発達理論の学び舎

 Blogではオランダでの探究・創作生活の様子を日々共有しています

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    3028. 緩やかな時の流れの中で

    3028. 緩やかな時の流れの中で

    時刻は午後の三時半を迎えた。今日は午前中から昼食前まで協働プロジェクトに関するオンラインミーティングを行った。 GRE試験から一夜が明け、早速普段通りの生活に戻っている。それは自らのライフワークに専心する生活である。 今朝は早朝に雨が降り、午前中には一時晴れ間が広がっていたが、今はまた雲が空を覆っている。窓の外の景色を眺めると、そよ風が夏の最後のダンスを踊っているかのようだ。 明日からはいよいよ北欧旅行が始まり、今晩はその準備を行いたい。準備と言っても衣類など必要なものを小さなトランクケースに詰め、ストックホルムの空港から市内のホテルまでの地図をPDFでダウンロードしておくぐらいの準備である。 今回の旅行も極力荷物を減らし、身軽な形で旅をしたい。書籍として持っていくのはバッハのコラールの楽譜とシュタイナー教育に関する“Steiner Education in Theory and Practice(1992)”の二冊だけにする。 前者は宿泊先のホテルや旅先のカフェで作曲をするために持って行き、後者に関しては飛行機の中や列車の中などの移動時間に読む
    3027. スティーブ・サイデル教授からの返信メール

    3027. スティーブ・サイデル教授からの返信メール

    普段は早朝にメールを確認することはないのだが、今日は明日から始まる北欧旅行の旅程の最終確認のためにメールを早朝に開いた。すると、一通のメールが目に止まった。 そのメールの差出人は、ちょうど私が出願を考えているハーバード大学教育大学院(HGSE)の芸術教育に関するプログラムのトップを務めるスティーブ・サイデル教授からだった。 昨日、アムステルダムからフローニンゲンの自宅に戻り、夜のうちにサイデル教授にメールを送っていた。その内容は、九月の末にボストンに行く際に面会ができないかというものであり、もし可能であればサイデル教授の授業を見学させて欲しいというものだった。 すると、早速そのメールに対して返信があった。私は面会できる可能性は限りなく低いと思っており、クラスの見学も無理だろうとダメ元でサイデル教授にメールをしていた。 ところが嬉しいことに、面会もクラスの見学もどちらも快く許可をしてくれた。返信メールの中でサイデル教授はクラスの日時を教えてくださり、私は九月の最終週の金曜日の午前八時半からのクラスを見学することになった。 ちょうどそのクラスは昼まで
    3026. GRE試験を終えた日の夜の夢

    3026. GRE試験を終えた日の夜の夢

    今朝は五時半に起床し、六時過ぎから一日の活動を開始した。目覚めと共に、窓の外から雨音が聞こえてきた。幾分激しい雨が早朝に降り注いでいた。 五時半に起床した時、辺りはまだ暗く、日の出の時間が遅くなっていることを改めて思った。時刻は午前七時に近づいており、一日の活動をこれからゆっくりと本格的に始動させていく。 昨日、無事にGRE試験を終えることができ、一夜が明けた今は本当に安堵感で満ちている。今日からはもう読解問題を解いたり、ライティング問題を解いたりする必要がなく、その分の時間を探究活動と創造活動に充てることができるのは嬉しい限りだ。 だが、単語の学習に関してはこれまでの二年間と同じように、トイレの中で継続していこうと思う。やはり私は単語を覚えることが好きなのだ。 頭で単語を覚えるのが好きなのではなく、身体を通じて、そして存在を通じて単語を習得していくことに喜びを感じる自分がいるようなのだ。GREの対策問題集についてはすぐに本棚にしまったが、3861個の単語が掲載された単語集に関してはトイレの棚に置いた。 今日からもトイレに行く際はこの単語集を眺め
    3025. 学ぶことを託されて

    3025. 学ぶことを託されて

    時刻は午後の三時半を迎えた。フローニンゲンに到着するまであと30分ほどになった。 スキポール空港駅を出発して以降、ずっと日記を書き続けているように思う。何かが自分の内側から外側に流れていくのがわかる。 先ほどは、ハーバード大学教育大学院(HGSE)への出願について書き留めていたように思う。なぜ私は、四つ目の修士号を取得しに、ハーバード大学教育大学院に行こうとしているのだろうか。 これまで私は欧米の大学院にいくつか所属してきたが、そこにたどり着いたのは何かの縁であり、自分に与えられた使命を全うするためなのだと最近になってよく思う。正直なところ、今の自分の探究事項を独学で深めていくことは不可能ではない。 また、もう高度な学位は必要ないと思う自分もいる。さらには、ハーバード大学教育大学院で一年間学ぶための費用は、授業料だけで600万円強であり、生活費を含めると、900万円は必要になる。 自分の資産を切り崩してもそこに行く必要があるのかというと、それは少しばかり考えてみなければならない。だが、そうしたことを考えるよりも先に、体が動いている自分がいる。 私
    3024. ハーバード大学教育大学院の出願に向けて

    3024. ハーバード大学教育大学院の出願に向けて

    列車は順調にフローニンゲンに向かっている。車窓からはのどかな風景を眺めることができ、それは私の心を落ち着かせてくれる。明後日の朝にもフローニンゲンからスキポール空港に行く際にこの景色を見ることになると思うと、少しばかり嬉しい気持ちになる。 先ほどの日記で、今年は四年ぶりにハーバード大学教育大学院(HGSE)に出願しようと思っていることについて書き留めていた。基本的に私は通いたいと思う大学にたいてい一度は不合格になる。 フローニンゲン大学に関しては、過去に連続して二回不合格になり、HGSEにも六年前と四年前に一度ずつ不合格になっている。フローニンゲン大学で不合格になったのは、研究者養成用の修士課程に応募した時であり、その時は統計学のバックグランドにおいて不合格になった。 HGSEの博士課程に応募した際には、HGSEで修士課程を取得せずにいきなり博士課程に進学しようと思ったのだが、その狭き門の前に二度ほど不合格になっている。フローニンゲン大学に二年目に入学できたのは三度目の受験であり、三度目の受験の前には日本からフローニンゲンまで足を運び、アドミッシ
    3023. GRE試験からの解放感を感じて

    3023. GRE試験からの解放感を感じて

    フローニンゲンに向かう列車が着実と目的地に向かっている。あと一時間半ほど列車に乗ればフローニンゲンに到着するだろう。 とにかく今はGRE試験から解放されたことの喜びが非常に大きい。今回の試験対策を通じて、確かに語彙力をさらに高めることができたのは間違いないが、GRE試験の対策を長く続ければ続けるだけ、脳が劣化するように思えていた。 合理性段階の意識構造で構築された試験は、基本的には益よりも害の方が多いのではないかと思う。とりわけ、米国の大学で学士号を取得した米国人ですらGREには頭を悩ませるのだから、英語の非ネイティブがこの試験で高得点を取ることは非常に難しく、その勉強は過酷である。 単語に関しては、ネイティブですら使わないような、ごく一部の衒学的な者たちが使うような単語をとにかく大量に覚えていく必要がある。しかも厄介なのは、単語の意味だけではなく、その単語の微妙なニュアンス(単語が醸し出す微妙な身体感覚)を把握しておかなければ、同義語選択問題で高スコアを取得することは難しい。 そうした身体感覚まで養っていこうとすると、相当な努力が要求される。特
    3022. GRE試験の結果

    3022. GRE試験の結果

    つい先ほどGRE試験を終え、今フローニンゲンに向けた列車がスキポール空港駅から出発した。試験会場近くの駅から一度スキポール空港駅に行き、そこからフローニンゲン直通の列車に乗った。 明後日から北欧旅行に出かけることになっており、明後日の午前中にも再びスキポール空港駅に来ることになる。スキポール空港駅にこのような短い間隔で訪れるのは初めてのことだ。 これから二時間ほど列車に揺られ、フローニンゲンに到着する。今日のアムステルダム及びフローニンゲンの天気は曇りであり、気温は肌寒い。ちょうど夕方から雨が降ることになっており、私がフローニンゲンの自宅に到着するまではなんとか天気がもってくれるだろうと期待している。 ちょうど午後一時にGRE試験を終えた。今回利用したプロメトリックセンターは非常に綺麗であり、職員も気さくな方であった。 これまでTOEFLを受験する際にはプロメトリックセンターではなく、語学学校などで受験することが多かったが、受験者同士の仕切板がダンボールのところもあり、すべての会場が望ましい環境を提供しているとは限らなかった。 だが、プロメトリッ
    3021. GRE試験に向けた最終確認の終了

    3021. GRE試験に向けた最終確認の終了

    先ほどGRE試験に向けた最後の確認を行った。ETSのウェブサイトに行き、そこで本番を想定した模擬試験の問題を復習していた。 これから長丁場の試験が始まるため、長く復習をするのではなく、目を問題文に慣らす程度に留めておくようにした。スタートのライティングセクションでは、設問文を丁寧に読み、何を求められているのかをしっかりと把握する。 GREのライティングにおいては、問われていることを正確に解答の中に反映しているかどうかがとりわけ重要になる。設問文を読んだ後に、自分が書こうとする論点を手元のメモ用紙ではなく、解答スクリーン上に打ち込んでいく。 これによりメモを取るために手を動かす時間を省くことができる。そういえばこれまでは、こうした工夫を思いつかなかった。 とにかくGREのライティングでは、分量が求められるため、十分な量の文章を書くためにはこうした工夫が大切になるだろう。ライティングのセクションは二問あり、その次に読解のセクションがやってくる。 読解のセクションでは、文意が把握しづらい問題は深入りすることなく、スクリーン上の機能を使って問題に印をつけ
    3020. GRE試験当日の朝に

    3020. GRE試験当日の朝に

    アムステルダムのホテルにて、今日は五時半過ぎに起床した。昨日は九時過ぎに就寝したから、十分な睡眠が取れたように思う。 確かに今日のGRE試験のためか、すぐには寝付けなかったが、それでも今の状態はとても良いと言える。今日の試験の開始に向けて、ここから心身をさらに整えていこうと思う。 昨日は丁寧にも、プロメトリックセンターからリマインダーの電話があった。こうしたことはこれまで一度もなかったため、丁寧な対応を嬉しく思う。 試験開始は午前九時からだが、試験の受付は八時半をめどに済ませておく必要がある。ホテルから試験会場までは歩いて数分のため、八時を過ぎてからホテルをチェックアウトしたいと思う。 今日の試験終了を持って、一ヶ月間にわたるGREの試験対策を終えることになる。試験結果がよほど悪いものでない限り、四年前の試験結果もまだ有効であるため、再受験はしないようにする。 確かに、GRE試験に向けて語彙の強化に励むことは意味があるが、こうした試験に向けての勉強を続けているのは精神衛生上あまりよろしくない。基本的にGRE試験は、さらなる成長につながるようなアセ
    3019. アムステルダムでの散歩を終えて

    3019. アムステルダムでの散歩を終えて

    穏やかな夕日が空に浮かんでいる。時刻は午後の六時を回った。 今、私はアムステルダムのホテルの自室にいる。午後四時にホテルに到着し、荷物を降ろして散歩に出かけた。 夕食を買いに行くついでに、アムステルダムを代表するサッカーチームであるアヤックスのホームスタジアムまで歩いてみた。宿泊先のホテルからスタジアムまでの道のりは散歩をするには最適であった。 自転車が走る道と歩道とがきちんと分けられており、どちらの道も綺麗に整備されていた。私と同じように、その時間帯には何人もの人が散歩を楽しんでいた。 宿泊先のホテルの周りは高層ビルが多く、オフィス街なのだが、人気があまりない。ちょうど今は夏期休暇の時期であり、勤め人は休みを取っているのだろうと思われた。 今日は平日であるから、そのように考えてみなければ、この人気のなさを説明することは難しい。人気が少ないおかげもあり、とても落ち着いた雰囲気が辺りを漂っている。 同時に、突如として人類の数が減ってしまったかのような、近未来都市の様子も醸し出している気もする。いずれにせよ、サッカースタジアムの外観を見学し、散歩をし
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