377.「才能」に関する近年の視点
「タレントディベロップメントと創造性の発達」のコースが行われるレクチャールームに到着すると、すでに教師のルートと20人ぐらいの学生がそこにいた。ルートと簡単に挨拶を済ませ、自分の席を確保した。事前にルートから話を伺ったところ、このクラスは履修定員の70名を超え、80名近くの...
376.「タレントディベロップメントと創造性の発達」:第一回目のクラス
今日は「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの第一回目のクラスがあった。フローニンゲンに到着してから一ヶ月強の時間が経ち、ようやくプログラムが本格的に動き始めたのを感じる。 フローニンゲンに到着後、このコースが始まる前から、人間の知性や能力が卓越に至るプロ...
375. 自助
フローニンゲンの気候も随分と秋めいてきたのだが、今日はとても暑い日であった。夏としての役目を果たし、爆発の中にフローニンゲンの夏が死んでいくかのようであった。明後日からは、最高気温が20度前後の気候となるようだ。 日ごとに自分の思考空間が英語という言語に支配され、その間隙に...
374. 雑菌状態の中へ:「ノイズ」を学習に組み込む重要性
昨日のスーパーでの買い物は終始一貫して、見事にオランダ語のみで乗り切ることができた。毎日少しずつオランダ語を学習することによって、最初は一つの単語もわからなかった状況から、このように少しずつオランダ語の意味世界を理解できるようになっているのは実に面白い。...
373. オランダ語による「スピードデート」
今日は第三回目のオランダ語のクラスがあった。早朝の習慣となっている種々の実践の中にオランダ語のシャドーイングを導入しようと思っている。普段の生活を送るだけではオランダ語を聞いたり話したりする機会は少ないため、シャドーイングを行うことを早朝の習慣としたい。英語のシャドーイング...
372. 思想や哲学
気がつけば九月も終わろうとしている。早いもので、フローニンゲンで生活を始めてから二ヶ月が経とうとしていることにふと気づかされた。十月が近づいてくるにつれ、フローニンゲンの街も徐々に寒くなり始めている。 早朝の起床は、太陽が昇るよりも早くなってしまった。薄暗闇の中、今朝も太陽...
370. 学ぶ喜びの感覚質
一昨日は自分の中で燃え盛る情動と向き合うことが非常に難しかった。それは自分の中の全てを溶かしてしまうかのような力強さを持った情動であった。こうした情動は、自分の中の経験を発酵させることにどのような影響を及ぼすのだろうか。...