368. 個人と組織の発達に関する新たな理論モデル「ダイナミックネットワーク理論」
フローニンゲン大学でダイナミックシステム理論に関する経験豊富な研究者や実務家から直接教えを受けることに伴い、ただただ嬉しい意味での驚きに包まれている。この一年間の小さな目標は、これまで培ってきた構造的発達心理学の言語体系を一旦手放し、新たな言語体系を内側に構築していくことで...
367. 記憶の秩序体
昨日の正午、近所のスーパーに買い物に出かけた時、昼の盛りとは思えない柔らかな太陽光に私は包まれていた。緯度の高いオランダの太陽光は、これまで経験してきた太陽の光とは別種のものであると気づかされた。この太陽光は白昼夢を見ているかのような感覚を私に覚えさせる。...
366. 閉鎖系システムから開放系システムへ向かって:他者からの刺激と促進
正直なところ、この数年間を振り返ってみると、私はひどく閉じた世界の中で探究活動を行っており、他者から何か刺激や促進を得ることに対してそれほど積極的ではなかったと思われる。 この背景にはもしかすると、年齢を重ね、さらには自分の専門性を徐々に確立していくと、それが自己を閉鎖系の...
365. 第二回目のオランダ語のクラス:語形変化・数字・アルファベット
今日は早朝の九時からオランダ語の二回目のクラスがあった。火曜日と金曜日に行われる週二回のクラスはそれぞれ教室が違うので気をつけなければいけない。今日は法学部がメインとして使っている建物でクラスが行われた。 第一回目のクラスは簡単な挨拶表現のみを取り扱ったので、まだ文法に関す...
364. 知性・能力の発達に関して注目する「ダイナミックネットワークモデル」
勉強したいという気持ち、研究を進めたいという気持ちを抑えることができず、今日は休日にもかかわらずいつもより30分ほど早く起床した。早朝のルーティンをこなしている最中、研究に関するアイデアが閃いたのでそれを研究ノートに書き記しておいた。今の私は確実に、フローニンゲンという街が...
363. カリキュラム再考
今日は、プログラム長のルートと一年間のカリキュラムの最終決定と論文アドバイザーの選定のための面談をした。論文アドバイザーに関しては、このプログラムに応募する前からサスキア・クネン教授に依頼をしており、彼女が私のアドバイザーを務めてくださることになっている。...