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タイトル一覧
13292. 長時間の睡眠/抜苦与楽の精神
13293. 性愛に関する病理の治癒に向けた性愛学の探究
13294. 今朝方の夢
13295. 今朝方の夢の続き
13296. 深層意識を整理する夢日記
13297. 性愛学に関する書籍を受け取って/フレディさんの容態の変化
13292. 長時間の睡眠/抜苦与楽の精神
時刻は午前8時を迎えようとしている。昨日はこの時間帯は白い霧で覆われていて、視界が悪かったが、今日は一転して青空が広がっている。空に浮かぶ千切れ雲たちがとても可愛らしく見える。ほのかに色づく朝焼けが見えていて、心を落ち着かせてくれている。まだ朝日は完全に昇っておらず、朝日そのものの姿は向かい側の3階建てのアパートに隠れてしまっているが、朝日の姿が完全に見えるのも後少しだろう。ここ最近はどういうわけか睡眠時間が長い。今年の冬においては起床時間がとても早い時期があったが、それとは一転して今は長い睡眠時間を自然と取っている。就寝するのは午後9時前なのだが、起床するのはいつも6時過ぎか、時に7時過ぎになっている。日中で何か体が疲弊することをしているかというとそうでもなく、週に2回の筋力トレーニングぐらいであり、最近は頭脳を酷使するようなこともしていないので、この長時間の睡眠は自分の何を回復させているのだろうかと気になる。長時間過ぎる睡眠も体にあまり良くないと聞くが、自分の場合は熟睡ができて夜中に目覚めることのない形で長く寝ていることもあり、そして就寝時間が早いので、長く寝ても日中の活動時間の低下によって体内時計が狂うこともあまりない。長時間の睡眠を必要としている自分の心身は一体何を求めているのだろうか。心と体の声を探りたい。実際のところ、顕在意識の心は別に長時間の睡眠を欲するような課題を抱えていない。どちらかというと身体が長時間の睡眠を欲しているようであり、まずは身体の声を聞くのが優先だろう。そしてそこから顕在意識ではなく、潜在意識の声を聞くようにしてみたいと思う。今現在の長時間の睡眠を欲しているのはきっと身体と深層意識だと思うからだ。
昨日改めて、抜苦与楽の精神が体現された在り方を実現させたいという思いが湧いていた。困っている人や苦しんでいる人がいればサッと手を差し伸べることのできる人になりたいものである。そのためには絶えず心にゆとりを持って、さらに心の器を拡張させていきたいと思う。他者が抱える苦を抜いて、喜びを与えられる存在に向けた道をこれからも歩み続けていこう。フローニンゲン:2024/9/20(金)08:08
13293. 性愛に関する病理の治癒に向けた性愛学の探究
時刻は午前8時半を間も無く迎える。昨日はジムに行って筋力トレーニングをしたので、夜寝ている間にも栄養を必要としているためか、朝に飲む栄養豊富な温かい飲み物がとても美味しく感じられる。それはヘンプパウダーや豆乳を使うことによってタンパク質が豊富であり、ヘンプにはそもそも各種アミノ酸も豊富である。そこにさらに小麦若葉のパウダーを混ぜて蜂蜜を加える飲み物を2杯の水を飲んだ後に毎日飲んでいる。全ての素材がオーガニックなものであり、素材の質も良く、日々の健康促進に役に立っている。その飲み物を片手に空の様子を見ていると、秋の穏やかな朝空に目を奪われる。この時間でもまだ完全に太陽は昇っておらず、優しい朝焼けがこちらに何かを語りかけているかのようだ。より優しい人になるように言葉を掛けてくれているのだろうか。そのようなことを思う。
今の気温は16度であり、日中は22度あるいは23度まで気温が上がる予報が出ている。どうやら午後は雲ひとつない快晴に恵まれるようなので、23度ぐらいにまで到達するかもしれない。ちょうど今日の午後には近所のショッピングモールに行って、先日注文した書籍のいくつかを受け取って来ようと思っていた。午後の太陽の光を適度に浴びて、アクティブレストとしての散歩を楽しみたい。確かに気温は20度を超すが、ここ最近感じているように、それは夏の時とは違う感覚をもたらすだろう。秋のひんやりとした風が吹いていることを考えると、あまり薄着になりすぎるのは良くない。明日と明後日も天気に恵まれ、予報では23度まで気温が上昇するとされている。ところが明々後日からはいよいよ気温が相転移を迎え、15度前後になる。来週の金曜日に至っては、同じく金曜日の今日と比較して最高気温が10度も落ちて13度までしか気温が上がらないようだ。10度の気温差はかなりのものかと思うので心しておこう。いよいよ秋が本格的に到来する。今年の秋はどのような変化が自分にやって来るだろうか。昨年の秋はサイケデリクス研究に没頭しており、定期的なシロシビン・セッションを自らに課し始めた頃だった。サイケデリクス研究を通じて再び意識とは何かという心の哲学に関心を持ち、その過程で唯識と出会った。きっかけはいつも些細なものであり、それを大切にして探究を開始すると、そこから芋蔓式に新たな関心領域の扉が開かれていく。今年の秋は唯識を背景とし、性愛を中心にして探究活動を進めていく。性愛に関する思想と技術の双方を探究するという都合上、そこに「学」という言葉を付けて性愛学と呼ぶのがふさわしいだろうか。ただし性愛学と行っても、社会学的な要素の強い“sexology”とは幾分研究のアプローチが違う。sexologyは完全に社会科学の領域であり、そこには何か具体的な実践を伴わない。もちろん性愛に関する社会課題に対して処方箋を提供することはありえるかもしれないが、基本的にsexologyの分野に従事する性愛学者たちは学問的な研究がメインであり、社会課題の克服に向けた処方箋の提供や技術の提供は極めて限定的である。日本の性愛関係や性産業を見た時に、そこには思想と制度においてかなり大きな歪みと種々の病理が散見され、それらの解決に向けたマクロのアプローチをしていきながら、個人個人が豊かな性愛関係を構築できるような提言も積極的に行っていきたいと思う。性愛というものがタブー視され、性愛関係の歪みや病理が拡大する中で、性愛に関与する人間の心に焦点を当てながら、1人1人が楽しさや喜びに溢れる性愛関係を築いてもらえるように研究と実践に勤しんでいきたい。きっとそれは、性愛に関してオープンならオランダにやって来た自分が果たすべき使命の1つなのだろう。フローニンゲン:2024/9/20(金)08:43
13294. 今朝方の夢
2匹の猫が朝日の当たった車庫の屋根を優雅に歩いている。その2匹は恋人同士なのだろうか、兄弟姉妹同士なのだろうか、はたまた他人同士なのだろうか。家の近所には近くの人が飼っている猫の姿をよく見かける。うちの敷地内にも毎日猫がやってきて、1日の中で何度も彼らの姿を目にする。基本的には飼われている猫だが、黒猫の数匹は野良猫のような雰囲気を発している。そんな彼らが共存している姿はとても微笑ましく映る。猫の様子を観察しながら、生命について、生命同士の関係性、そして人間同士の関係性などについて色々と考えさせられることが多い。猫は自分にとっての先生である。万物を教師として敬意を払い、万物から学びを得ていくこと。そのように学ぶ姿勢が自ずと自分の中に醸成されている。今日もこうしてこの世の中でいき、万物と触れ合うことを通じて新たな学びを得ることを楽しみにしたい。毎朝見る夢もまた当然ながら万物の1つであり、今朝方の夢についても振り返っておきたい。
まず覚えているのは、ある知人の方が私が開催している週末のゼミナールに参加したいと述べていたが、突然今は他の勉強に集中したいと述べてきた場面があったことである。その方は最近ゼミナールの存在を知ったらしく、オンラインで少し話をさせてもらう機会があった。その時にゼミナールについて触れ、それをきっかけにゼミナールに関心を持ってくださっていた。予定では今週末からの参加ということでとても楽しみにしていたのだが、急遽ご自身の考えが変わったそうで、またその時が来たらゼミナールに参加してもらえればそれでいいと思った。
それ以外には、予備校時代に知り合った県内の別の高校に通っていた友人と話をしていた場面を覚えている。彼が夢に出てくるのは初めてのことで、彼と夢の中でスパイクの紐の結び方について話をしていた。今から天然芝のコートでサッカーをすることになっており、私は早くボールが蹴りたくてうずうずしており、スパイクの紐をサッと結んでコートに出ようとした。すると彼が私を呼び止め、紐をもう少ししっかりと結んだ方がいいと笑顔で忠告してくれた。自分にとってはいつも通りの紐の結び方であり、練習中に紐が解けることはこれまでなかったので別に問題はないと思っていたが、彼がより強固にかつ迅速に紐を結べる方法があるとのことで、それをレクチャーしてくれた。その結び方は至ってシンプルなものだったが、発想を転換させる必要があり、なるほどそのような紐の結び方があったのかと思わず唸ってしまった。次回からは早速その結び方をしようと思い、2人ともスパイクの紐を結び終えたところで、喜びの感情に溢れる形でコートに出て行った。フローニンゲン:2024/9/20(金)09:19
13295. 今朝方の夢の続き
朝日が2階の書斎に差し込み始め、その優しさを感じながら引き続き日記を綴っている。今朝方の夢の振り返りの続きを朝の静けさを感じながら行っておきたい。
夢の続きとして、アメリカ時代に帰国子女を相手にした塾で教えていた教え子の1人と偶然に日本の駅のホームで遭遇した場面があった。彼は手に模試の問題用紙を持っていて、私に気づくと英語の問題について教えてほしいことがあると述べた。彼は当時はあまり勉強熱心ではなかったが、駅のホームで出会った彼は真面目に勉強する気持ちがあるようだったので、彼の疑問に答えようと思った。問題用紙を見て、彼がどのような解答をしているのかちらりと解答用紙の方にも目をやると、シャーペンの芯を出さない形で大きな字で何か解答を書き綴っているのが見えた。どうやら彼はその解答に自信がないらしく、とは言え大きな字で何かを綴っていることの背後にある彼の心境を探ってみようと思った。すると、お互いに乗車する予定の列車がやって来たのでそれに乗ろうとした。それは満員列車で、駅のホームにも長蛇の列が出来ていたので、果たして自分たちは無事に乗車できるだろうかと少し心配になった。先頭車両に乗り込んでみると、そうした心配とは裏腹に意外とスペースがあったのでホッとした。そこで一息ついて引き続き彼の悩みに答えようと思ったところで場面が変わった。
その他に覚えている場面として、両親が住む広い一軒家にいた場面があった。そこは広い庭が付いていて、一見すると庭の手入れが行き届いていた。しかしよくよく見てみると、雑草が伸びている箇所が散見され、父に声を掛けて自分が庭の手入れをしようかと提案した。料理を作っている最中の父はその提案を有り難いと感じているようだったが、自分はゆっくり寛いでいていいと述べてくれたのでその通りにしようと思った。そこで母の様子も気になり、家の中で母を探すと、母は家の掃除をしていた。そこでもやはり母に何か手伝うことはないかと声を掛けたところ、父と同じ返答が返ってきた。なので私は父の書斎に行って、何か面白い本でも読みながら寛ごうと思った。父の書斎の本棚にはびっしりと様々な分野の本が詰まっていた。中には興味深そうな画集があり、中でも仏教芸術に関する画集を手に取ってみたいと思った。その他にも洋書も散見され、自分の視野や関心を広げてくれたり、自分の研究に役立ったりする本もありそうだったので、画集を読んだ後にそれらも手に取ってみようと思った。そのような夢を見ていた。実際のところは本繋がりでさらに、学校の図書室にいて、本の貸し出しの冊数について貸し出しカウンターで働いていた女性友達に尋ねるシーンがあったのを覚えている。フローニンゲン:2024/9/20(金)10:11
13296. 深層意識を整理する夢日記
時刻は正午を迎えた。室温が少し上がってきたので、先ほどようやくカーディガンを脱いで半袖になった。この日記を執筆し終えたら昼食を食べようと思う。今日は午前中から天気が良く、早朝に見えていた千切雲はなくなり、雲1つない青空が果てしなく広がっている。そのような清々しい青空を眺めながら、今朝方の夢についてさらにその続きを思い出した。夢の中で私は、見慣れない高校の教室にいた。どうやらその高校はかなりの進学校のようで、それでいて設立年度は新しく、非常に綺麗で最新鋭の設備を備えた校舎を持っていた。そんな学校の教室で私は授業を受けていた。教壇に立っていたのはどういうわけか小学校時代の音楽の先生で、先生は音楽ではなく別の科目を教えていた。私はそもそも授業に対して聞く耳を一切持っていなかったので先生が何を教えていたかはわからなかった。教室の窓の外を眺めると、空に漂う白い雲が目に止まり、その様子をぼんやりと観察していた。それを見た先生は、授業に集中するように私に注意をしてきた。その忠告に対しても聞く耳を持たなかった私に対して先生が近づいてきて、さらに注意を繰り返した。そこで初めて先生の目を見て応答することにした。自分としては、話を聞く意識がなくても何が話されているのかがわかる能力があったので、雲を見ながらも一応授業の話は聞いていた。そのため、そこまでの授業でどのようなことが話されて、それに対して自分がどのようなことを考えているのかを全て説明すると、それは高校レベルを超えた内容だったので先生もついていくことができず、それをもって自分は授業を免除してもらえることになった。そのような場面があったことを正午を迎えた今ふと思い出した。
振り返ってみると、今日はいくつかの夢を見ており、それらについてもある程度覚えている自分がいたことに気づく。夢の数とその記憶の度合いと睡眠時間や質の関係性についても考察を深めていきたいところである。今朝方見た夢の中で覚えているものを全てこのようにして書き出してみると、やはり心が落ち着き、すっきりした感覚がある。深層意識からもたらされる夢を見っぱなしにするのではなく、そこからのメッセージを汲み取るような意識で書き出すことを通じて、心がより安定し、穏やかなものになる効果がある。何よりも夢を振り返ることは深層意識の整理につながるのだ。深層意識は本質的に混沌としたものであり、意識的に調和をもたらすような試みをしない限り、その混沌度合いは増していき、顕在意識に思わぬ悪影響を与えることがあるかと思う。そうした意味でも、混沌とした深層意識を整理し、調和をもたらす意味での夢の振り返りをこれからも大切にしていこうと思う。フローニンゲン:2024/9/20(金)12:17
13297. 性愛学に関する書籍を受け取って/フレディさんの容態の変化
時刻は間もなく午後4時を迎えようとしている。先ほど散歩がてら近くのショッピングモールに行き、先日注文していた書籍を受け取った。合計7冊ほどの洋書を受け取り、さっそく中身を確認したところ、6冊は性愛学に関するもので、1冊は唯識学に関するものだった。性愛学の中でも1冊は仏教と絡めたものであり、ここからそれらの書籍の初読を進めていくことが楽しみである。先日追加で注文した書籍のうち、残り2冊がまだ未到着である。1冊はAmazonドイツを経由して注文したものであり、本自体はアメリカから郵送されてくるらしいので到着までもう少し時間がかかるようだ。いずれせよ前回の注文を一区切りとして、ここからは新たなに書籍を購入するのはしばらく控えようと思う。購入した書籍ですでにかなり多くの候補から吟味したものなので、まずは到着した書籍をゆっくり何度も繰り返し読み込んでいきたいと思う。どこかのタイミングで、数日前に復活させた成人発達コラボラジオでも性愛学に関する何らかの書籍を扱っていきたいと思う。性愛学について本格的に扱い始めるとすれば、その時には女性の観点が不可欠かと思うので、どなたか女性の知人に継続的に参加してもらうことを打診したいと思う。
ショッピングモールから自宅に戻ってくると、自宅の門が空いていて、そこにオーナーのフレディさんとペイトラさんがいた。門を開けて、昨日宿泊していたゲストを送迎するところのようだった。2人とは6月に会って以来、およそ3ヶ月振りに顔を合わせた。2人が6月にオーストリアに山登りに出かける前に敷地内で話して以来だったので、とても久しぶりであった。実は先日の月曜日に隣人のマークから、フレディさんの体調が良くないということを聞いていた。今日2人にあって、直接話を伺ったところ、どうやら膵臓を悪くしているらしく、あれだけ筋肉質だったフレディの筋肉は外見からも落ちていて、頬も痩せこけていた。今は検査の結果待ちとのことだが、先日に膵臓から取り除いた水には癌細胞が混入していらしく、膵臓がんの可能性が高いとのことである。本当に数ヶ月前まであれだけ元気だっただけに、フレディさんの容態の変化を残念に思った。幸いにもフレディさんの表情は明るく、治療する手立てはあるとのことだったので、希望があることは嬉しいことであった。肉体は絶えず変化していて、それは気がつかない次元で老化に向かっている。これまでの諸々の活用や要因が積み重なり、突如として癌細胞の働きが活性化され、癌が出現するというまさに諸行無常を感じさせるような出来事であった。フレディさんの治療がうまくいくことを心より祈り、何か手伝えることがあれば積極的に手を貸したいと思う。フローニンゲン:2024/9/20(金)16:01
Today’s Letter
Tranquility, serenity, and peacefulness form the essential trinity of my life, enriching its quality. I often wonder what I can do to give back to the world. These three elements are gifts from the universe, and I will continue to cherish and share them with others. Groningen, September 20 2024
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