2676. さざ波のような転調に向けて
今日の早朝は雨が断続的に降っていたが、昼前から晴れ間が広がり始めた。今は夕方の五時を迎え、太陽が姿を見せており、西日を地上に照らしている。 今日も静かに、そして充実した形で過ぎ去っていく土曜日であった。先ほど一週間分のカレーを作り終え、過去の日記の編集も済ませた。...
2675. 小雨降る土曜日の朝に
今朝は五時前に起床したため、早いもので起床から四時間が経とうとしている。朝早くに起きて一日を開始させると、午前中の間にいろいろなことに取り組むことができる。 先ほどまでは日記の執筆に並行して、音楽理論のテキストを読み進めていた。その書籍は300ページを越す分量を持っているが...
2674. デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園及びクレラー・ミュラー美術館の再訪に向けて
どうやら完全に外は晴れたようだ。早朝に空を覆っていた雨雲が今はうっすらとした雲に変化している。 優しいそよ風がフローニンゲンの街を時折駆け抜けていく。その風の流れに乗って、小鳥たちのさえずりが聞こえて来る。 ここ最近はバッハではなく、モーツァルトのピアノ曲を聴いている。ほぼ...
2673. 物語り、物語られる人生
早朝に窓ガラスを叩く雨音が聞こえてきた。それは静かな形で鳴る自然の目覚まし時計のようであった。 今朝私は、窓ガラスにしたたる雨音によって目覚めた。昨日の就寝前に少しばかり雨が降り、それが止んだ後に昨夜は寝ることになったのだが、ちょうど目覚めの時間帯と重なってまた雨が降り出し...
2672. この夏のヘルシンキ旅行に向けて
時刻は夕方の七時半を迎えた。結局今日はこの時間帯まで雨が降らなかった。どうやら深夜に雨が降るらしく、明日は一日を通して断続的に雨が降るようだ。 先ほど、再来週に迫ったロンドン旅行に関して少しばかり調べ物をしていると、嬉しい偶然があった。なんと、ロンドン市内で予約したホテルの...
2671. 思わぬ訪問者とデッサンについて
姿の見えない小鳥たちが静かに鳴き声を上げている。今、その鳴き声に静かに耳を傾けている。 透明な世界に響き渡る静かな音。吹き抜けるそよ風の音が聞こえてきそうな雰囲気の中、小鳥たちの声が淀みなく流れていく。 そういえば今日もまた昨日に引き続き、二羽の小鳥が書斎の窓の近くにやって...