1536. 音楽体験の充実をもたらすもの
昨夜の作曲実践はとても実りの多いものだった。一昨日、音楽理論に関するMOOCを幾分受動的に受講していると、脳がどんどん重くなるのを感じた。 人の話をただ聞くだけ、書物に書かれたことをただ読むだけ。そんなものは学習でもなんでもなく、自己を深めることに一切繋がらない。...
1535. あの鳥の鳴き声のように
昨夜は久しぶりに大学時代の友人と会った。彼は現在アメリカの大学院に留学しており、彼と最後に会ったのはかれこれ三年前となる。 三年の月日はお互いを確実に変化させているようだった。私とは対照的に、彼は大学時代において学業が極めて優秀であり、今所属している大学も米国の名門大学であ...
1534.「学習理論と教授法」「評価研究の理論と手法」のコースについて
今日は久しぶりに大学図書館で学習を行っていた。午前中のクラスを終え、午後からのクラスに備えて課題図書を再度読んでいた。 いつもは、自宅の書斎の机に置いている書見台に専門書や論文を乗せて読んでいるのだが、机の上にじかに資料を置きながら読むというのは身体上非常に負荷がかかると改...
1533. 鏤骨
今日は早朝から大学のキャンパスに行き、二つの講義を受けた。昨日までは『成人発達理論による能力の成長』のオンラインゼミナールの講師を務めていたが、今日からは再び学習者の立場となる。 様々な文脈の中で多様な社会的役割を担うことは、私たちの本質的な特徴であるアメーバ的可変性を刺激...
1532. ためらいのない歩み
今日からいよいよフローニンゲン大学での二年目のプログラムが実質上始まる。先週にプログラムに関するオリエンテーションがあり、今日から実際のコースが始まる。 昨夜はいつもと同じ時間に就寝したにもかかわらず、今朝はいつもより一時間以上遅い時間に起き、睡眠をいつもより多く取った。昨...
1531.「自分の日記」
日記とは何なのだろうか?欧州での生活を始めて以降、「日記」と呼ばれる表現手段について、考えさせられることが何度もあった。 そして、今もまだそれについて考えることがよくある。「日々を記す」ということ、記される日々は何であり、日々を記すというのは本質的にどう言うことなのだろうか...