1556. 自己、即、道:道、即、自己
——我らの行為は、我らを追う——ポール・ブルジェ 日曜日も終わりに差し掛かり、明日からまた新たな週が始まる。先ほど夕食を摂りながら、改めて自分の日々の取り組みが一体何であるかを明確なものにしようとしていた。 やはり、私の日々の取り組みは、人間発達に関する科学的・哲学的・...
1555. 燃焼と静けさ
遠方の空に白く輝く雲が見える。その他の雲は、灰色というよりもむしろ、薄い青色を発しながら空全体を覆いっている。 天気予報では午後から雨とのことであったが、夕方を迎えた今において、まだ雨が降っていない。幸いにも、来週の半ばからは天気が回復し、晴れの日が続くようである。...
1554. 回るコマとそれを支える存在
今日は早朝から、何だかとても活力に満ち溢れている。フローニンゲンの寒さなど物ともしない熱情が自分を包む。 炎に炎を注ぐことなどできない。これはすでに完全であり、いつも常に私の中に絶えずあるものだ。 ただ、私がこの完全な炎に気づけないことが時にあるだけなのだ。早朝の起床時に最...
1553. 不毛な試みに邁進する現代人
自己を求める人。自己を探そうとする人。それらはどちらも本質的に何かを見誤っているようである。 昨夜就寝前に、「自己の基底」に触れる体験にまたしても見舞われた。この体験についてはこれまで何度も書き留めているから、あえてここで繰り返して説明することをしない。...
1552. 意義喪失と意義再燃
今年のフローニンゲンでは、夏をほとんど感じることができず、気付けば秋がやってきた。今日も天候が優れず、晴れ間が一瞬広がった昼食前に、数日分の食料を買いに近くのスーパーに出かけた。 天候は優れないが、自分の探究活動は順調に進んでいる。今日も午前中に、予定の専門書を読み、それは...
1551. 探究サイクル
昨日から暖房をつけ始め、就寝時には湯たんぽを使うようになった。まだ九月半ばだというのに。 今朝も足元が冷えるため、暖房をつけることにした。今日は土曜日であるが、普段と一切変わらずに学術研究と作曲実践を行っていこうと思う。...
1550. この世界の神々との邂逅
フローニンゲン大学での二年目のプログラムの第一週が終わり、週末を迎えた。起床直後、いつもと同じ日課を終えてから書斎の机に着く。 A4サイズで印刷をした年間カレンダーの一日を、また今日も一つ丸で囲む。ここ数日間の風の強さとは打って変わって、早朝のフローニンゲンはとても穏やかだ...
1549. 不毛な探究の停止へ向けて
夕方の時刻を迎えた。早朝の天気予報を裏切る形で、今日は夕方までは晴れ間が広がっていた。 明日からまた天気が不安定になるようであるから、本日ランニングに出かけた方が良かったのかもしれない。しかし、今日はランニングに出かけなかった分、自分の仕事が進んだ。...