2067. ライフワーク
起床してから二時間以上が経ったが、相変わらずあたりは真っ暗である。よくよく考えてみれば、今日は五時に起床していたから、今のこの時間帯が闇に包まれていたとしても一向におかしくはない。 今日は日曜日であるため、その静寂さが一層強さを増す。そうした中にあって、小鳥の声がいつもより...
2066. 他者の謎の上を他者の足で歩こうとする人間
いつも大抵、日本語でこのようにメモ書きとして日記を残す分量は、だいたい4,000字から5,000字の間に落ち着く。主題が先にあることが当然多いが、仮にそうだとしてもそれをどのように文章の形にしようかなどは一切考えていない。...
2065. 躍動する生命と身体
今日の仕事に取り掛かる前に、最後にもう一つ文章を書き留めておきたい。今朝確認してみると、昨日は三つほどの日記を書き残していたようである。 いつも平均して四つほどの日記を書き残しているため、昨日は平均よりも下回る形であった。そうした日の次の日の朝は、昨日書き足りなかったことが...
2064. 創造プロセスについて
作曲実践に取り組めば取り組むほど、曲を作ることの奥深さを知る。確かに、曲を作るプロセスには意識的な箇所と無意識的な箇所の双方が伴う。 作曲実践の経験を積めば積むほどに、意識的に生み出されるものと無意識的に生み出されるものの両方の質が高まっていくという現象は大変興味深いことで...
2063. ある日曜日から
今朝は五時過ぎに起床し、五時半過ぎから本日の活動を開始した。とても静かな日曜日の朝である。 昨日同様に、書斎の中にバルトークのピアノ曲を掛けながら、早速一日の仕事に取り掛かることにした。昨日も作曲実践に取り組む中で、他の作曲家が残した楽譜というのは実に優れた教材であると改め...
2062. バルトークの音楽宇宙との出会い
これから三月末まで研究インターンに従事する。来週にもう一度、インターンにおけるアドバイザーを務めていただくジャン・ディエナム博士と、昨年にフローニンゲン大学のMOOCに関するワークショップを提供していた実務的な責任者の方を交えてミーティングを行う。...