2115. 抑圧的介入
先ほど自分で書き留めた日記についてさらに振り返りをしている。それは、成長支援に関するテーマのものである。 数日前に、オットー・ランクの書籍を読んでいる際に、一つ重要なことに気づかされた。端的に述べると、良かれと思って処方した打ち手が、他者の成長を妨げることにつながってしまう...
2114. 成長支援者に見られる誤認識
相変わらずの寒さであるが、一方で日の出の時間はどんどんと早くなってきている。今は七時前だが、すでに空は徐々に明るくなってきている。 季節が光の世界へ徐々に向かっていることがうかがえる。書斎の目の前に見える裸の街路樹も、しばらくすると再び豊かな緑をつけるだろう。...
2113. 言葉の誤用と言葉の綾
昨日は本当に寒い日であった。今朝六時に起床したところ、今日もまた寒さを感じた。 今の気温はマイナス9度であり、外はかなり寒い。しかし今日の最高気温は1度まで上がるので、昨日よりは暖かいと言える。 三月を迎えようというのに、ここ数日間は異常な寒さであった。幸いにも、明日からは...
2112. 批判と熱気
夕食を摂り終え、食器を洗っている最中、大学教授に対する痛切な批判を述べている自分がそこにいた。「なぜ大学教授はあそこまで不勉強なのだろうか?」という言葉が自然と漏れた。 大学教授全般に対して、おそらく自分の内側の何かを投影する形で、彼らの不勉強さを批判していた。多分それは自...
2111. 寒く暖かい冬の夕暮れ
先ほどインターン先のオフィスから自宅に戻り、夕食を済ませた。今日は本当に寒かった。 ただし、奇妙なことに、オフィスから自宅に戻る時は早朝よりも寒さは感じられなかった。帰宅時の気温はマイナス2度であり、早朝のマイナス7度と比較してみると、随分と暖かく感じられた。...
2110. あのおじさんと自己超越
冷たい木枯らしが外の世界に吹き荒れている。風がゴーゴーと吹く音が聞こえて来る。 今日はサンサーンスのピアノ曲を聴きながらオフィスで研究を進めていくことにした。これから午前中の研究に取り掛かろうと思うが、その前にまだ書き足りない何かがあるような、つっかかりが自分の内側にあるこ...
2109. 極寒の別世界から
先ほど無事にインターン先のオフィスに到着した。「無事に」と思わず言葉を付け足してしまったのは、あまりにも外が寒く、冷たい風にさらされ続けていたからである。 自宅を出発したのは午前九時を迎えた頃だったが、その時の気温はマイナス7度だった。太陽は出ているのだが、いかんせん空気が...