1313. 一羽のカモメの教え:表現行為の動因から形へ
何かに近づきつつあるという感覚と何かとの距離が広がりつつあるという感覚が同居するような感覚。何かを積み上げては壊し、また何かを積み上げていく中で何かを生み出していく感覚。 そうした感覚を日々抱いている。一羽のカモメが書斎の窓の近くを横切り、早朝の夏の空を優雅に飛んでいるのが...
1312. 自分の中の夏
今朝は五時半過ぎに起床した。昨日は、オンラインゼミナールに向けての資料作りに午後から夜にかけての時間を充てており、そのおかげもあり第三回のクラスの説明資料のほとんどが完成した。 今週末からゼミナールが開講することになるが、開講前までに、少なくとも第四回のクラスまでの説明資料...
1311. 小雨降る日曜日の午後
午前中、複雑性科学の概念を教育研究に適用した論文を四本ほど読んだ。先日にも、複雑性科学と教育に関する専門書を数冊ほどアマゾンで注文していたため、今月と来月は随分とこのテーマについて自分の理解を深めていくことになるだろう。...
1310.「かくあらねばならぬか?」「かくあらねばならぬ」
夏季休暇に入ってからもう少しで一ヶ月が経とうとしている。この一ヶ月を振り返ってみると、その歩みは順調だ。 どのような意味で順調かというと、自分のなすべきことが遅々として進んでいないが着実だという意味である。時が流れるのを早く感じることも遅く感じることもないように、時の流れに...
1309. 生命のぬくもり
早朝の三時半、半覚醒状態の意識の中で、私は何かの気づきを得たようだった。それはダイナミックシステム理論を活用した人間の発達に関するものであり、「階層的統合化(hierarchical integration)」という概念に関するものだった。...
1308. 北欧旅行への思い
読みに読み、書きに書きという生活を送る中、私は今の自分が認識している「読みに読み、書きに書き」という言葉を幾十にも累乗に掛け合わせたい気持ちで一杯である。 今の私が「狂気」だと見なしていることが、日々の「朝食」と同じであるかのように捉えたい。いや、今朝目覚めたのと同じように...