2047. 存在の明滅
今朝は五時半過ぎに起床し、六時を過ぎた頃に一日の活動を開始させた。今朝は雪は降っておらず、いつものように闇に包まれた静寂さが外の世界に広がっている。 今日は研究インターンの四日目の日であり、起床直後に体を温めるために浴槽に浸かった。湯船から上がり、書斎の窓を開けると、小鳥の...
2046. 半記号・半動物
今日も一日が静かに終わりに近づいている。早朝にある考えが浮かび、それについてまた少しばかり思い出している。 とても不謹慎かつ単刀直入な言い方かもしれないが、科学論文ばかり読んでいては知力が脆弱になる感がある。もちろん、科学論文を読み進めることによって、ある一定程度まで知力は...
2045. 学びと関与
今日は早朝に雪が降り、今は雨雲が空を覆っている。外の世界は低音を伴う鋭い風の音楽を奏でているかのようである。 小雨が降る午前中、今日もある日本企業との協働プロジェクトの仕事を進めていた。昨夜も少しばかり考えていたのだが、組織と協働させていただく時に、成人発達に関する知見を活...
2044. 明日への扉
ここ数日間空を見ながら感じていたことを簡単に書き留めておきたい。それらの感覚はその時の自分が確かに生きていたという証であり、同時にそれらの内的現象は今の自分に繋がっているのだから。 先週一週間、もしくは先々週は煌めく星々が夜空に見えるような日々が続いていた。だが、ある日を境...
2043. 間主観的な他者理解を示唆する夢
今朝は六時前に起床した。起床後、寝室からゆっくりと書斎の方に向かっていくと、窓の向こう側の世界に雪が舞っている光景が目に飛び込んできた。 今日は朝から雪が降っており、道路にはすでにうっすらと白い雪のパウダーが積もっている。確かに今雪が降っているのだが、意外にも外気はそれほど...
2042.「デジタルラーニングと学習環境」の第二回のクラス
今日は早朝から本当に天気がいい。先ほど、行きつけのチーズ屋から自宅に戻り、今は昼食を摂り終えたところである。 今日は早朝に、「デジタルラーニングと学習環境」のコースの二回目のクラスに参加した。このコースは、私の研究アドバイザーのミヒャエル・ツショル教授が担当しており、普段の...
2041. 数日前の日記から
早朝に数日前に執筆した日記を読み返していた。それらの日記を読むと、欧州生活での二年前に迎えた初めての葛藤の痕跡を見ることができた。 とりわけ、科学と芸術の意味と意義、それらがこの社会に果たす役割についての問いは、今でもまだ納得のいく回答を自分の中で持てていない。その問いに対...
2040. 不気味な夢と近所の騒音
私:「誰?」 という一言を発して、深夜に一度目を覚ました。時刻を確認すると、夜中の二時だった。 あまり思い出したくないような不気味な夢を見ている最中に、自分の部屋のドアを誰かが開けたように錯覚されたため、私は思わず「誰?」という言葉を発していた。...