感じ取って見ると、所々に筋肉痛があることに気づくというのが最近の傾向だ。さて明日はどうだろう。


今日は正午前に、知人の編集者の方と話をすることになっている。4月の出版書籍も大詰めを迎え、そこから今は新たな出版企画を立ち上げようと思っている。それはトランスヒューマニズムに関するもので、トランスヒューマニズムに関する一般書の翻訳に着手したいという思いをその方に伝えたところ、話を聞いてもらえることになった。今日のミーティングでは出版意図とその思いを伝え、この新たな企画がまた形になればと思う。


それ以外に今日は、IELTS対策を引き続き進めていこうと思う。具体的には、公式ガイドブックの2周目を始める。1周目よりも2周目はスピーディーに終わるだろう。リスニングのセクションとリーディングのセクションの復習から始め、ライティングに関してはもう1つ項目が残っていたように思うのでその箇所の学習を終える。今日もまた新たな英語表現や気づきを求めて学習を楽しみながら進めていこう。雪降る今日という1日も、充実感という光に包まれた形で過ごせそうだ。フローニンゲン:2023/3/10(金)07:55


10025. 今朝方の夢


早朝よりも勢いは弱まったが、引き続き降り続ける雪を眺めている。世界は真っ白と化し、白き世界がもたらす光を感じている。


今朝方はいくつか断片的な夢を見ていた。1つには、小中高時代の親友(SI)と一緒に、日本の見知らぬ観光地を巡っていた場面があった。その観光名所はどこか仏教的な香りがし、実際に寺がたくさんあった。坂道の多いその街を、私たちは自転車に乗って移動していた。厳密には、彼が運転する自転車に二人乗りする形で移動していた。この時、私は前方にある荷台のようなところに座り、前が見えない状態だったので、特に坂道を下る時には結構な恐怖があった。私は彼に口すっぱく、スピードを出しすぎないように述べた。彼は笑いながらスピードを落とすと言ったが、実際には結構なスピードが出ていて、相当に怖かった。坂道を下り終えると、ゲームセンターが視界に入ったので、ちょっと立ち寄って見ることにした。中に入ると、そこに別の親友(HS)がいて、彼はぬいぐるみを取るゲームに熱中していた。彼はいくつかぬいぐるみをゲットして満足そうな表情を浮かべていた。私たちもそのゲームに挑戦してみようと思ったのだが、その瞬間にその場が体育館になった。そしてそこには数人の友人たちがいて、今からフットサルの練習をしようということになった。彼らはすでにゴールの器具を運んでいるところで、私もその手伝いに加わって、ゴールを組み立てることにした。しかし私の脳裏には、このゴールの器具の質を考えてみた場合、強いシュートを放ったら結構簡単に壊れてしまうぞと思った。なのでシュートは本気で打たないようにすることをみんなに提案しようかと思った。いざ練習を始めようとした瞬間に、気づけば私は再び観光名所の街の中にいた。観光最終日も終わりに近づいていて、宿泊先の旅館を変更して、空港近くにあるものにしようかどうかを考えていた。しかし予約を変更するのは面倒だったし、今の旅館からもシャトルバスが空港まで出ているので不便しないだろうと思い、予約を変更することはやめにした。旅館に戻る前に、親友たちと一緒に名物料理でも食べようと思ったところで夢の場面が変わった。


それ以外にも、観光名所を舞台にしたこの夢の中で、全身裸となり、タオルだけを下に巻いて温泉に入りに行こうとしている場面があったのを思い出した。その時に、小中高時代の女性友達の数人が私に話しかけてきて、私は裸だったし、外は寒かったので、早く彼女たちとの話を切り上げて温泉に入りたいと思っていた場面があった。フローニンゲン:2023/3/10(金)08:53


10026. 新たな出版企画に向けて


時刻は午後1時を迎えた。依然として雪が降りしきっているが、気温の上昇を受けて、早朝と比べてむしろ雪が溶けている印象だ。地面の雪は随分と溶けており、車庫の上の雪も幾分溶けている。


さて、今日は午前中に知人の編集者の方とミーティングを行った。その方とは以前にも協働させていただいたことがあり、今回はトランスヒューマニズムに関する書籍の出版企画について話を聞いていただいた。端的には、今回の企画についてとても好意的に受け止めてくださり、早速ではあるが、実際に動き出していくことになった。おおよそのスケジュールの目処を立て、まず何をやっていくべきかを確認した。自分としては、引き続きトランスヒューマニズムに関する探究を地道に続けていき、より分かりやすい言葉でその概要、歴史、意義と価値、そして限界や危険性、さらにはその具体的な実践の展開方法などについて説明できるようになっておきたいと思う。次回のミーティングに向けて、それ以外には、今回の書籍をどのような文脈でどのように世に送り出していくかを考えていくことであろう。それについてはすでに思いつく案に加えて、より多角的に検討を加えたいと思う。実際にどの書籍を翻訳するべきなのかはもう一度慎重に検討したいと思う。一般の方に手に取ってもらいやすいのは、やはりゾルタン·イストヴァンの書籍だと考えていて、とは言えイストヴァンの書籍は数が多いので、再度書籍を全て読み返してみて、最も意味のあるものを翻訳していきたいと思う。今回の出版をきっかけとして、実際にイストヴァンにインタビューするような機会を得られたらさらに良いだろう。彼との対談セミナーのようなものを公開で行えたら、トランスヒューマニズムの思想運動をより正しく紹介し、健全な方向でそれを導いていくことにつながるのではないかと思う。フローニンゲン:2023/3/10(金)13:14


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2263, A Snowy Morning

The morning is very snowy today.

Slight light reflects on snow beautifully.

Groningen; 09:18, 3/10/2023

No.2264, Powder Snow

It is snowing now.

Powder snow is gentle to the earth.

We should be the same to our mother earth.

Groningen; 13:38, 3/10/2023

No.2265, A Door for a New Day

A door for a new day is now open.

My soul will pass through it from now.

Groningen; 21:09, 3/10/2023

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