1506. 時間帯に応じた文章と音楽
いよいよ今日からフローニンゲン大学での二年目のプログラムが始まる。起床直後の心身の状態はとても爽快であり、目覚めの良い朝となった。 ここ数日間は五時半に起床していたが、今日は六時半の起床であり、少しばかり多めの睡眠をとった。起床に合わせて、エドヴァルド・グリーグのヴァイオリ...
1505. なぜ日記を書くのだろう?なぜ曲を作るのだろう?
波の立たない穏やかな大海に、真っ白な一つの綿菓子が浮かんでいるかのようだ。そんな光景が夕方のフローニンゲンの空に広がっている。 夏季休暇の最後の日曜日がもう直ぐ終わろうとしている。この二ヶ月半の休暇は本当にあっという間であった。それでいてこれ以上に充実した夏はこれまでなかっ...
1504. MIDIキーボードと欧州二年目の生活について
今日も一日があっという間に過ぎ去って行ったという感覚がある。気づけばもう夕食の時間に近づいている。 学術研究と作曲実践の双方にバランス良く従事していると時間が経つのが本当に早い。時間が光のように進んでいく中にあって、その時間の中にいる間はずっと、時間の濃い密度に包まれている...
1503. 自らの人生を自ら綴ることの大切さ
夢から覚め、夢の断片的な記憶を書き留めたところで、少しばかり心を再度落ち着かせていた。あの夢は何を暗示していたのだろうか。 とても印象的なのは、夢の中で私は、体験したことのないぐらいの真っ暗闇の世界を歩いていたことである。闇の中に光る、道行く車の黄色く光るライトを忘れること...
1502. 歩いていた自分
今朝は五時半に起床し、六時前に今日の仕事を始めた。昨夜気付いていたように、日が暮れるのが早くなり、日が昇るのがいよいよ遅くなっている。 今は辺りはまだ真っ暗闇に包まれている。九月に入ったからだろうか、日の出の時間が遅くなっただけではなく、起床直後の気温が随分と下がっている。...
1501. 日々を綴り、人生を綴ること
部屋全体に静かなピアノ曲が響き渡る。そんな中で先ほど昼食を摂り終えた。 昼食後、書斎に戻ると、机の前に座った瞬間に、先ほどのゼミナールのクラスの内容が思い出された。それほどまでに今日のクラスは、自分にとって意味のあるものであったように思う。...