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タイトル一覧
13144. 深まりの季節に向かって
13145. 今朝方の夢
13146. 光と闇の比重/今朝方の夢の続き
13147. ジムで出来た新しい友達
13144. 深まりの季節に向かって
時刻は午前6時を迎えた。辺りがようやく薄明るくなり始めてきた。まだ遠くの空に朝日が昇ってきていないが、うっすらと朝焼けが見え始めている。ここのところは本当に日の出が遅くなったものである。日の出が遅くなることに伴い、小鳥たちの活動の始まりも遅くなっている。たった今、1羽の小鳥が囀りを上げたが、それっきりでその小鳥も鳴き声を上げずに静かにしているか、どこかに飛び立って行ってしまった。総じてこの時間帯は外の音は何も聞こえず、夜が明けていくのを待つような時間である。ここから秋が深まっていくことに従って、朝日を待つ静かな時間がますます長くなる。今のこの状況はまだ序の口であり、最も遅い時には午前9時頃まで明るくなるのを待つ必要があるほどだ。起床してから数時間も朝日の姿を見ない日々がやって来るのも間近であるし、その季節においてはそもそも、現れた朝日が見えないほどに天気が優れない日が多くなる。二重の意味で朝日を拝みにくくなる季節がこれから到来する。今年でそれは9回目の体験となる。フローニンゲンで超す9回目の冬が静かに近づいて来ている。
今の気温は12度しかなく、いよいよ室温も下がってきた。部屋の中で長袖長ズボンを着用するのはもちろんだが、ここからまた自動で暖房が入るのも後少しなのかもしれない。今日は天気に恵まれるが、それでも気温は22度までしか上がらず、非常に涼しい1日となる。今週には20度を下回る日もあることから、やはりもう秋の中に入ったようである。秋から冬への移行時間は短いため、短い秋を満喫できればと思う。今年の秋もまた例年通りに探究の秋になるが、今年は唯識学と共に過ごす秋となる。それは初めての秋である。唯識学の探究を進めていきながら、秋の深まりを感じ、心の治癒と発達の深まりを感じることができたら幸いである。両者の微細な変化を逃さずに観察し、その変化を喜びたいと思う。この地で季節を移っていくごとに着実な心の成長が実現されているのを実感する。今年の秋と冬もまた自分の心を大いに滋養してくれるだろう。深まりの季節の到来を望む。フローニンゲン:2024/8/19(月)06:20
13145. 今朝方の夢
静けさに満ちた朝の世界。今日も朝から晴れるようなのだが、辺りはまだ薄暗く、小鳥たちの鳴き声もほとんど聞こえてこない。たまに単発的な囀りがどこかから聞こえて来るだけだ。そんな朝の世界に佇みながら、今朝方の夢について振り返っている。
今朝方の夢の中で、山口県の実家のマンションを舞台にした場面があった。そこは確かに実家のマンションだったが、周りは少し違っていて、もう1棟別のマンションが隣に立っていた。そちらは外国人の富裕層が夏の間だけ借りているようなマンションで、もちろんそちらにも日本人は住んでいたが、夏の期間はとりわけ外国人の家族の姿をよく見かけた。実家に帰省してみると、エレベーターの中が改装中で、エレベーターの壁にはビニールテープが貼られていて見栄えがあまり良くなかった。ちょうど自分と同じタイミングで1人の男性がエレベーターに乗ってきて、改修工事の遅さに少し愚痴をこぼしていた。その男性もエレベーターの中が見栄えが良くないことを気にしているようだった。その男性と会話をしていると、目的の階に着いた。実は本当は10階で降りるはずが、そのエレベーターは10階は止まらず、10階の次の11階に止まった。なので11階で降りてみると、どうやら自分は外国人の富裕層たちが住んでいるマンションの方にいることに気づいた。どちらも作りや外観が似ているので紛らわしく、両親が住んでいる棟の方に向かうことにした。両者のマンションは中で繋がっていて、マンションの廊下からも向こうの棟に行くことができたし、連絡道のような場所を通っても向こうの棟に行くことができた。せっかくなので屋外の風を浴びながら連絡道を通っていくことにした。連絡道からマンションの方を眺めると、バルコニーで優雅に寛いでいる外国人の姿を多く見かけた。そして連絡道には買い物から帰ってくる外国人家族の姿を見かけた。かつては両親が住んでいる市で外国人を見かけることなど一切なかったが、全国の海水浴場の100選に入っていることからも、外国人に注目されるようになったのかもしれないと思った。そのようなことを考えていると、連絡道の終わりに近づいていて、そこから両親の住む階が見えたので、宙に浮かんで向かっていくことにした。
そこで夢の場面は終わったのだが、そう言えば、エレベーターに乗り込む前に、サスケのアトラクションのような場所がマンションの中にあった。そこは一面木で出来ており、うまく木を伝っていきながらゴールに辿り着く内容だった。ボルダリングをするかのような動きを求められる箇所が随所にあり、なかなか難解なコースだった。私は手に買い物袋を持っていて、そこに本が何冊も入っていてかなり重かった。それを持ちながら、尚且つリュックサックを背負っていたし、格好もスーツ姿だったので、尚更そのアトラクションを攻略していくのは大変だった。最後の最後でどう考えても人間には不可能だろうと思う箇所があり、そこをどう攻略していくかを考えたが、打ち手を思いつくことはできず、結局宙に浮かぶ能力を発揮してそのアトラクションを攻略する場面があった。フローニンゲン:2024/8/19(月)06:40
13146. 光と闇の比重/今朝方の夢の続き
時刻は午前7時を迎え、辺りはすっかり明るくなった。まだほのかな朝焼けが見えるだけで、朝日の姿を完全に拝むことはできないが、光と闇の比重は反転した。光が優位な世界がようやくやって来た。私たちの心の世界の光と闇の比重はどうだろか。それは刻一刻と変わるものかもしれず、同時に真相部分に関しては1人1人定まった比重を持っているのかもしれない。定まった比重もまた自らの心がけと実践次第でいくらでも変えることができる。それを光に転じることもできれば、逆に闇に堕ちていくことも起こり得る。どちらの道を選ぶかは自分の意志次第である。どのような人間であることに憧れ、どのように生きていきたいのかに関する美意識がそれを決定するように思える。
今朝方の夢の続きとして、会社とマンションが同居したビルの中にいた場面があった。ちょうど仕事終わりの時間で、自分も仕事を終えたのだが、私は仕事をしているだけではなく、大学生という立場でもあった。社会人でありながら、同時に学生の身分であって、ちょうどこれから大学の女性友達と会って一緒に勉強することになっていた。彼女がちょうどビルの1階のエレベーターホールにいるとのことだったので、会社を退社して1階に向かうことにした。エレベーターホールに到着すると、ガラス張りのフロアの長椅子の真ん中に彼女が腰掛けているのが見えた。するとどういうわけか、自分の足元にゴム製のサッカーボールが転がってきて、辺りを見渡しても持ち主らしき人がいなかったので、それを蹴って少し遊んでみることにした。フロアの周囲はガラス張りで出来ていたので、ボールをガラス部分にはぶつけないようにし、コントロールした形で長椅子の縁に向けてボールを蹴った。すると、ボールがゴム製だったこともあり、見事に縁に当たりながらも勢いよく反射し、それをトラップするのが難しかったがなんとかトラップし、再び同じ箇所を目掛けて蹴った。すると、うまくコントロールされたボールは同じ箇所にぶつかり、また勢いよく反射してこちらに向かってきた。それが自分にとっては楽しく、まるで子供のように熱中してまたボールを蹴ろうとした。そこでふと、彼女がそこから少し離れたところの長椅子に腰掛けていることを思い出し、ボール遊びを切り上げることにした。彼女は文句を一言も言わず、私がボールと戯れている様子を静かに見守ってくれていた。そんな彼女とこれから近くのカフェに移動して話をしようかと考えていたところ、彼女の祖母の家が近くにあるらしく、そこにまず立ち寄りたいとのことだった。彼女の祖母の家は趣があり、歴史がある佇まいだった。彼女の祖母が軒先に顔を出し、私たち2人の存在に気づいて声を掛けてきた。そして彼女は祖母に今夜祖母の家に宿泊していいかを尋ねたところ、「今日は泊めることができない」と彼女の祖母が述べた。彼女はどうやら行き先がないようだったので、うちに宿泊することになり、明日の朝家に戻ることになった。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2024/8/19(月)07:18
13147. ジムで出来た新しい友達
時刻は午後5時を迎えた。今日はとても穏やかな1日だった。夏が過ぎ去り、秋の中に入ったことを実感するような日がここ最近は続いており、今日はまさにそれを実感させてくれる1日だった。日中において雲ひとつない晴天の場合であっても気温の上昇は限定的で、日差しの強さももはや夏のそれではなく、秋のそれになっている。
先ほどジムから帰ってきたのだが、今日はジムで新しい友人ができた。かつてジムには韓国系オランダ人のトゥワンやオランダ人のダミアンなど、名前を呼び合う男性の友人がいたが、彼らはもっぱら最近はジムに姿を見せていない。トゥワンはもしかしたらフローニンゲン大学をと卒業して別の町に移った可能性があるし、ダミアンは市場の仕事が忙しいのかもしれない。いずれにせよ、今日友人になったのは以前からジムでよく顔を見かけていたが、一度も話をしたことがないインドネシア系オランダ人の女性である。彼女はジョスリンといい、現在はフローニンゲン大学の経済・経営学科の博士課程に在籍しているらしく、マーケティングに関する研究で来年の2月に博士号を取得するとのことだった。彼女とは確かにこれまで話をしたことはなかったが、ジムの中で目が合ったら挨拶はしていて、とても感じのいい人だなと思っていた。実際に今日初めて話をしてみてとても感じが良く、好感を持った。お互いにトレーニングの最中だったので無駄に長話をすることはしなかったが、ジョスリンは博士論文の執筆の息抜きにジムには週に3回通い、ヴィンヤサヨガは週2回、さらにはボルダリングを週1回ほど行っているらしい。それを聞いて相当アクティブに活動していることに驚いたし、かつての自分の趣味であったボルダリングや今でも実践しているヨガなど共通点が多いことに驚いた。次回またジムであったらぜひ話をしてみたいと思う。こうしてジムでまた新しい友達ができたことは嬉しいことであり、社交場としてのジムの魅力がまた増した感じである。
今週の木曜日にはパーソナルトレーニングがあるので、今日のトレーニングはあまり追い込み過ぎず、木曜日に向けて調整するようなメニューをこなしていった。この調整メニューによって身体がどのような反応を見せるか、特に筋肉痛の具合を明日また確認してみようと思う。フローニンゲン:2024/8/19(月)17:22
Today’s Letter
Morning silence is a treasure for me. It soothes my mind. This calmness is key to a good life.
What is the balance between light and darkness in your psyche? You can change it with practice. If you learn about yourself and practice, the light in your psyche will increase. On the other hand, if you don’t, the darkness will grow. Which will you choose? Groningen, August 19, 2024
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