2374. 音を楽しむこと
昨夜の作曲実践について少しばかり振り返っている。昨夜は、マックス・レーガーの“Modulation (2007)”をもとに、転調に伴う構造的パターンの把握に努めていた。 夜に新たな曲を作るのではなく、就寝前の時間帯は、このように作曲の構造的パターンの把握に努めるような実践を...
2373. インターンの最終ミーティング
小雨の降る早朝。今朝は五時半に起床した。 起床の際に、昨日と同様に、小鳥たちの合唱が聴こえてきた。昨日に引き続き、私はまたベッドの上で小鳥たちの合唱にしばらく耳を傾けていた。 心が静かに晴れ渡ってくるかのような鳴き声である。真っ暗闇の中に、清澄な小鳥たちの鳴き声だけがこだま...
2372. 雷の落ちる夜に
夕食後、就寝前に向けての最後の仕事に取り掛ろうとすると、突然雷が鳴り始めた。そして、先ほどからパラパラと降り始めていた雨の勢いが増した。 午後に大学のキャンパスにミーティングに出かけた時は雨が降っていなかったため、今このようにして雨を眺めているのが不思議に思う。とりあえず外...
2371. ツショル教授との研究ミーティングより
先ほど小さな幸運に見舞われた。フローニンゲンで生活を営む中で良く運がいいと思うのは、大抵私がどこかから自宅に戻った直後に雨が降り始めるケースが多いことだ。今日もまさにそうだった。 午後にミヒャエル・ツショル教授とのミーティングがあり、それが終わって自宅に到着して数分後に突然...
2370. 作曲技術の発達プロセスに関する研究案
今はまだ優しい太陽がフローニンゲンの街全体を包んでおり、雨が降る様子はない。午後から行われるミヒャエル・ツショル教授とのミーティングが終わり、自宅に帰るまでになんとかこの天気がもって欲しいと思う。 午前中からスヴャトスラフ・リヒテルの演奏するバッハを聴き続ける中で仕事を進め...
2369. バッハの優れた演奏者と作曲の新たな習慣に向けて
今日は早朝からバッハの曲をかけている。ここ最近、毎朝一人作曲家を選び、一日中その作曲家の曲を聴いているため、今日はバッハを聴き続けることになるだろう。 これまではグレン・グールドの演奏ばかりを聴いていたため、他にバッハの優れた演奏者がいないかどうかを調べてみた。すると何人か...
2367. 小鳥たちの大合唱と夢
今朝方、目覚めぬか目覚めないかの意識状態の中、小鳥たちの大合唱が聞こえてきた。それは静寂な辺りに清々しく響き渡っていた。 澄み渡ったいくつもの高音が重なり合い、美的な音色を生み出していた。私はその音色に目を覚まされ、しばらくベッドの上でその音色に耳を傾けていた。その音色は遠...