1323. 意識の向こう側と精神の火
早朝の仕事に取りかかろうとすると、けたたましい雷とともに、雨が降り始めた。辺りの鬱蒼とした薄暗さは消えていくというよりもむしろ、その存在感を強めている。 白い閃光を伴う雷が、この地上のどこかに落ちたことを知る。それはどこか、自分の頭上に落ちてきたかのような感覚を引き起こした...
1322. 探究魂との一体化
夢を見ない静かな日が続く。自分の無意識が眠っているかのような日がここ数日続いている。 もちろんこの数日間、全く夢を見ていないわけではなかった。事実、昨夜は少しばかり夢を見ていた自覚があり、夢の内容が断片的な記憶として残っている。...
1321. 映像と情感を喚起する文章・ウィルバーの最新刊・人口知能に関する協働プロジェクトへ向けて
夕方に、嵐のような突発的な雨に見舞われた。私は幸い書斎の中にいたが、雷を伴うあまりに激しい雨に少々驚かされた。 地面に叩きつけるような雨が降り、同時に突風を伴っていた。窓ガラスに激しくぶつかり、しぶきを上げる嵐のような雨を見ていると、その激しさがある瞬間から美しく思えた。...
1320. ここでしか育まれえぬ思考と感覚
早朝、この夏の北欧旅行の旅程について書き留めた。文章を書き終える頃には、辺りもすっかり活動的な午前中の様相を呈し始めた。 先ほどは、北欧旅行の外形についてしか触れないようにしていたのだが、それでも自然と今回の旅の各地でもたらされるであろう思考や感覚などが自発的に湧き上がって...
1319. この夏の北欧旅行の旅程:デンマークとノルウェーへの旅へ向けて
昨夜、ようやくこの夏のデンマーク・ノルウェー旅行に向けての各種の予約を済ませた。一夜明けた今朝は、旅の始まりを今から心待ちにしている自分がいることに気づく。 昨日の夕方から各種の予約をしようと思っていたのだが、実際には夕食後からとなり、結果としていつもの就寝時間を超える形で...
1318. 風土と自己
今朝は五時半過ぎに起床し、六時から仕事を開始した。午前十時を迎える段階で、すでに七本ほどの論文に目を通すことができ、今日は論文の読み込み作業が非常にはかどっている。 ここで一息つくために、コーヒーを飲みながら少しばかり文章を書き留めておきたいと思う。 ...