3855. 世界との交感と交歓:創造行為の持つ治癒と変容の力
時刻は午後三時を迎えた。もうしばらくしたら、歯医者に行く準備をしたい。 今日は早朝に晴れ間が見えていたが、その後、薄い雲が空全体を包むようになった。昼食後から一時間半ほど、小雨が降っていたことも記憶に新しい。 午前中に作曲実践を行っていると、目の前に、水色の道が果てしなく伸...
3854. 縁の織物を羽織りながら
今、書斎にはベートーヴェンの美しい協奏曲が鳴り響いている。ここ数日間は、ベートーヴェンのピアノ曲を聴き続けており、曲順として、今日からはピアノソロではなく、協奏曲が流れ始めた。 先ほどふと、美しい音楽、小鳥の鳴き声、そして優しい太陽の光さえあれば、自分は幸福に生きていくこと...
3853. シンプルな幸福感
時刻は午前八時を迎えようとしている。早朝の天気予報を見ると、今日は一日中曇りとのことであったが、今、空はうっすらと晴れている。 今日は夕方に、歯医者に行き、歯のクリーニングをしてもらうことになっている。おそらく、フローニンゲンのこの歯医者に行くのは今日が最後だと思う。この三...
3852. 今朝方の一連の夢
時刻は午前七時半を迎えた。早朝のこの時間帯は、うっすらと雲がある。 今朝の起床は六時過ぎであり、そこから空の様子を観察していると、七時頃にはもうダークブルーの空に変わり始めていた。日が昇る時間が早くなり、春の足音が聞こえて来る。...
3851. 魂の希求と躍動
時刻は午後の八時に向かいつつある。このところ何度も述べているが、日が随分と伸びた。 季節が春に近づくにつれて、時間の拡張と空間の拡張の双方を感じ取ることができる。各季節には、固有の時間の流れがあり、それは同時に、空間の感覚密度にも影響を与えるのかもしれないとふと思う。...
3850. 日記の味
時刻は午前11時を迎えた。もうあと一時間ほどで昼食どきとなる。 今日もまた穏やかな天気であり、ライトブルーの世界が広がっている。早朝は、そうした表情を見せる空が、この世界に対して静かな挨拶をしているように思えた。 午前中に、協働者のある方が送ってくださった日記を読み、その内...