1848. 創ることを通じて生きること
昨夜就寝に向けて準備をしていると、自分は創ることの中でしか生きないことを改めて誓った。それは必要な誓いだったのかはわからない。 なぜなら、そうした誓いを立てるまでもなく、もはや私は創ることの中でしか日々を生きられないからだ。今後、学術論文や日記を執筆し続け、作曲を毎日行える...
1847. 問いだったのだ
今日も静かに一日がスタートした。一切の風が吹かず、書斎の窓から見える闇に包まれた世界は静止しているかのようである。 時間が止まってしまったかのような世界。流れていく時間の世界の奥にある、時間の流れぬ世界で生きることの擬似的体験を今まさにしているかのようである。...
1846. 七年の発酵期間
先ほど夕食時に、夕方に行きつけのチーズ屋で購入した、七年発酵物のチーズを食べた。チーズ屋に立ち寄った際、豊富なチーズを眺め、ここ最近はいつもこれまで食べたことのないチーズを購入するようにしている。 そのチーズ屋にだいたいどのようなチーズが置かれているかはすでに把握していたの...
1845. アリス=紗良・オット氏の演奏から
この夏、ノルウェーのベルゲンにあるエドヴァルド・グリーグ博物館に足を運び、宿泊先のホテルに戻ってきて、私はすぐさまグリーグのCD曲集をSpotifyを経由して探していた。 その時に偶然、アリス=紗良・オットという同年代のピアニストの方の作品を見つけた。それ以降、グリーグの作...
1844. 前職時代の経験とシステマティックレビューの執筆
昨日は夕方から、「システマティックレビューの執筆方法」のコースの第三回目の課題に取り組んでいた。各回のクラスに合わせて、そのクラスが行われた当日か翌日に課題をこなすようにしている。 このペースで課題を進めていくことが最も望ましいように思える。この進め方を採用すれば、クラスで...
1843. 作曲実践の方向性とゴッホの手紙
薄い雨雲が空を覆っている。朝の八時を過ぎてようやく辺りが明るくなり始めた。 空を飛ぶ黒い鳥の色が、まだそれほど黒く感じられない。 先ほど、作曲実践に関する軌道修正について書き留めていたように思う。作曲を行うためには、やはり知識という観点が不可欠であり、知識がなければ統一的な...