709. 大河の一滴を求めて
数日前より、朝の時間をより有意義に過ごしたいと思うようになった。私はこれまでも午前中の時間を非常に大切にしていたのだが、これまでの姿勢をさらに見直し、午前中の時間をより集中的に仕事に充てることができるのではないかと、ふと思ったのだ。...
708. 最終試験に向けての雑記
いよいよ明日は、「複雑性と人間発達」のコースの最終試験がある。試験に向けて、先週から今日にかけて集中的にコースの振り返りを行っていた。 前回の「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの最終試験は、試験時間二時間の中で六問の記述問題に回答することが要求されたが...
707. 絵画的・音楽的に生きること
早朝から何やら物音がするので、いつもより早く目が覚めた。物音が聞こえてきたのは、上の階からであった。 そういえば、最上階に住むスウェーデン人のアクセルは、九月から五ヶ月間ほどフローニンゲン大学で研究を進めた後に、スウェーデンに戻るということを述べていたのを、眠い目をこすりな...
⭐️【お知らせ】Back Number Vol 21(記事401-420)
いつも発達理論の学び舎をご覧になってくださり、どうもありがとうございます。 依然として寒さが残っていると思いますが、春の到来もあと少しですね。お体にはくれぐれもお気をつけください。 それでは、過去のブログ記事401-420に加筆・修正を加えたBack Number Vol...
706. アブラハムのように:内側からの促しとそこからの出発
そもそも今の私は、なぜ成人発達の研究と実践に強く関心を持っているのかを考えていた。確かに、米国在住時代の後半の私は、子供たちの教育に携わっていたこともあり、成人期前の発達にも大きな関心を寄せていた。 しかし、今の主要な関心事項は、再び成人発達と成人教育に戻っている。これまで...
705. 実証的教育学とMOOC
フローニンゲン大学での二年目の生活について、少しばかり進展があった。二年目の生活において、どのプログラムに在籍しながら自分の研究を進めていくかに関して、二つの選択肢で揺れていたことを以前言及したように思う。 具体的には、「産業組織心理学」のプログラムに在籍しながら、ネットワ...